フリーターが語る渡り奉公人事情

ターミネイターにならないために--フリーターの本当の姿を知ってください!

引っ越しのお知らせ

2008-05-07 23:24:55 | Weblog
コメント欄にバイアグラやサプリメントやいやらしいお誘いが、一日あたり50-100件もついています。

ですので、移転をします。

フリーターが語る渡り奉公人事情2

これからもよろしくお願いいたします。m(_ _)m

運営変更のお知らせ

2008-02-14 14:57:30 | Weblog
スパンコメント・トラックバック防止のため、しばらくの間実験的にコメントとトラックバックを事前承認制にしました。

よろしくお願いします。

(転載)日雇い派遣についてパブリックコメントを出そう

2008-02-14 14:50:01 | 連帯・社会運動
みなさん、ロクに記事が更新できず、すみません。
体調が悪く、寝込んでは起きることの連続なんです。

ところで、グッドウィル・ユニオンのブログからの転載です。
厚生労働省が日雇い派遣についてパブリック・コメントを募集しています。
どしどし意見しましょう!

点線以下、転載。
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2008-02-13 00:28:56

日雇い派遣についてパブリックコメントを出そう!厚生労働省に意見を言おう!
テーマ:労働運動
先日、曖昧な日雇派遣指針を発表した厚生労働省。現在、その指針について「日雇派遣労働者の雇用の安定等を図るために派遣元事業主及び派遣先が講ずべき措置に関する指針案等に関する意見募集について 」として、いわゆるパブリックコメントを募集しています。http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495070237&OBJCD=100495&GROUP =


受付は2月21日(木)まで。




意見を書きたいけどどんなふうに書いていいかわからないと言う方のために、以下に「概要」をもとに意見の例を示しました。これをアレンジしていただくのもOKですし、気に入ったところをそのままコピペしていただいてもOK。もちろん自分で指針案などを読み込んで、始めから独自に作成できればなおOKです。





「募集要項」などについては、厚生労働省のHPを確認してください。

2月14日からは、学識経験者による労働者派遣法の改正に向けた議論が始まります。今回のパブコメで寄せられた意見の一部は、この研究会にも何らかの形で反映されていと思われます。

マナーを守って適正に、できるだけたくさんの方に応募していただけることを期待します。




「日雇派遣労働者の雇用の安定等を図るために派遣元事業主及び派遣先が講ずべき措置に関する指針案等に関する意見」


 「概要」をもとに、以下のように意見を提出させていただきます。行政手続法にのっとり、十分に考慮していただくことをお願いします。

Ⅰ 日雇派遣労働者の雇用の安定等を図るために派遣元事業主及び派遣先が講ずべき措置に関する指針

①趣旨

「日雇派遣労働者(日々又は30日以内の期間を定めて雇用される者)について、派遣元事業主及び派遣先が講ずべき措置を定めたものである」について

日雇派遣労働者と呼ばれる者の中には、同じ派遣元から同じ派遣先に長期間派遣され続けている者もいます。今回の指針では「日々又は30日以内の期間を定めて雇用される者」のみを保護することになり兼ねずもっとも保護が必要な違法状態に置かれている派遣労働者が置き去りにされる可能性があります。ここでは、広く日雇派遣労働者と呼称される「軽作業派遣労働者」を対象とすべきと考えます。

②日雇派遣労働者の雇用の安定を図るために必要な措置

「派遣元事業主及び派遣先は、事前に就業条件を確認する」について

 日雇派遣と呼ばれる形態は前日の午後まで派遣先からの発注を受け付けているケースが多く、趣旨としては理解できますが、現実味に欠けます。

「労働者派遣契約、雇用契約の期間を長期化する」について

 派遣期間は、派遣元だけでなく派遣先の意向が大きく影響します。現行の派遣先指針を改正して、労働契約法の条文と同様の内容「使用者は、期間の定めのある労働契約について、その労働契約により労働者を使用する目的に照らして、必要以上に短い期間を定め㌻ことにより、その労働契約を反復して更新することのないよう配慮しなければならない」を示すべきだと考えます。

「労働者派遣契約の解除の際に、就業のあっせんや損害賠償等の適切な措置を図る」について

現行の指針にも同様の文言がありますが、まったくといっていいほど機能していません。

 労働者派遣契約の解除は派遣先の都合によって生じるもので、派遣先への罰則も含めた規定がなければ十分に機能しないと考えます。

③労働者派遣契約に定める就業条件の確保

「派遣先の巡回、就業状況の報告等により労働者派遣契約に定められた就業条件を確保する」について

 1日のみの派遣について派遣先の巡回は実質的にできません。趣旨としては理解できますが、現実味に欠けます。

④労働・社会保険の適用の促進

「派遣元事業主は、労働・社会保険(日雇に関する保険を含む。)の手続を適切に行う」について

 業界最大手であるグッドウィルは未だに日雇雇用保険の印紙購入通帳の手続きをしておりません。日雇雇用保険の手続きを頼みたいが、これまでの経緯からそうしたことを頼むと仕事の紹介がなくなるなどの不利益をおそれているスタッフがいることも予想されます。1日も早く印紙購入通帳の手続き行政指導により行わせることを期待します。

「派遣元事業主は、派遣先に対し労働・社会保険の適用状況を通知し、派遣先と日雇派遣労働者に未加入の場合の理由の通知を行う」について

 現行の派遣も年新にも同様の記述がありますが、まったくといっていいほど機能していません。

 本来、労働・社会保険に加入すべき派遣労働者であって、未加入の派遣労働者を受け入れた派遣先に対する罰則がなければ十分に機能しないと考えます。

⑤日雇派遣労働者に対する就業条件等の明示

「労働者派遣法に定められた就業条件の明示を、モデル就業条件明示書(日雇派遣・携帯メール用)の活用等により確実に行う」について

 携帯メールによる労働条件の明示を認めることは、文書明示を原則とした労働基準法と矛盾します。集合場所での労働条件明示書の配布などもでき得ることから、日雇派遣であるから文書明示が不可能ということはないと考えます。

⑥教育訓練機会の確保

「派遣元事業主は、職務の遂行のための教育訓練を派遣就業前に実施する」「派遣元事業主は、職務を効率的に遂行するための教育訓練を実施するよう努める」について

日雇派遣の職種は多種多様です。派遣元がそのすべてについて教育訓練を行うことは事実上不可能と考えます。また、軽作業にどのような「教育訓練」が必要になるのでしょうか。

派遣元に教育訓練を義務付けるのではなく、一定の教育訓練の機会を多くの労働者に等しく担保するためには、無料または安価で国が実施すべきだと考えます。

⑦関係法令等の関係者への周知

「派遣元事業主は、派遣労働者登録用のホームページや登録説明会で関係法令の周知を行う。また、文書の配布等により、派遣先、日雇派遣労働者等の関係者に関係法令の周知を行う」について

「派遣先は、文書の配布等により、派遣労働者、直接指揮命令する者等の関係者に関係法令の周知を行う」について

 法律が周知され違法だとわかっても、派遣労働者は違法を指摘すれば契約を打ち切られ、収入の糧である仕事を失います。このような措置は派遣元や派遣先の違法の責任の一端を日雇派遣労働者に押し付けるものになりかねません。

 派遣事業報告により、行政に派遣の実績は通知されているはずです。昨今の「小さな政府」には反しますが、雇用環境を適正なものにするため、人員を増強してでも徹底したつぶさに調査を行い、違法を摘発すべきと考えます。

⑧安全衛生に係る措置

「雇入れ時の安全衛生教育、危険有害業務就業時の安全衛生教育を確実に行う」について

1日のみの派遣労働者に対しこうした教育の実施は事実上不可能です。趣旨としては理解できますが、現実味に欠けます。

⑨労働条件確保に係る措置

「賃金の一部控除、労働時間の算定をはじめとして、労働基準法等関係法令を遵守する」について

賃金の一部控除については、ほとんどのケースで労使協定はなく「事故が起きたときの保険」などといわば偽って徴収を続けてきたのが現状です。

労働時間の算定については、集合時間からの拘束があるケースも少なくありません。

「遵守する」ではなく、調査の上、監督・指導の徹底を期待します。

⑩情報の公開

「派遣元事業主は、派遣料金等の事業運営の状況に関する情報の公開を行う」について

不当に高いマージン率を規制するために、このような規定を設けるという趣旨のはずです。このため個別の派遣料金が明らかにならなければ規制としては不十分です。

⑪派遣元責任者及び派遣先責任者の連絡調整等

「派遣元責任者及び派遣先責任者は、安全衛生等について連絡調整を行う」について

 安全衛生が不十分では、労働者の健康を害する危険性があり、重要な問題と考えます。このため、連絡調整行う具体的な項目について列挙し、要件を満たしていないケースについて指導の対象とすべきと考えます。

⑫派遣先への説明

「派遣元事業主は、派遣先がこの指針を適用できるようにするために、日雇派遣労働者を派遣することを説明する」について

 説明に応じない派遣先は、行政の指導の対象とし、一時的に派遣労働の受け入れをできないようするなどの強硬な措置がなければ必要で「説明する」だけでは、意味がないと考えます。

Ⅱ 派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針の一部を改正する告示

○情報の公開

「派遣元事業主は、派遣料金等の事業運営の状況に関する情報の公開を行う」について

不当に高いマージン率を規制するために、このような規定を設けるという趣旨のはずです。このため個別の派遣料金が明らかにならなければ規制としては不十分です。




Ⅲ 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律施行規則の一部を改正する省令

③事業報告書の様式改正(様式第11 号関係)

「労働者派遣等実績に、日雇派遣労働者が従事した業務に係る労働者派遣の料金、日雇派遣労働者の賃金を追加する」について

不当に高いマージン率を規制するために、このような規定を設けるという趣旨のはずです。このため個別の派遣料金が明らかにならなければ規制としては不十分です。




以上のことから、今回の指針で現状の多くの問題を解決することは事情不可能だと考えます。雇用環境を適正なものとするためにも、労働者派遣法を1999年以前に戻すとともに、登録型派遣を厳しく制限するなどの措置がなければ抜本的な問題の解決はできません。

現在、労働者派遣法の改正に向け、学識経験者による議論が進められていますが、真に派遣労働者のための法改正というスタンスに立った議論を期待します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上、転載おわり。


お断り

2008-02-11 06:52:04 | その他
すみません。誤って、下書きを公表してしまいました。
以前こちらにあった長いメモは、もう少しねかしてから明らかにする予定です。

読者のみなさんも、寒い季節、お体には気をつけてください。

撤退のお知らせ

2008-01-30 16:55:56 | その他
みなさん、お知らせです。

赤木智弘さんの言論をめぐる「希望は戦争?ブログ ~丸山真男をひっぱたきたい Returns~http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/」のオーサー陣から撤退することにしました。

理由は、いろいろあるのですが、まあ一口で言えば、ハイパーメリトクラシーへの抵抗をするために、そのコミュニティにわたしがいることが不適切になったためです。
そのブログを作るグループの連絡用のmixiのコミュで、管理人からわたしへの中傷がありました。抗議はしたものの、管理人側からは誠実な応答は得られませんでした。わたしが「ひとり」だというだけ、あるいは主語を示さない日本語(←両方とも何が悪いの?)を使用したことにより、それはまともな意見ではないと管理人は言っています。
共同体から離れて都市で家や職のないものを、「」身分に組み入れていた江戸期の下層民政策を髣髴とさせる管理人の言説には悪い意味で驚きました。従順に管理人に従う優等生のような参加者。そこに女性憎悪も絡み、精神的にちょっと参ってしまいました。
管理人の交代についての話し合いをきっかけに始まった議論を、管理人は日本語改造論に持っていくなど、不必要な話題の転換によって、自分の正統性や自信のなさを覆い隠そうとしていました。
彼はまた、わたしが中卒であることで、「勉強している質が大卒とは違う」と主張しています。実は、そこの管理人も中卒とカムアウトしているのです。彼は、自分だけは努力している「道徳的によい中卒」であり、エリートの資質がある、しかしその他は努力していない「道徳的に悪い中卒」だ。それに次の管理人に立候補する資格などないと主張しているのです。彼を除けば中卒だとカムアウトしているのはわたし一人でしたから、「ワタリは孤立しているぞ!!(だから悪いんだ。いくらやっつけてもいいんだ。)」とする、コミュ世論にむけたいじめのためのアナウンスでもあります。
新自由主義のプロパガンダに弱い管理人とその追従者らは、エリート主義を掲げ、エリート以外は公共の場であるこのコミュにはふさわしくないといいました。
彼の言うエリートというのは、旧華族でも六本木ヒルズ族でもなく、ある元公立大学の準教授で東大名誉教授の女婿でもある男性を崇拝する儀式に、そのコミュの中で参加することです。
その男とは、イリイチの脱学校化論から「社会の分極化」という概念を抜いた人畜無害化をしたうえで、大手メディアで「豊かな社会のまったり革命」を広告していた人物でもあります。
わたしは、自らの体験と読書による独学によって、その名誉教授の女婿の権威を崇拝する儀式を拒否しました。
すると、人身攻撃がはじまったのです。なおわたしのほかにも、2人のメンバーが管理人からの攻撃を受け、議論がケンカというよりもいじめに近いものとなり、脱退しています。

それから、別のタイミングのことですが、そこに参加していたある編集者が、旧日本軍でもあるまいに「空気の読めないやつはこのコミュにはいらない」とする発言をしていました。いくら流行語とはいえ、その編集者の見識のなさにはあきれてしまったのです。

そうそう。もうひとつ、公共論について。
管理人は、おそらく彼が意図的にひきいれたコミュの新規メンバーにも分かるように意見を言え、ここは公共の場なんだからと言い張ります。
しかし、彼は何百回言っても、自分と少しでも言葉たがえるものにはすぐさまキレたりスネたりゴネたり…を繰り返します。
彼が私的に気に食わないもの、賛成できないもの、即座に共感できないものならすべて反公共であったり、彼自身の表現によれば「デンパ」なのです。
デムパ扱いというのは、高度成長期に「生産阻害因子」とされた精神障害者を、次々と地域社会から新設精神病院へ移していった歴史を復古させようとするものです。
炭鉱産業から石油産業への転換期、九州や北海道という炭鉱地帯から太平洋ベルトの石油産業地帯に労働力を動員させる政策がありました。そのとき、地域がかかえていた各種の障害者が、労働力移動の邪魔になったのです。なので、にわかに病院を建て、普通の病院と比べて医師は1/3、看護士は1/2でもいいということにして、閉じ込め作戦が展開されました。都市部では、ホームレスや浮浪者のなかに精神病患者がいるということで、浮浪者狩りのようなことも行なわれました。作業療法が実質強制労働だった病院もあります。(精神科医は病院というもうひとつのドヤ街/遊郭街に人をいざなう手配師となったのです。)
もちろんその中には、炭鉱労働のために一酸化酸素中毒になり、そこから精神疾患だと診断された人達も含まれます。
仮にも労働問題を扱う集団ブログの管理人が、このように産業発展や病院制度のために個人を犠牲にすることをいざなうことを言うのを見て、大変驚きました。
また異なる意見の持ち主や「積極性がない」ときめつけた人物に、精神障害者差別用語を用いて誹謗することは、コミュの生産性のために人権をふみにじっていることになります。
私企業のわがままを、会社だけで形成されているわけではない「公共の場」において主張することは、それこそおかしいことです。
公共の場には、私企業の求める人材もいれば、そうではないタイプの人物もいます。
公園にホームレスが寝起きすることは、公共の場の不正使用だ。なぜならば散歩の邪魔だからだ。とする、散歩という私的目的による公共の場からのホームレス排除とよく似た論理を管理人から聞かされ、本当に吐きそうになってしまいました。
さらに、管理人は、自分の問題発言をごまかそうとするかのように、わたしの発言の一部を議論の文脈から切り取って引用して、問題発言であるかのように装いました。現代思想用語を必要も無く引用するある種の教養主義を「グロテスク」と言ったり、自分だけががんばっているが、他のコミュ参加者はがんばっていないとするエリート主義に「反吐が出る」と言ったことが、批判ではなく中傷になるか、卑猥語か、古すぎて今では用いられない表現であるか、人権上問題のある発言であるかのように騒ぎ立てたのです。


赤木智弘支持をわたしは撤回するつもりはありません。
ただ、あのブログを作るコミュは、わたしにはあわなかったということです。
中卒だから、女性だから、「積極性」「ネットワーク力」がないからといって人を叩くコミュにはこれ以上いられません。
結局彼らは、経営者の奴隷が欲しいだけなのでしょう。
まあ経営者からすれば、失業だか半失業で、労働問題の取材だのブログだのなんだのをやっているほうが、仕事への「積極性がない」ということになるのかもしれませんが。
これ以上、ハイパ-メリトクラシーに無批判な集団ブログに参加することはやめにします。
そのサイトのリンク、それにわたしに対して「ネットワーク力が低い」と優越感のために人を出汁にするカキコをしたあるライターのブログもブックマークから消しておきました。

あしからずご了承のほどを。m(__)m






周囲もそれを放置し、一部の参加者は、管理人のやっている問題行為をわたしのせいにした、いわば偽装苦情ともいうべきものをmixiのメッセージにしてわたしに送りました。
別の参加者は、彼の方がわたしよりもネットワーク力がもっと高い、と自らのポスト近代化能力の高さを誇る文書を、諸事情によりネットワークを奪われたわたしの日記のコメント欄につけました。

トラックバック用url:http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/20080121/1200850355




緊急速報:グッドウィル失業ホットライン

2008-01-16 02:44:30 | 連帯・社会運動
みなさん、お正月、それに小正月あけましておめでとうございます。
療養しながら大林太良の「正月の来た道」小学館を読もうとしていたのですが。それどころではなくなりました。
港湾労働という893の聖域にピンハネのもとを求めたグッドウィルについに天罰がくだったのはいいのですが、わたくしども日雇い派遣労働者はどうすれば…。親分子分の杯も交わしていなければ港湾では働けないし…。

以下、グッドウィルのコミュより転載です。

【グッドウィル失業ホットライン】

1/18(金)からグッドウィル全事業所が事業停止に突入するのに伴い、グッドウィルユニオンは以下のとおりホットラインを設置します。

「グッドウィル失業ホットライン」
1/18(金)~1/24(木) 12:00~19:00
電話 03-5371-8808

グッドウィルで働く日雇い派遣労働者が大量にあぶれ、生活困窮に陥ることが予想されます。
仕事にあぶれたときの対策として、①グッドウィルに賃金保障を求める(応じなかったら労働基準監督署に申告する)②日雇雇用保険を活用して「あぶれ手当」を受給する-などをアドバイスする予定です。

なお、厚生労働省は本日、「日雇雇用保険の遡及加入はしない」と回答してきました。事業停止に伴い仕事にあぶれる日雇い派遣労働者が生き続けられるよう、厚生労働省の対応の変更を求めて闘います。

また、事業停止に突入する前日の1/17(木)には、グッドウィルに賃金保障を求めるとともに、日雇雇用保険の遡及加入対策さえ講じようとしない厚生労働省に抗議する声明を発表する予定です。

告知:少し休みます

2007-11-27 00:41:56 | その他
気管支炎がなかなか治りません。
しばらく回復するまでの間、このブログはお休みにします。
主な活動は、mixiならびに赤木智弘応援ブログのほうで。
こちらでもときどき短い連絡記事やコメントは入れるでしょう。

労働力の遊女化

2007-11-16 13:55:37 | その他
マリア・ミースは「労働力の主婦化」を唱えた。日雇い派遣の場合は、労働力の遊女化がおこっている。(今携帯からです。続きはそのうち書く予定です。)

しんどい

2007-11-13 22:30:10 | 日常生活
ちょっと風邪ひいちゃって。まだ胃潰瘍と十二指腸潰瘍も治りきっていないし、雨の日に陸橋の階段をすべって尾てい骨の周囲を打撲したのもまだ痛いです。

取材もできずに家にいるのもつらいことです。

そのあいだ、本を読んだり、人にメールしたりしようと思っています。
最近、yahoo! メッセンジャーを再ダウンロードしたし、まだよくわからないけれどスカイプも使う予定。

キャンペーンブログのレスも遅れ気味なんですが、気がついたらしんどくて寝込んでいるんです。

どうやら気管支炎も起こしているみたいで、ちかぢか西洋医学か東洋医学の病院に相談に行く予定も。

ま、調子悪くても入院するほどでもなし。できることを少しずつやっていきますか。





窮鳥、懐に入れば猟師も撃たず。されどサヨクは…ある人へのメール

2007-11-11 17:20:34 | 現状
最近、赤木智弘さんの議論をきっかけに、昔の知り合いと連絡をとった。
彼はいわゆる平和とか左翼とかいわれる世界の人である。
ただし、彼はメールのなかでわたしに道徳的説教をすることはなかった。
30代半ばで日雇い・派遣であることは告げたものの、それについてあてこすったり、なじったり、嫌みを言ったりしてこなかったのだ。
彼はとても上品な人だ。残念なことに、平和系のなかにこういった人は、経験的に言ってめったにいない。特に上の世代では珍しい。

相手の名前と自分の本名は伏せたうえで、そのメールの自分が書いた部分のみを転載する。
点線以下、転載。

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Aさま

お返事、ありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ありません。

いきなりややこしいことをお願いしてしまい、すみません。

いつ亡くなっても仕方ないなあと思いつつ、生きていたらいろいろできることもあるだろうなと考えています。
 
なお、自分が日雇い・派遣をやっているにもかかわらず、道徳的お説教をされなかったのは、ありがたいです。
経験的に言って、平和を唱えるリベラル・左翼・フリースクーラーたちは、懐に舞い込んだ弱った鳥に銃をぶっ放すような反応ばかりです。説教ゼロだったのはAさんがのほか、ハラナ・タカマサさんやkuriyamakoujiさんなどごく少数です。
「(派遣ではピンハネがある、労働基準法無視であるなどの)知識がないからフリーターになる(だからお前が悪い)」「日雇いのフリーターは仕事に対して責任感がない」「グッドウィルユニオンに入りたいというのは、堕落した物質主義だ。精神的価値を尊重していない。腐っている。」「(心身ともにぼろぼろになっているのに)いっしょうけんめい働く気がない」「甘えるな、ふざけるな、逃げるな」「もっと消費しろ(←吉本隆明かぶれの平和主義者)」「人間関係をよくしない(から使い捨てになる)」「(幼児的)万能感が強すぎる(ので正社員になれないでいる)」……。
この種の平和主義者風の攻撃的言辞がなかったことを意外に思うほどに、平和主義者らの非正規雇用者や就職氷河期世代に対する憎しみと見下し意識は激しいのです。
以前、イラク反戦のグループにいたのですが、失業者や半失業者らに対するいじめ・いやがらせのすごさと殺伐とした雰囲気に驚き、グループをやめたこともありました。

世の平和主義とか左翼とかいう人たちが、Aさんみたいに弱った鳥に銃を向けられない人が大勢だったなら、「希望は、平和」となるでしょう。
だけど残念ながら、どうやら大半の平和主義とか左翼やリベラルの人たちは
、懐に舞い込んだ鳥を殺そうとするような人たちみたいです。わたしたちの世代または階層は、それゆえに辛酸をなめているのです。

赤木智弘さんの結婚や家制度への過剰なこだわりには賛成していませんが、
わたしたち就職氷河期世代、ブラック企業経験者、日雇い・派遣等プレカリアートの窮状を軽視できないところまで平和・左翼・リベラルの勢力を追い込んだのは、彼の功績です。その点においてのみ、自分は赤木さんを支持します。

今日はこのへんで失礼します。お元気で。

ワタリ

トラックバック用URL:希望は戦争? 丸山真男をひっぱたきたい~Returns

飲水権の侵害!ーー(転載)日雇い・派遣の真実より

2007-11-09 16:26:04 | 現状
mixiに「日雇い・派遣の真実」というコミュがあります。
そこへの「ブラック企業としての日雇い・派遣」のトピックスに、次の投稿がありました。派遣社員の水を飲む権利を侵害する会社ーー特に現場の正社員ーーの告発です。これでは、「若者を見殺しにする国」というタイトルの本が売れるわけだ。赤木智弘「若者を見殺しにする国」装丁
投稿者の了承を得たうえで、転載します。

点線以下、転載。
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2007年11月04日 04:28
imiないdas
私以前に、日雇いのバイトをしていたのですが、マジで最悪でした
はじめての現場だったので、仕事がわからなくやり方を聞いたら、にらみつけて‘舌打ち’をし「テメェーふざけんなよ」と怒鳴って言ってきて全く仕事を教えてくれませんでした。
その現場は真夏の炎天下での外の作業で、12時間休憩なし、おまけに水も飲ませてくれなく、熱中症で倒れそうになり何度か意識をなくしました。
派遣には飲ませてくれなく、現場の正社員だけが、ガブガブと水を飲んでいる姿を見た時はマジで腹が立ちました
それ以降、ほかの派遣仲間には、「その現場だけは絶対やめときな」と伝えています。
なんというか、派遣というのは正社員から見たら、ただの使い捨てのコマにしかみえないてないと思います。
私が思うに、派遣の会社があるかぎり、フリータ・ニートが減ることはないです。

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今更、ワタリからコメントすることもないように思う。

最近ではマスコミの報道でもやっと、「格差」とか「日雇い派遣」とかいうことが当たり前にとりあげられるようになった。
ネットを通じたネットワークによって、こうした情報も表出しやすく、共有もしやすくなってきた。
少しずつ状況がよくなりつつあるのだと信じたい。
じっさい、自分のところにも全国紙の記者から2件取材もやってきた。十年遅れでも十五年遅れても、取材ゼロよりも取材のあるほうがマシにきまっている。
また、世の中がよくなっていくように、言論を出してゆきたい。

トラックバック用URL: http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/20071109
http://d.hatena.ne.jp/watanabe9105/20070801

子どもも入れる労働組合

2007-11-07 17:56:26 | その他
ちょっと携帯からメモを。集団ブログのコメント欄で、カナメさんの声に応えて、子どもも入れる労働組合について書いた。今すぐリンクを貼れないのが残念。

雑記

2007-10-24 21:33:41 | その他
最近、また調子が悪くて、更新もとどこおりがちです。
それでもまあ、労働組合の街頭活動を2つ取材しました。ただし、そのときのストレスまたはむなしさもかなりのものでした。
頭いたくなっちゃって、今はちょっとうpできません。
外資系ハゲタカファンドが、京都のある会社をのっとって従業員を解雇しているという話は、今の時代の象徴みたいな話なので、なんとか書きたいと思っています。(mixiの日記で書くと、幾人かのマイミクから「胃が痛むんならやめとけ」と心配されてしまった。だけどまあ、ハゲタカファンドにも腹が立つし、また組合批判も織り交ぜて書きたい。)

反貧困の話がどうして納得できないかというと、それが自分たちの自律性を壊す形の援助とか開発になると、かえって物質精神両面ともに貧しさがはげしく固定化されないかという不安。
それに、「緑の革命」のときみたいに、国際的な専門家が「これで豊かになれるよ」とすすめる農薬や化学肥料などを買っても、結局豊かにならないどころかかえって借金がかさむという方向に誘導されることを警戒するからです。
特に教育・訓練を通じて、いつまでたっても職につけないのに、社会から切り離される期間がますます長くならないか。
そこが気がかりなんです。

あと、「考えるための書評集」のうえしんさんの記事フリーター怠け言説が覆い隠してきたものにあるような観点からの心配もあります。
うえしんさんはリンク先の記事のなかで、若者全体を社会からリストラしながら、怠けているとあんなふうに下層になってしまうぞ、と圧力をかけるためにフリーター=悲惨のイメージが流布されていやいないかと問いかけます。
反貧困運動というのも、「ほうっておいたら社会全体がフリーターみたいにかわいそうになるぞ」と勤労者に脅しをかけるためにやっているんじゃないかとの疑いをわたしは持っています。
そこでは、「怠ける権利(マルクスの女婿・ポール・ラファルグ)」をはじめとする生存権はきびしく監視され、今以上に取り締まられることになるでしょう。
たとえ物質的に貧困であっても精神的には貧困ではない場合もある。たとえ旧華族や旧財閥の家柄の出であっても、精神的に貧しい人間も存在する。
まあ、両方ともに豊かであればそれにこしたことはないのですが、貧しい者を悪者扱いしたり、差別的に安易に同情したり、世界の生活文化の多様性を無視して人を救済しようとしたりするような横暴には、抗議していきたいと思っています。
たとえ乞食になったとしても、山の植物の利用法を知っていれば、生き延びられる。これを日本では里山伏などがが継承していたのに、明治以降の近代化政策のもと、途絶えてしまいました。
服部志保さんによると、アフリカの狩猟採集民ピグミー・バカは、森の植物をよく知っており、ひとりひとりが自分にあった薬草を知っているそうです。
こうした「遅れた」「貧しい」知恵を、全部否定したうえで人々に捨てさせ、画一的な学校教育で近代ヨーロッパの豊かさを教え込んだり、反貧困運動によってフリーターの「貧困な」文化・慣習が撲滅の対象となったりする可能性には注意しなければならないと思う者です。

日雇い派遣の職場の、ホワイトカラーみたいに細かな礼儀や言葉遣いにこだわらないのびやかさ、縦よりも横の関係、競争よりも協力優先の姿勢、そしてブログや紙のメディアやストリートでのレイブによる抵抗の文化、それらを「貧困」の名のもと、撲滅させてはなりません。
それを矯正するためのドミナントな専門家による教育や治療を許してはいけません。

あのばかばかしい進歩的文化人が何を言おうとも、自分の働いてきた・生きてきた文化を否定できないし、サラリーマンにしかなれないような新兵養成訓練も、人文教養も、人には断る権利があるのです。
知識豊かな優等生は、自己責任論と結びつく知的好奇心なんかよりも、生きているうちに米を食べたいという人の感情について学ぶべきです。





貧困である権利の訴え

2007-10-14 09:16:40 | Weblog
どうして反貧困運動は、貧困を罪悪視できるのだろう。
富が不平等な配分をされているならば、誰かが文字通り貧乏くじをひくということに考えが及ばないのだろうか?

わたしは貧困でありたい。貧困への自由を主張する。
ただし、社会的排除は望んでいない。
社会的に排除されない貧困を求める。
そのためには、年収300万円程度のベイシックインカムによる所得保証がほしい。
できればある程度は自給自足しつつ、外部のコミュニティとも交流・交換できる生活を求めている。

低学歴・低学力で30代の女性のわたしは、これまでの労働でもう体力も気力も使い果たしてしまった。
それでも貧困という困難をかかえてでも、生きてゆきたい。

この貧困にでもいいから生きたい! という願いを「思想犯罪」のように考えるのが、反貧困運動をやっているグループだ。
自由や平等や共生のための貧困をつぶそうとしている。

反貧困運動の連中にどれほどお説教をくらったって、わたしは六本木ヒルズやミッドタウンに住みたいとは思えない。
アジアのスウェット・ショップで子どもや大人を使い捨てにして作った商品を買いあさって「豊かな社会」「成熟社会」などと言う中流インテリの言葉遊びにも加わりたくない。

世界中の人間がアメリカの硫酸階級の暮らしをしては、環境は立ち行かないとよく言われる。
ハイソ・セレブの暮らしを地球中の人たちがやってしまえば、文化的多様性はどうなるか。

実証されてもいないトリクル・ダウン効果を呪文のように唱えて、世界経済が地球上のすべでの人間に中産階級の暮らしを保証できるとする妄想を、これ以上まき散らすべきではない。

私は求め訴える。貧乏なまま社会の中に生きさせてください、と。

インテリ・サヨクへの呼びかけ

2007-10-14 01:09:07 | 連帯・社会運動
彼らは言う。あんたたちは何も知らないし、遅れている。もっと良い頭に変えたほうがよいね。

彼らは言う。
この世で生まれ変わるような学識のある先生が、
あんたたちをそう言っていると。

この川の両岸に何が見えますか、
先生。
双眼鏡とメガネを出して、
よくご覧なさい。

段々畑には
500種類の花が咲き、
500種類のジャガイモが育っている。
あなたの目に見えないような彼方の
あの500種の花が
わたしの頭であり
わたしの体なのです。」
(ホセ・マリア・アルゲーダスの「学者たちへの呼びかけ」からケチュア語からの翻訳はウィリアム・ロー。ヴァンダナ・シヴァ 浜谷喜美子訳 「緑の革命とその暴力」1997 264Pより孫引き。)

ちなみにホセ・マリア・アルゲーダスはペルーの作家・民俗学者。白人でありながら、インディオのようにして育った。先住民のケチュア語の香りのするスペイン語で小説も書いている。アンデスのフォルクローレ音楽の詩的な世界のような小説を書ける人だ。最期にはピストル自殺した。日本語の翻訳も出ている。『深い川』
『ヤワル・フィエスタ』

ホセ・マリア・アルゲーダスに敬意を払い、彼の言葉に習って、日雇い派遣フリーターからインテリ高学歴サヨクへの呼びかけを書いてみたい。

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インテリサヨクへの呼びかけ
インテリサヨクへの呼びかけ

あなたたちは言う。
「フリーターは無知だから派遣会社にだまされている。
もっと勉強しなければダメだね。」

インテリの高学歴のサヨクは言う。
小さい頃、浜学園で上から一割に入っていた
びっくりするような先生が
あんたたちをそう言っていると。

派遣会社を知っていますか? 人権派弁護士の先生。
そのへんのニートでもつかまえて、虚心に話を聞いてごらんなさい。
工場で若者は体を壊し、労災とばしにあっている。
倉庫の中で、若い体力だけがウリの仕事をしながら、貧しさに耐えている。
派遣会社は危ないと知りつつ、就職先がなくて泣く泣く派遣に登録し、
人から軽蔑される肉体労働につく。
あなたの目に見えないような辺鄙なところにある
工場が、倉庫が、就職のなさが、
わたしの頭であり、
わたしの体なのです。

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読者ならどんなインテリサヨクへの呼びかけを書くだろうか?

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