今日の新聞を見ていて「給食無償化は困窮対策か」の見出しが目に付いた。
困窮対策も何もいつまでこんな給食無償化議論を重ねているのか、という思いがしてならない。
首相の言う異次元の少子化対策っていったい何だろう。
「子育てに費用がかからない社会に」が叫ばれて長年経つのに未だにこんな議論が続いていること自体不思議でならないのだ。
財源問題、所得制限をどうするかって?
筆者はすべての給付について所得制限設定は手間がかかるだけでメリットがないと考えている。
もしも新たな財源が必要だというのなら所得税の累進性を強化したらいい。
高所得者には「ノブレス・オブリッジ精神」を持っていただきたいし何よりも税率に対しさほど痛痒感はないと思う。
それよりも何よりも税制そのものをシンプルにすることに意義があるのだ。
おおよそ我が国の税制は複雑すぎる。
食物アレルギー問題で給食を利用できない児童も一定数存在するがそれはそれで別に対処すべきであって給食無償化の障害にしてはいけない。
とにかく我が国の少子化対策は情けないほど進捗しない。
首相がよく言う「先送りできない課題」って何だろうと思う今日この頃である。
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