最近はパソコンを開くことも少なくなってしまった。基本はスマホでなんでも済んでしまう。動画も音楽もゲームもスマホだ。職場が変わってから仕事はかなり楽になった。やっぱ仕事って人間関係なんだなって思う。仕事が早く終わるし、ストレスもおそろしく開放されたので同僚とも週一くらいで飯に行ったりと人間らしい生活を送れている。だから体育館に行ってみたり、本・テレビ・映画・音楽に触れ合って生活してる。幸せだなって思う。そしてふと思う。おれの人生これでいいのだろうかって。結構苦労して資格を得て定職にも就けるようになった。同僚ともまあまあの関係だ。何かが足りない。そこでまあドライブして下町に戻ってみたり湾岸を走ったりとしてみる。まあこんなもんかなと。同僚に合コン行こうぜと誘われたので頑張って行ってみた。生まれて初めて行って思ったのは、開始5分で帰りたいだった。なんでこんなよく知らん人に値踏みされてんのかと思うともう帰りたい帰りたい。複数で会って、またみんなで集まりましょうって社会人なんだから集まれるわけないだろと。そもそも誰なんだよこの人たちはって最後まで思ってた。
埼玉県和光市で暮らしてて面白いのは駅をはさんで南北でまったく違う街並みになること。和光市ってのは研究所が結構あって豊かそうな人が多い。人口8万にしては立派な市役所だし金もあるんだろう。南部は繁華街ぽくなってて街並みも整然としている。有楽町線の始発でもあるために都心に座っていけるからサラリーマンの町といった感じだ。ところが北部に行くばいくほど街並みはわかりやすいように変わる。荒川近辺まで行くと資材置き場やら土木やら運送会社やらラブホやらとわかりやすいほどに変わる。この小さな町に住み分けがされているのだ。東京でいえば南部は怖いもの知らずの練馬ナンバーエリア、北部はお互いのために距離を取る足立ナンバーエリアというか。いろいろとあった町なんだろうなってのがなんとなくわかる。何かが足りないのは何なんだろう。