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研究会・職場の人権4月定例会

2006-04-17 17:33:20 | イベント/ミーティング
4月15日、研究会・職場の人権職場の人権の定例会が開かれました。

報告者は労働行政の橋本芳明さん。http://homepage2.nifty.com/jinken/news/yokoku.htm
コメンテーターは労働組合の小川亮さん。

大阪府の労働行政の担当者を招いてのお話でした。
労働行政の方は、実際の大阪の労働行政について、具体的に報告していました。
会社で起こったいじめその他のトラブル、それをどのように行政の立場からアドヴァイスしたか。行政はどのように会社や労働者に関わったらいいのか。職員にも広まるメンタルヘルスの問題。グローバリゼーション・構造改革の影響。などなどお話は多岐にわたる充実したものでした。
ちょうど会場になっていたエルおおさかも民間管理に移されようとしていること、同じビルに入っているジョブプラザの職員も非正規雇用が大半であることも指摘されました。当の労働行政そのものが行革のなか食傷されていて、自分たちのクビを守ることも大変だということです。
<2006/4/22付記>大阪府のジョブカフェは、リクルートなど民間のスタッフが有期雇用で入っています。民間のノウハウを利用して必死に若い世代の職探しをして、やっと世紀雇用が3%、非正規雇用が97%と、正規雇用を増やすことができたそうです。<2006/4/22付記>

休憩時間にはお菓子も出るなどくつろいだ雰囲気の中、会場は40名あまりの老若男女が入り交ざり、時間ギリギリまで質問が出されていました。さまざまな角度からよせられる質問に、橋本さんはていねいに答えていました。

その後、喫茶店で交流会が。
禁煙席と喫煙席に座りわけ。禁煙席に座ってみたら、正規雇用・非正規雇用入り混じりでした。みなさん紳士・淑女で、非正規雇用をバカにする発言はゼロ。自分が「少なくとも一万社以上を面接のためにまわり、80社以上で働いた。いまは、疲れてあまり面接には行っていない。ほとんど家にいる。ニートっていうのは問題がありすぎるから、隠居しているようなもの」といっても「フーン、そう」という感じの反応がかえってくるだけ。
数名で、労働や職、若い世代や非正規雇用の生活のむつかしさについて情報・意見交換ができました。
オフ会のことを話すと、非正規雇用だけではなく正規雇用の方も関心を示す人がいました。









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1 コメント

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訪問御礼 (むーみん)
2006-04-19 00:06:56
拙ブログへのご訪問、ありがとうございます。

こちらからもTBを貼らせてもらいました。
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