フリーターが語る渡り奉公人事情

ターミネイターにならないために--フリーターの本当の姿を知ってください!

事前告知

2006-04-28 23:11:03 | イベント/ミーティング
明日はいよいよプレカリアートOFFです。

昼の1:30、梅田のビッグマンの前で、画用紙に大きく「OFF」と書いたのを手に持って、お待ちしております。

「プレカリアート!!!」と叫んだあとは、お茶でもしながら仕事や生活について、あなたのお話をきかせてください。プライバシー・企業秘密は守ります。

きっとあなたは一人じゃない。あなた(だけ)が悪いんじゃない。ふだん会社でも街角でも冷たく通りすがる人たちと、リラックスして大事なことを話しましょう。つらいことや悲しみを一人だけで背負わないで。まわりに必ず味方がいます。。グチを言ったり相談したりできる、友達を、学校や会社の手から取り戻しましょう。
学校は社会を分極化する。ならば接着剤でくっつけましょう。なんとか、権利のための絆を作りましょう。

紀伊国屋の奥まったところにNEKOという喫茶店があります。それから、近くにドトールコーヒーショップとかサンマルクカフェもあります。そのうちどこかに入って、お茶でも飲んでお話をしたいのです。

当日、「おみやげ」に資料(労働や失業問題、若者問題にからむもの)を用意します。

いたらないファシリテーターですが、どうぞみなさまのご理解・ご協力をよろしくおねがいします<(_ _)>。




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プレカリアート・オフ!ーー集合95℃ーー

2006-04-22 22:23:47 | イベント/ミーティング
(この記事は転送・転載・プリント・アウトして、多くの方に知らせてください!)

非正規雇用(パート・アルバイト・派遣・業務請負・属託・契約社員・準社員)の人たちを中心にオフやりませんか。ご興味があれば正規雇用その他のお立場の方も結構です。

労働・失業・雇用・職について顔をみながら話してみませんか。

働くって何? 組織って何? あの会社は絶対おかしい、ややこしいこと言ってくる家族とか親類の対策、フランスのデモって……などなど。


くわしくは次のとおり。

2006年4月29日土曜日 1:30pm~4:30pm
場所:紀伊国屋梅田本店
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/osaka/01.htm

の前にあるビッグマン(どでかいスクリーン)の前。(梅田の待ち合わせのメッカ。)

やること:男性は「プレカリオ」、女性は「プレカリア」、そして最後に全員で「プレカリアート」と大声で叫びます(恥ずかしい人には拒否権アリ。笑)。
これで集合沸騰、とまでいかなくても集合95℃になって、それからお茶でも飲みましょう。いきなり100℃以上だとヤケドするとよくないので。

その後、集まった人数とリクエストを見て、近場にある喫茶店もしくはカラオケまたはファミレスなどに移動します。
当日、話のネタになりそうな新聞・雑誌のコピー、サイトのプリント、おかしなことをしている会社の写真などがあれば、ご持参ください。
梅田は便利なところです。インターネット・カフェで最新の情報のプリントをとってくることもできます。

合言葉:「プレカリアート(不安定階級)」

例:「あなた、プレカリアート?」
「うん、プレカリアートだよ」

こういう答え方でも結構です。
男性:「プレカリオ」
女性:「プレカリア」
中性・両性具有:「プレカリウス」

★宗教・政治団体の勧誘、ならびに物品の販売はお断りしています。特定の信念・信仰をおしつける会ではありません。
★当日話されたプライバシーや企業秘密については、互いに尊重しあってください。


                               文責:ワタリ
        当日のファシリテーターもワタリがやります。(ちょっと緊張)

                  連絡先 ardea_cinerea2002@yahoo.co.jp

(4/15補足)特定の思想のおしつけと誤解されかねない部分があったため、一部削除しました。


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会社の毒の中和法

2006-04-22 22:23:38 | 日常生活
このあいだ、ある派遣会社に登録に行ってきた。
他の会社の例にもれず、いつ、どんな仕事があるか、わからない。
人を幼児扱いしたり、待遇はよくないのに正社員やプロとしての意識を持てと説教する書類を読まされる。この業界の恒例行事ながら、頭が痛くなってくる。

帰宅後、寝込んでしまった。疲れて疲れて昼の4時まで寝込んでしまったのだった。しばらくして気を失うように寝込み、気がつけばよるの7時。
そうして、次の日に予定していたサルや狩猟採集民の話のある民族自然誌研究会、鉄道組合の主催によるグローバリズムに関する国際シンポジウム、六ヶ所村の再処理施設の事故にからむ学習討論会などに出席できなくなってしまった(泣)。(明日はなんとか「不登校親の会」と「尼崎駅前追悼集会」のどちらかに出席するぞ。)

求職仲間で、面接の前にアトピー性皮膚炎がひどくなったり、吐いたりする例もある。

会社というのはどうしてこうも疲れてしまうのだろう。明るい地獄とでもいうのか。
わずかにマシになったのは、会社のどこがどのようにおかしいのか、このブログや「研究会・職場の人権」定例会への出席などによって、分かってきたことだ。
会社がおかしいことをしていたら、なぜどんな風にいけないか、以前より少しは見えるようになってきた。いざとなったら、どこに相談するといいか、あるいはそのことをほのめかすだけでも、同僚や自分を守ることができるかもしれない。マクロな流れを一挙に変えられなくとも、少しでもマシな条件を引き出すことならできそうだ。そう思うと、会社に行くのがほんの少し苦痛ではなくなる。
求職労働も辛いものだけれど、ぼちぼちいこう。

もうすぐOFFだ。OFFに来た人が、自分のように悪性の孤立感を抜け出し、苦痛が減ればいい。そういうオフになるようにどうしたらいいか、考え中だ。

OFFについての覚書ーー登校拒否からプレカリアートへ

2006-04-21 19:21:03 | イベント/ミーティング
ある方からプレカリアート・オフ会について問いあわせいただきました。
そのときの返事の一部を紹介します。()内は、ブログ用の補足です。

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拝啓

○○ ○○ 様

お忙しい中、29日のOFF会についてお問い合わせいただき、ありがとうございます。 (中略)

思想も、(なんでも)いいですよ。 宗教・政治(自己開発セミナー・マルチ商法)とは無関係、とひとこと入れてなければ、人が引いてしまいます。

何をもって思想・信仰の「おしつけ」と見るのか。意見を発表するだけでおしつけじゃないか、という議論もあります。それは相手の反応をみながら、相手を傷つける侮辱にならぬようにしてくれればOKです。意見はいろいろある。自分の意見も他人の意見も尊重する、という柔軟性を大切にしたいということです。

万が一話がこじれれば、常識による配慮や話しあいによって解決していただきたいのです。それでダメなら、主催者が仲裁に入ることになるでしょう。もっと厄介な事態になれば、弁護士・警察などにお世話になるかもしれません。そうした事態にいたらないように、参加者各自の自覚・配慮を求めているのです。

こうしたOFFを主催するのは、わたしにとってはじめてです。 どんな方針でやるか、お話させてください。

まず画一的な正しい答えありき、スケジュールありきという官僚化した組合のようにはしません。そういうやり方によって、差別的な侮辱を受け傷つけられた若者や女性もいますので。

当然ながら、他の組織や個人の支援もなく、フランスのような大行動はできません。

まずは顔あわせです。そして、お互いがお互いから学びあうのです。自分たちの仕事、生活、心配事などなど。 すべてを知る権威はプレカリアートOFFにはいません。たとえてみれば、知識のポトラッチ・パーティー です。ポトラッチでひとり一品持ち寄るように、ひとりひとりがパズルのひとかけらを持ち寄る(あの職場めちゃくちゃ。家の圧力がウザイなど。)。 それは分断統治として強いられる自立を、連帯に変えてゆく試み です。

そうやって、視野を広げ、自分たちにとっての課題を見出すのです。 国の大学を出られた国の大学の先生が若者の心を研究する「希望学」はいかがわしい。国の権威は、個人やコミュニティが手にしにくいマクロなデーターを提供すればいいのです。
ファシリテーターはおきますが、彼(女)はすべてを知るものではありません。ファシリテーターの知ることは、参加メンバーの知らないことである。しかしメンバーが知っていて、ファシリテーターの知らないこともある。そういう前提にたって、自分たちのリアリティをいっしょに組み立てていきましょう。

当日、参加者のリクエストなどを聞かないとはっきりわかりませんが、カラオケも会場として考えています。いっしょに遊んで、何が好きかを知らないと、「不安定雇用はこうした状態にある」とプレカリアート内部にも、外部にも情報伝達できないからです。また、労働だけではなく余暇をも尊重したいのです。二宮金次郎風の勤勉主義を問い直す のです。
失業者の権利 として、何もしないでそこにあること を尊重したいのです。

労働への自由、労働からの自由の両方を尊重 するのです。

それは、主に80年代を通じて、自らの登校拒否/不登校を通じて、親の会やフリー・スクール/フリー・スペース/ホーム・スクールのネットワークの人々と共につちかってきた文化遺産でもあります。次の世に、よき文化を残したいと思います。なんでも新しければいいというオリジナル礼賛など相手にしたくありません。

当日、お会いするのを楽しみにしております。

                                                                       敬具

                                                                       ワタリ
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000219-kyodo-soci

ひきこもり自立支援施設で、事故があった。失業とか半失業のフリーターだって、ニートだとか甘えだとか決めつけられたら、こういう労働下宿みたいな空間に隔離されて、ひどい目にあわされるかもしれない。施設の外の人間は、施設の悪い条件で働く人と比べば恵まれていると言われるだろう。職場で労働条件を悪化され、家では非難・攻撃にみまわれるだろう。

労働と余暇への2つの権利を擁護する。入りたいときに仕事がないことの多い半失業者、不安定雇用者にとって、そしてすべての人の休んだり遊んだりする権利のためにも忘れてはならない論点だ。




フランスのデモ光景ブログ

2006-04-19 04:32:17 | 歴史
日本語の説明つきでフランスのデモ風景を紹介しているブログ発見!

http://parisparis.exblog.jp/i20

暴れる人たちのいるエリア/時期もあれば、子ども連れの家族や老夫婦の歩けるところ/時もある。
ハチマキ風シールを額に貼りつけた学生さんのアピールもユニーク。

派手に暴れ目当てにデモにやってくるカスールという不思議な人たちは、高校や大学に行けないという。


少なくとも主観的錯覚において、登校拒否という呪いのレッテルを頂戴した時期の自分もそうだった。失礼を承知で言うと、高校生とか大学生を同じ人間のようには考えられなかった。

今では、いっしょに会社で働いたり、NGOの交流会でけっこう深い話もできたりしたこともあって、イメージが変わってきた。高校生も大学生もみながみな敵じゃない。
個人やグループごとの違いはあれども、根本的には人類だったり哺乳類だったりするわけだ。
そこではまだお菓子を食べていない人にあまったお菓子を優先的に配ろうとかいうことは、フツーにやっている。
幸運にもいい人・いいグループに恵まれたのか、そこでは学歴や「学力」によってお茶菓子の配分量を決めろなどと言う人はいなかった。教育熱心な家庭なんかとは違う世界だ。

トクヴィルは、身分が違うと人は信じられない残酷さを発揮できると述べている。なにかのおりに共同作業をやるとか、共通の時間・空間をもつということがあれば、人は相手に対してあまり冷酷にはなれない。(ただし、そこは強制ではなく、選んだり選ばれたりする必要があると自分は考える。)
選べないで隔離される極地はアパルトヘイトであり、ゲットーである。
一方、適当に時間的・空間的すみわけをしなければならないのも事実だ。たとえば、朝のラッシュ時、いっぺんに乗客をひとつの電車におしこむわけにはいかない。住宅街に核再処理施設を作るわけにはいかない。(←というよりも地球に?)

正規雇用と非正規雇用を隔離してはいけない。今はふたつの間に壁を作ったり、溝を掘ったりしているのが現状だ。それを今から埋めてゆかねばならない。ちょっとした線とか点線くらいなら引いてもいいけれど。それ以上はダメだ。
具体的には賃金・保証、「誰の仲間か分からない人とはつきあいにくいから」という「理由」による社交の場からの排除をやめさせる。
貧乏人は家賃の安い郊外や旧被差別地区に住むほかないというのもよろしくない。いろいろな人たちが混じり住むコミュニティを再建する必要がある。ただし、いわゆる「封建的」な負の遺産ーー男尊女卑や年功序列などーーは取り去って。



単純作業はむつかしい

2006-04-19 03:00:54 | 日常生活
『タカマサのきまぐれ時評』http://blog.drecom.jp/tactac/archive/140#comments
のコメント欄に書いたこと。



>>伊原亮司さんの『トヨタの労働現場』が えがいているとおり、現場労働は、「誰でもできる単純作業」でなどない。

いろいろ書きましたが。少し追加させてください。派遣の場合は特に、派遣された先の会社の社員になりきる演技力も当然視されています。また、一日、一週間といった短期でいろいろな会社や職場をまわされても平気な神経も必要です。特に配置転換が違法なやり口であっても目をつぶること。それに、違法行為や搾取の構造を批判をしている同僚がいれば、上に密告するさもしさも求められます。
休み時間に親しく話した同僚は、スパイかもしれない、それを考慮に入れて働かねばならない。これほど「複雑」に神経を使う労働もないのではないでしょうか?


TB用URL→http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20060402


何からの安全?

2006-04-19 02:48:28 | 日常生活
↓『日本がアブナイ!』http://mewrun7.exblog.jp/i8 に書いたコメントと管理人さんのレス


Commented by wataryanse at 2006-04-05 02:52


日本の治安が破られているとわたしも日々感じています。
身近で犯罪が増えたという話はとんと聞きません。
ただ、職場がリストラをしているとか、倒産したといった話はいくらでもあします。
つまり、今、職のセキュリティが危ないのです。フランスじゃないけれどデモくらいやってもいいはずです。

なのに、統計では増えていない犯罪に特化してセキュリティを話すのはおかしい。マスコミの誘導ではないでしょうか。

身近な日常的なセキュリティーー職の、賃金の、過労死/過労自殺なしで働けるセキュリティ破壊が語られないのは、間違っています。


Commented by mew-run7 at 2006-04-05 03:02
wataryanseさん、コメント有難うございます。

私の身近では、殺人まで至りませんが、物騒な事件が増えています。
高齢者、女性、子供が被害にあうことも多く、生活圏でのセキュリティ
の問題が深刻になっています。

ただ、犯罪に限らず、仕事、生活など全ての面で秩序や安全が崩れて
いるようにも思います。
<それが犯罪につながる場合もありますし。>
何で日本人はひたすら耐えているのでしょう。
痛みに耐えてばかりいたら、やられるばかりですのに。


TB用URL→ http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20060403


研究会・職場の人権4月定例会

2006-04-17 17:33:20 | イベント/ミーティング
4月15日、研究会・職場の人権職場の人権の定例会が開かれました。

報告者は労働行政の橋本芳明さん。http://homepage2.nifty.com/jinken/news/yokoku.htm
コメンテーターは労働組合の小川亮さん。

大阪府の労働行政の担当者を招いてのお話でした。
労働行政の方は、実際の大阪の労働行政について、具体的に報告していました。
会社で起こったいじめその他のトラブル、それをどのように行政の立場からアドヴァイスしたか。行政はどのように会社や労働者に関わったらいいのか。職員にも広まるメンタルヘルスの問題。グローバリゼーション・構造改革の影響。などなどお話は多岐にわたる充実したものでした。
ちょうど会場になっていたエルおおさかも民間管理に移されようとしていること、同じビルに入っているジョブプラザの職員も非正規雇用が大半であることも指摘されました。当の労働行政そのものが行革のなか食傷されていて、自分たちのクビを守ることも大変だということです。
<2006/4/22付記>大阪府のジョブカフェは、リクルートなど民間のスタッフが有期雇用で入っています。民間のノウハウを利用して必死に若い世代の職探しをして、やっと世紀雇用が3%、非正規雇用が97%と、正規雇用を増やすことができたそうです。<2006/4/22付記>

休憩時間にはお菓子も出るなどくつろいだ雰囲気の中、会場は40名あまりの老若男女が入り交ざり、時間ギリギリまで質問が出されていました。さまざまな角度からよせられる質問に、橋本さんはていねいに答えていました。

その後、喫茶店で交流会が。
禁煙席と喫煙席に座りわけ。禁煙席に座ってみたら、正規雇用・非正規雇用入り混じりでした。みなさん紳士・淑女で、非正規雇用をバカにする発言はゼロ。自分が「少なくとも一万社以上を面接のためにまわり、80社以上で働いた。いまは、疲れてあまり面接には行っていない。ほとんど家にいる。ニートっていうのは問題がありすぎるから、隠居しているようなもの」といっても「フーン、そう」という感じの反応がかえってくるだけ。
数名で、労働や職、若い世代や非正規雇用の生活のむつかしさについて情報・意見交換ができました。
オフ会のことを話すと、非正規雇用だけではなく正規雇用の方も関心を示す人がいました。









睡眠のための一案--9時のルール

2006-04-14 15:50:23 | 政策
ちょっと思いついたことがあったので忘れないうちにメモしておきます。

派遣・請負会社からの仕事の連絡は、時間を問わない。うえしんさんも書いていらっしゃるが、朝の5時6時、あるいは深夜の11時12時代にも当たり前のようにかかってくる。

待っている身はそわそわしている。いつ連絡があるのかわからないのだ。それも、どんな仕事がどこであるのか、一日何時間入れて、どの程度の期間仕事の口があるのか、予想もできない。

そこで、借金のとりたてではないけれど、法で規制できないだろうか。

朝9時以前は夜9時以降は、派遣会社は労働者に電話・ファックス・メールをしてはいけない。、派遣会社は労働者に電話・ファックス・メールをしてはいけない。

こうした案を、派遣にからむ法のなかに、なんとか入れられないだろうか。

眠れないからといって睡眠薬をコッソリ飲むのはおかしくはないだろうか。
いつもかなりの人が胃腸薬を手放せない状態は、「自己管理」が弱いからなのか。
いや、少しでも環境を整備して、人が夜眠る権利を手にするべきなのだ。
もちろん、この程度の改良ですべての眠りが安らかになるはずもない。
それでも、声をあげられる人はあげたほうがいいんじゃないだろうか。
全共闘世代なら5月と間違えそうな、今回のフランスの騒動もそうだけど、少しでも考えたりものを言っても生きられる立場の人が主張してゆくほかない。
わたしも家族や親類の福祉によって、なんとか情報発信できる立場に今はいる。
だから、できるかぎり言っておきたい。

派遣会社は、人の眠る権利を侵してはダメだ。
こういう小さなところから、人が労働力商品扱いになるか、それとも人として働いたり勤めたりできるかどうかが分かれてくる。
パート・アルバイト・派遣・業務委託……。雇用形態はちがえど、その根底には共通項がある。同じ労働者であり、同じ失業者だ。なによりも同じ人間だ。さらに底に行けば同じ哺乳類とか同じ動物とかいう枠もある。
で、個々のユニットどうしでなくては通じない話もあれば、共通にわかる話もある。

労働者・失業者・人間あたりに共通する利害を、訴えて行きたい。。
それは派遣会社の従業員、それに派遣会社のお客になる企業の従業員の労働条件をよくすることにもつながるのだから。
技術の進歩による弊害を減らすということにもつながり、人と科学技術とのよきバランスを作り上げる品位ある仕事と生活に向けて、一考を願いたい。

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シリーズの変更

2006-04-11 18:39:52 | Weblog
新自由主義と自由主義なんてたいそうな2大テーマでシリーズものをやろうとした。けれど、ついてゆけない。

新自由主義について勉学するゆとりが今はない。自由主義については十代のころからの積み重ねがあるんだけど。一方しか知らないでもう片一方を語れないのではないか?

そこで、自由主義者から見たネオコンのおかしいところを指摘する方針にきりかえた。これなら書けるだろう。

新自由主義について知りたい読者は、ご自分で別のサイトその他をあたられたい。

アルバイト・若者の的確な描写

2006-04-11 18:37:16 | Weblog
BIG BANさんhttp://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2006/02/post_3856.html

の若いアルバイターらの描写が正確かつ誠実。

マスメディアのバッシング報道に比して、なんてまともなんでしょう。

読者も、こういう情報があれば、どんどん人に紹介しましょう。


アレントは、ナチス台頭下において、反ユダヤ主義の存在をまるごと否定するか、あるいは認めるかの2つの態度がユダヤ人にみられたと言っています。
今の日本で反若者主義の存在を認めない立場をとったとしたら。
徴兵制や、ニート・ひきこもりらを以前ソ連が必死に探していた「怠惰精神病」として隔離・収容する道をひらくリスクもあるのです。ここはその存在を認め、反対の姿勢を明らかにしておきます。

ハンセン氏病者の隔離・断種・虐待も、座敷の中にいる患者を可視化し救済するという「善意」をもって行われました。それも、一歩また一歩と患者がいない国・社会が理想とされ、互いに分かれて暮らすほうが互いの利益のためとの言論が専門家らからも出されるなかで、徐々に隔離体制が整っていったのです。
若者、特に怠けとされるニートやそれに近いとみなされるフリーターらの社会的排除ーー長くつづく一連のプロセスーーを防ぎたいとわたしは考えます。
ですので、後藤さんのようにおかしな言論をチェックする活動も必要ならば、こうしていい情報を広く知らせる活動も必要と判断するものです。

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わき道ブログ作りました

2006-04-07 21:20:36 | Weblog
みなさん、今お休み中ですが、中途報告です。

こちらのブログでは、アルバイト・パート・派遣等いわゆるフリーターの労働・失業問題からはじまり、オタク、ニートその他いろいろな話題を扱ってきました。

それで、ちょっと脱線するくらいならいいのですが、大幅に話のズレるコメント・トラックバックなどの扱いに苦慮してきました。

そうしたお話を扱うために、わき道ブログ始動しました。

ワタリのわき道

話がそれるけれど興味深い/重要な話題は、わき道ブログに移したうえで展開します。どうぞよろしくお願いします。

お断り2 シリーズが遅れているおわびその他

2006-04-03 22:02:34 | Weblog
自由主義と新自由主義の話を書く予定はすでに読者にお知らせしました。
で、今燃え尽きかけていてスムーズに書けません。自由主義の古典にも目を通すのも、遅々としてすすみません。

時折、意識が薄れて放心状態におちいるのも、覚悟がないからでしょう。このように不利な生き方を生きるには、どんなにみじめになってもよいという覚悟が必要なのに、恐れているのです。面接で何を言われようと、妙なメールが舞い込もうと、気にしなければいいのに、人の目ばかり気にする自分は、情けないです。

ま、失業も半失業も、自分を責めて解決する問題じゃない。ブログを続けられるかぎりは続けましょ。燃え尽きないようにヒートアップした体と頭をしばらく冷やしてやるつもりです。

この自由主義と新自由主義の対比と、自由主義の擁護ができれば、本にするためのメールも書かないといけない。

「切断操作」など社会学のジャーゴンを使って、わたしが言っていないことを言ったことにして因縁つけてくる悪質トラックバックは迷わず消せばいい(人の言っているテーマや文脈やニュアンスを無視して言葉をむざんに切りきざみ、片っ端から的外れのコメントをつけていた。あれはいったい何だったんだろー)。「フリーター/オタク/ニートは死んでください」なんてメールにいちいち返事を出す必要もない。困ったコメントは荒らしの保存庫にうつせばいい。保存・反論するほどでなえければ消してもいい。

新しいPCも手に入れた。もうすぐ自宅でネットできる環境になる。そうしたら、本を参照しながらでも書ける。ネットカフェに参考図書やメモを持ち込むとかさばりますから。

というわけで、しばらくトラックバック・コメント・メールに十分対応できません。あしからずご了承のほどを<(_ _)>。