長らく家電の王者を誇ったパナソニック(旧松下電器)が01年以来の規模となる1万人の人員削減計画を発表した。
このところ世の中は人手不足と新卒者高初任給のニュースが相次いでいたのでこのパナソニックHDのニュースは変に新鮮に受け止めた。(笑)
それにしてもパナソニックの業績はさほど落ち込んでいるわけでもないし勿論赤字決算ということもない。
それでも目先ソニーや日立などと時価総額などで大差をつけられているから同社トップの危機感の表れがこのような荒療治を決断させたのだろう。
総合家電メーカーの行く末も相当厳しいのかもしれない。
ただ今回のリストラ計画も27年3月が目途というから若干余裕がある。
退職を迫られる従業員もある程度腰を据えて身の振り方を考えられるのではないか。
昨今人材紹介サイトは数多ある。
専門分野に特化したものも多数あると聞いている。
幸いマクロ的にいえば人手不足が進む世の中だからひと昔あった就職氷河期のような悲哀は軽微ではないか。
規模の違う企業に身を置くも良し、新しい職種にチャレンジするも良し、はたまたベンチャービジネスを起こすという手もある。
「人生到るところに青山あり」なのだ。
「災い転じて福と為す」という諺もある。
どこにでもチャンスは転がっている、くらいに考えた方がいいと思う。
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