昨日投開票があった東京都知事選だがその結果を報じるテレビニュースについてちょっと奇妙に思うことがあった。
当選者の小池現知事に脚光が当たるのではなく候補者の1人で予想以上に善戦した石丸候補が主役ではないか、と思わせたことだ。
3選を果たした小池現知事は当選が決まっても高揚感もなく淡々と対応していたがその一方で次点あるいはそれ以下に終わった石丸候補が生き生きとしてメディアのインタビューを受けていたことだ、まるで勝利者のように。
既存政党に頼らない新鮮さが有権者にもメディアにも好感されたのだろうが当選者以上にこれほどチヤホヤされる候補者は見たことがない。(笑)
何故か新しい風を感じたものだ。
騒動に巻き込まれた形の蓮舫候補者には同情するがこれで有権者の選挙意識や政治参加が変わればそれはそれで意義あることだ。
早速石丸候補の転身先が気になるところだがむしろ近く予定されている衆院選にどんな影響を及ぼすのか、の方が気になっている。
第2、第3の石丸候補が登場してくるかもしれないからねぇ。
既存政党だってウカウカしておれないと思う。