米国アマゾンが1994年にシアトルで誕生してから30年だそうだ。
30年と言えば一昔前に我が国では「会社の寿命30年説」というのがあった。
しかしアマゾンにとってこんな俗説は全く無縁のようである。
今やGAFAの一角として留まるところを知らぬ成長を持続しているからねぇ。
筆者にとってアマゾンで忘れられない思い出がある。
あれは創業後10年近くのことだったろうか、米国内2か所目の流通センターが閉鎖に追い込まれたことだ。
この出来事は米国出張時に現地のニュースで知ったので知ったので今でも鮮明に覚えている。
「さしもの急成長企業もこれまでか」と思ったものだがすぐに創業者の信念通り成長軌道に戻った。
「アマゾンは顧客に力を注ぎ続ける」といって豊富な品揃えと利便性(アマゾン・プライムなど)を強化していった。
書籍のネット販売で事業をスタートさせた同社も今の稼ぎ頭はAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)だ。
さらに「宇宙」だの、「AI」だの、に食指を伸ばす同社に「寿命」を感じさせる気配はない。
創業40年、創業50年にアマゾンは一体どんな会社になっているんだろうねぇ?
日本にはこんなベンチャーが現れないものかねぇ?