先日、ちょっと用事があり、大阪の証券会社に行った。
それは、別の人からある会社の株の講座を引き継ぐ手続きのためだった。
いくらか書類をわたし、書き、ハンを捺す。
フロアの天井近くに電光掲示板があり、各社の株価を示している。オムロンや任天堂といった会社のほか、グッ○ウィルの名もあった。そう、あのトラブルと苦情で有名なグッ○ウィルが。
係の人から説明を受けながら、頭の中では別の考えが働いていた。
そうだ、お金が手に入ったて、生活が安定したら、株を買ってはどうか。
株主になれば、株主総会に出席できる。そうしたら、登録した派遣従業員を粗末に扱っていないかどうか問いただすこともできる。
息子・娘がグッ○ウィルに勤めている親で、労働環境に疑問のある方のなかで、お金に余裕のある人にも声をかけてみよう。そうすれば、会社を少しでもいい方向に変えれないだろうか。
現場の日雇いの派遣労働者らは、仕事探しに疲れ、仕事に入ってからも体と神経を使い、ぼろぼろだ。これではとても、社会運動などできない。
賃金も低く、雇用は細切れ。とても株を買う余裕などない。
だけど、親とか、他の有志らが株を買い、株主総会で労災や、労働法違反などを指摘・批判すれば、少しはあの地獄の派遣労働も人間らしいものになるかもしれない。
株もたった一株や二株では証券会社などで取引できないようだ。
だが、お金に余裕のある方はまとめて株をもち、株主の視点から会社を透明性のあるものに変えてゆける。
もちろん、労働組合も、労働NPOも、その正統性を与える学術団体も大切だ。弁護士も、過労死認定に協力的な医師も必要だ。そのネットワークに、株主団体も加われないものだろうか。
<2007.1.20付記>早速、本屋に行って季刊『会社四季報』(東洋経済新報社)を探した。あいにく売り切れている。
かわりに季刊『日経会社情報』(日本経済新聞社)2007年新春号を購入。
クリスタルを買収したグッドウィルのほか、フルキャスト、松下電器産業、キャノンなど偽装請負・派遣を使っている企業がいくらか株式を公開している。
株については初心者のため、これから調べてゆくことになる。
下請け・孫請け・ひ孫請けといった小さな会社は株を公開していないため、載っていない。そういう企業には株主運動は効かないため、労働運動を軸にするしかない。しかし、他の会社の待遇が上がれば、自分たちにも同じ権利を、と求める動き、外部よりそれを承認・応援する動きも活発になる可能性がある。
そういう状態を作り出すことを目指して、やってゆくほかないだろう。<2007.1.20付記>
当ブログ内関連記事:株主として会社を変えられないか@mixi
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/4bd38dfca94f5eba449192c450643ee0
それは、別の人からある会社の株の講座を引き継ぐ手続きのためだった。
いくらか書類をわたし、書き、ハンを捺す。
フロアの天井近くに電光掲示板があり、各社の株価を示している。オムロンや任天堂といった会社のほか、グッ○ウィルの名もあった。そう、あのトラブルと苦情で有名なグッ○ウィルが。
係の人から説明を受けながら、頭の中では別の考えが働いていた。
そうだ、お金が手に入ったて、生活が安定したら、株を買ってはどうか。
株主になれば、株主総会に出席できる。そうしたら、登録した派遣従業員を粗末に扱っていないかどうか問いただすこともできる。
息子・娘がグッ○ウィルに勤めている親で、労働環境に疑問のある方のなかで、お金に余裕のある人にも声をかけてみよう。そうすれば、会社を少しでもいい方向に変えれないだろうか。
現場の日雇いの派遣労働者らは、仕事探しに疲れ、仕事に入ってからも体と神経を使い、ぼろぼろだ。これではとても、社会運動などできない。
賃金も低く、雇用は細切れ。とても株を買う余裕などない。
だけど、親とか、他の有志らが株を買い、株主総会で労災や、労働法違反などを指摘・批判すれば、少しはあの地獄の派遣労働も人間らしいものになるかもしれない。
株もたった一株や二株では証券会社などで取引できないようだ。
だが、お金に余裕のある方はまとめて株をもち、株主の視点から会社を透明性のあるものに変えてゆける。
もちろん、労働組合も、労働NPOも、その正統性を与える学術団体も大切だ。弁護士も、過労死認定に協力的な医師も必要だ。そのネットワークに、株主団体も加われないものだろうか。
<2007.1.20付記>早速、本屋に行って季刊『会社四季報』(東洋経済新報社)を探した。あいにく売り切れている。
かわりに季刊『日経会社情報』(日本経済新聞社)2007年新春号を購入。
クリスタルを買収したグッドウィルのほか、フルキャスト、松下電器産業、キャノンなど偽装請負・派遣を使っている企業がいくらか株式を公開している。
株については初心者のため、これから調べてゆくことになる。
下請け・孫請け・ひ孫請けといった小さな会社は株を公開していないため、載っていない。そういう企業には株主運動は効かないため、労働運動を軸にするしかない。しかし、他の会社の待遇が上がれば、自分たちにも同じ権利を、と求める動き、外部よりそれを承認・応援する動きも活発になる可能性がある。
そういう状態を作り出すことを目指して、やってゆくほかないだろう。<2007.1.20付記>
当ブログ内関連記事:株主として会社を変えられないか@mixi
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/4bd38dfca94f5eba449192c450643ee0