フリーターが語る渡り奉公人事情

ターミネイターにならないために--フリーターの本当の姿を知ってください!

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最近買った本

2007-01-27 12:48:57 | 映画&本
久々に紙の本の情報も。
大阪の金融機関からの帰りすがら、梅田の紀伊国屋で購入しました。


「労働者派遣と請負・業務委託・出向の実務」安西 マサル(←漢字が変換できない)

労働調査会 平成17年 定価:3000円(税込み)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E6%B4%BE%E9%81%A3%E3%81%A8%E8%AB%8B%E8%B2%A0%E3%83%BB%E6%A5%AD%E5%8B%99%E5%A7%94%E8%A8%97%E3%83%BB%E5%87%BA%E5%90%91%E3%81%AE%E5%AE%9F%E5%8B%99%E2%80%95%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E6%B4%BE%E9%81%A3%E3%81%A8%E8%AB%8B%E8%B2%A0%E7%AD%89%E3%81%AE%E9%81%A9%E6%AD%A3%E5%8C%96%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E5%AE%89%E8%A5%BF-%E6%84%88/dp/4897828813/sr=8-1/qid=1169869460/ref=pd_bbs_sr_1/249-3874919-7021945?ie=UTF8&s=books

派遣・請負・出向の3つの違いは分かりにくい。そこを詳しく説明してくれている。
けっこう読むところは多い。必要なところの部分読みだけでも助けになりそう。


ホルクハイマー・アドルノ著 徳永 恂訳「啓蒙の弁証法ーー哲学的断層」岩波文庫 2007 定価1200円

http://www.amazon.co.jp/%E5%95%93%E8%92%99%E3%81%AE%E5%BC%81%E8%A8%BC%E6%B3%95%E2%80%95%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E6%96%AD%E6%83%B3-%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC/dp/4003369211/sr=8-1/qid=1169870146/ref=pd_bbs_sr_1/249-3874919-7021945?ie=UTF8&s=books

こちらは以前図書館でハードカヴァーを読んでいたもの。
十代の半ば以降の再読となる。
十代のころは、ユダヤ人を登校拒否におきかえて当てはまるところだけを読んでいた。
今では、ユダヤ人が分数のできない大学生、漢字の書けない期間工、怠け者のニート、犯罪者扱いされるオタク……要するに「若者(と子ども)」とオーヴァーラップする箇所がある。
昨今、「戦前みたいなムード」が言われている。その時期に、文庫本にして出すとは岩波も商魂たくましい。
もちろん、いち読者として大歓迎だ。




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日本のどこに職はある?

2007-01-26 20:21:38 | 現状
先日、四条河原町の交差点で、うすく真っ赤なコートを着てポケットテイッシュを配っている女性をみかけた。みたところ歳は20代半ばくらいか。

なんとなく派遣・バイト・パートといった雇用形態が脳裏をよぎる。自分も派遣でパンフレットやチラシを配ったこともあるし、最近では四条烏丸で同じ作業をしている人にたずねても派遣だと言っていた。
だけど、自分の予想が当たるとはかぎらない。相手は動物や植物ではない。じーっと見るだけでは面白くない。質問だ。取材だ。

というわけで、交差点の信号に目をやりつつ、人の流れが途絶えた隙間に近寄って尋ねてみた。

「こんにちわー。寒いなかお仕事大変ですねー。今テイッシュ配ってはるの、派遣ですか?」
「え? あの、いいえ。社員です」
「それじゃ、正社員なんですね」
「ええ、(方角を差して)あっちのほうにあるスポーツジムに勤めています」
「なるほど、派遣とかアルバイトじゃなくて、正規雇用の方なのですねー」
「あ、ええ」

彼女がうなずいたとき、一瞬困惑の表情になっていた。いきなり身分の低い派遣扱いされてしまい、心外、そんなことあるわけない、あってほしくないといった感情がこもっていたのだろう。

それにしても、アルバイトや派遣が正社員の仕事をやるようになっていると言われて何年たつのだろう。
また、正社員が昔ならアルバイトしかやらなかった作業もやっているといわれて幾年すぎたのだろう。

すべての雇用形態において労働環境が悪くなっている。そのなかで、以前なら雇用形態ごとのすみわけが明瞭だったものが、相互乗り入れするようになっている。
郵便局がリスクの高い投資信託を取り扱うようになったのはその一例だ。
そのなかで、自分は何をやっているという仕事や職にからむアイデンテイティはますます希薄化している。

もともと日本は「就職よりも就社」と言われている。「わたしは事務員です」「わぼくは旋盤工です」といった意識も実態もない。
ただ「○○社の社員」という雇用のほうが重視されている。したがって、頻繁な配置転換も当たり前になされる。
かろうじてアイデンティティとなるのは正社員、パート、バイトといった雇用形態だった。それは社内身分制として差別として機能する一方、「これはパートさんの仕事」といった形である種の不完全なワークシェアリングを形成していた。
それさえも、ここ10年ほどの風潮は破壊しつつある。

北欧では職はなくても雇用は守る。福祉によるセーフティ・ネットも含めて生存権を優先している。かたや、CPE反対の記憶も新しいフランスでは、雇用よりも職を守ろうとしている。
派遣の常態化によって雇用は破壊されている。職ははじめからないも同然。この日本のどこに職があるのだろうか?
職と雇用のどちらを日本政府は優先させるつもりなのだろうか?
今の流れを見ると、どうやら両方ともつぶしてもOKという発想でやっているとしか思えない。

これを、職と雇用のどちらかひとつだけでも徹底して守る方向に向けなければ、若い世代、それにいったん「負け組」となった他のグループも、生きてゆくことはできない。
それは、たまたま「勝ち組」になれた人々にとっても、不安をかきたてられる環境だ。いつ、まるで人間ではないような、想像したくもない世界に行くことになるのかひやひやしながら綱渡りを強いられるわけだから。

いったんつぶされてしまった職または雇用をもう一度作り直すのは大変な作業になる。それを誰がやるのだろうか。上の世代の反発は必至と予想されるが。
そして、そのタイムラグのなかで、ブラックホールのような失業・半失業世界に巻き込まれた人たちは、一生福祉にでも頼るほかない。その福祉は「水際作戦」に象徴される切捨て進行中だ。

経営者は笑いが止まらないだろうが、それ以外のものにとっては不利益、貧乏、赤字の連続だ。
ベイシック・インカムや国内版トービン税修正ヴァージョンなどの思い切った是正策が求められている。

中曽根行革による国労(総評)というナショナル・センターつぶし、それに老人・傷病者等のリハビリを半年で打ち切りにする小泉医療・福祉改革といったネオリベラリズムの負の遺産(1)を、次の世代は否応なく背負うことになる。
このマイナスを、どのようにすみやかに処理するかを示すことが次の政治家の責務となる。
そして、日本に再び職を作ることができたとき、日本経済は復活できるだろう。そのときの主な産業は、コンピューター、バイオ、ナノなどになっていなければならないだろう。

<2007.1.27付記>
注(1)幾人かの福祉や医療の仕事をしている同世代(2-30代)から、話を聞かされあぜんとさせられた。
ブログ「関係性」さんも何度か記事にされている。
紙の情報では、藤原書店の季刊誌「環【歴史・環境・文明】」2006年秋号 多田 富雄→石牟礼 道子 の往復書簡の中に記述がある(pp14-23)。免疫学者の多田さんが、小泉医療費削減政策によってリハビリを打ち切られ、朝日新聞に投書したところ、兵庫県の医師や患者会が署名運動を開始し、40日あまりで44万4千の署名が集まったことが報告されている。それでもなお、厚労省は見直す気はないと回答している。<2007.1.27付記>






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ストーカ-について読者に聴く

2007-01-23 23:27:08 | 管理人へのメール
この記事は番外編です。

読者のみなさんにお聞きしたいことがあります。

「ワタリ」というこのブログ管理人のHNでググると、ある掲示板が出てきます。
そこには、わたしの悪口を、ある別のライター・ブロガーが撒き散らしているという内容のカキコがありました。
あまりにデタラメかつ心を傷つけ立場を損なう内容もありますので、何度か反論・説明を試みました。
ところが、ストーカー(ら)は巧妙でした。わたしさえも相手の恋愛がらみの作り話にのせられて、「自分が悪いということで謝ったり一歩引いておけばなんとかなるのなら、仕方ない」という気にさせられ、内心気色悪いと考えながらも、楽観的かつばかげたことをいくらかカキコしました。
そうしたら、問題解決のためのパフォーマンスとして受け取らず、自分の作り話に相手が屈服した証拠だと勘違いしているわけです。
おかげで、過剰な睡眠、注意力不足、リアル世界で人と接するときにも不安が襲ってくるなどの被害が出ました。
相手は、自分が陰険で傍目にはわからない攻撃をしかけながら、こちらが腹が立ったり屈辱ゆえに感情移入した言葉を吐くと「ヒステリー」「被害妄想」などと大声で言い立てています。これは事実無根、名誉毀損です。
また、ライターまたはブロガーとしての自分の有能さに嫉妬しているなどとわたしのいないところでいいふらしています。
まるで知的チンピラ、または象徴的当たり屋です。

どうか、読者のみなさまには、このようなストーカーのばかげた作り話が真にせまった物言いであっても、相手になさらないようお願いします。ストーカーが、いつ・どこでわたしへの批判や異論ではない悪口・誹謗中傷を流しているのか、ご存知の方がいましたら、ぜひ管理人までメールをください。

そして、そのまた、ストーカーにどんな風に対処したらいいのか、逆にやってはならないことは何か、いい知恵がありましたら、お知らせください。
図書館からストーカー対策マニュアル本を5冊借りてきて今から目を通します。また、mixiのストーカー被害を考えるコミュニティにも、管理人さんから参加を承認されたばかりです。
かたやブログのほうでも、いい情報を集めたいのです。(あとでmixiでも日記としてほぼ同内容で読者に意見を問う予定。)
なお、こういう話をすると、予定していた原稿が載せられなくなる場合は、「ストーカー対策」を主テーマにした新しい別のブログを作るでしょう。
どうしたらいいのかわかりません。あるサイトが「ストーカーはなるべく無視しましょう。」と言ってあるかと思うと、別の本では「無視をすると、相手はこちらがムリな欲求にすべてひれ伏したと思ってしまう危険性もある。手紙はこまめに送り返す、イタズラ電話には毅然とした態度で苦情を言うなどしたほうがいい」と薦めています。
問題が複雑なだけに、「どれが(唯一の)正解」ということはないのでしょう。
こちらがどう対処しようとも、ストーカーがターゲットをやっつけたいと考えるかぎり、嫌がらせはやまないということかもしれません。
相手の住所はあいにく分かりませんが、出版社のほうに内容証明郵便を送ることくらいはできるはずです。
お金ができてからですが、弁護士・行政書士・警察・探偵……といったサーヴィス利用も考えられます。
オフでは引越しという方法もあるけれど、ネット空間ではどこへ引っ越せばよいのやら。すぐにググられて分かられてしまうでしょう。
活動をすべてmixiに移すか。全部一人で書くのも味気ないし、双方向のやりとりがあるほうが、一方的に紙やワードに書くよりも「自然」でいいとも思うのですが、さて、どうしたものやら……。

この件については、できればもう関わりあいになりたくない気持ちもあります。精神的にも参っています。どんなにひどいことを言われても、だんだん何も感じられなくなっていく、むしろ自分のほうが悪いとさえ考えてしまうのは、恐ろしい経験です。ストーカーは、そういう間違った発想に傾くように、巧みに話を作り圧力をかけてくるわけです。
同時に、自分の名誉のことを考えたり、他の同じ被害をこうむっている人々のことも考えると、権利と名誉を取り戻したいという考えも強いのです。
みなさんからの情報・ご意見をお待ちしております m(_ _)m。

メールのあて先は、
ardea_cinerea2002(at)yahoo.co.jpまで。
(スパムメール防止のために、@を直接記入していません。お手数ですが訂正を願います。)

(1・25趣旨を変えない程度に手を入れました。)
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ホワイトカラーエグゼンプションOFF@大阪梅田

2007-01-23 00:47:27 | イベント/ミーティング
mixiのホワイトカラーエグゼンプションに反対するコミュニティがあります。そこで、オフ会の呼びかけがありました。
わたしとしては、当日交通費が出て、体調が悪くなければ参加するでしょう。(ちょっと今流動的。)
点線以下、転載。--------------------------------------------------------------------------------------------------

[ホワイトカラーエグゼンプション] イベント

2007年01月15日
14:40 タイトル <<大阪での準備オフの呼びかけです>>
企画者 ぴより♡
開催日時 2007年01月27日
開催場所 大阪府 (梅田周辺)
関連コミュニティ ホワイトカラーエグゼンプション
詳細 本当にひどい今回の法案・・・もっともっと色んな人に知ってもらいたいですよね!そのために微力かもしれませんが、大阪の地でmixi発の行動をしていきましょう♪

○日時:1月27日(土)15:00~(2時間以内)
○場所:梅田駅周辺(皆さんの都合がいい所)
○内容:ホワイトカラー・エグゼンプションを含めた労働法制改定についての意見交流会(資料はある程度用意します)
○参加者
  ぴより、他参加者大募集です

○今回の目標;
 ・同法案に対する最低限の知識の共有
 ・次回オフの行動日・場所等の設定
 ・次回オフの行動内容の準備(ビラ配りでいくのか、デモ等をするのか・・・)
 ・大阪地域での役割分担(誰が何を担当するのか等)
 ・楽しく活動しましょうね♪       

募集期限 2007年01月26日
参加者 4人

当ブログ内関連記事:ホワイトカラー・エグゼンプション反対法律家@大阪天満橋
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/caa112a42fa6f60d923486c6ff8cc6a1


トラックバック用URL:吐息の日々~労働日誌~http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20070117

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株主として会社を変えれないか@mixi

2007-01-21 22:54:53 | 連帯・社会運動
実は、mixiの日記でも、同主旨の話をしました。
そうしたら、多方面からコメントがよせられました。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=323506658&owner_id=8174653
点線以下、転載。
なおmixi内での今のわたしのニックネームはSmile Slime(笑う すらいむ)です。
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2007年01月21日
00:34 株のこと
とある会社の株を受け取ることになった。証券会社で手続きをする。
今までの日雇い肉体労働とはまったく異質の世界に足を踏み入れてしまい、戸惑う。
とりあえず「会社四季報」を、と思ったが、書店においていない。店員さんに話をうかがうと、もう今春号は売り切れたとのこと。
二件目の書店へ行く。また売り切れ。かわりに同じような情報が載っていて定価もいっしょの日経会社情報を買う。
けっこう興味深い情報が載っている。
この雑誌にハマるかもしれない。

株はまったくの初心者マーク。不安もあるけれど、楽しみでもある。


できれば株はやりたくない気持ちもあるが、いろいろと事情もあって仕方がない。
それに株主だからこそできる行動もある。それを大事にしてやっていけたら、と考える。
以前働いたことのあるひどい会社の株を買って、株主総会で意見するくらいのことはやってみたい。
今すぐはムリでも、数年後にはそうしていたい。


<1・21付記>同じ内容の記事をブログ仕様で書いたところ、意見が集まりました。
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/fbf25f0c14c3c9444eeed73d4cde8aea<1・21付記>



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2007年01月21日
02:11
Cun

>とある会社の株を受け取ることになった。証券会社で手続きをする。

まず口座を開く際に、「取得株価の確定」が必要。
口座の種類も、特定口座とか、いろいろあって、今年末で、株券はすべて電子化されて、廃止されるので、それも大変。

「取得株価」とは、○○○さんが購入された時の株価の確定です。 異様にややこしい。。もしくは現在株価の5%とみなすか。。。

私でも、この分野は、パニックを起こし、一部作業放置中です。電子化への対応はすべて済んでいますが、「取得株価」の確定は道半ば。。。

株主の行動。。。
本社が東京で、東京で株主総会をするとき、往復の運賃を払って(通常6月なので18切符は無理)、5000株以下なんて、発言のみで、議決権はなきに等しいし、、、、

大阪本社の会社ならまだ行く価値はあるけど。。。

インサイダーも多いし、あまり深みにはまらないほうが。。。
私の知り合いで、株でうまく行っているのは一人だけ。毎日日経新聞を読んで、一日の大半を、ネットの株価の動きと市場速報欄を見て、ネットで売買。

それができないひとで、株で儲かったというっている人、私の知り合いで誰もいません。。。

Thanks for your comments.
By the way do you understand my uncle's opinion?


2007年01月21日
06:35
Lenazo

株をやられるのでしたら、絶対に信用取引をしないこと。
それならば、突っ込んだ金がゼロになる(=会社の倒産で株券が無価値になる)ことはあってもマイナスになる(=借金)ことは絶対ありませんからね。

2007年01月21日
07:59
Smile Slime

Cunさん、Lenazoさん、いらっしゃいませ。お二人とも情報提供していただき、感謝します。
まとめレスで失礼します。

>Cunさん
説明をありがとう。
口座については、各証券会社ごとに様式が違うことでも戸惑っています。(^_^;)

とりあえず、窓口では「お客様名義の口座を新設しないとそこに株を移すことができないんです」と言われて、ひとつづつ口座を作っています。

なるほど、意見を言えるオブザーバー株主(?)と議決権株主とでは種類が違うのですね。
意見株主運動というのもあって、一部の市民団体がやっていますが、なかなかこれといった成果が聞こえてこないので不思議に思っていました。
まあ、何人か、何グループかが株主総会で意見をすれば、注目の企業ならばマスコミ取材も入り大きく報道されることもあるでしょう。
だけど意見を言う権利だけで議決権がないのでは、大した成果はないでしょうね。
変えたい相手の会社は、あまりちゃんとした仕事で大きくなったところとも思えないし…。 (長くなるため中略)

そうですね、株を今すぐどうこうということはないのですが、貯金の一種と考えて、あまり動かさないでいるほうがいいようですね。証券会社に行ったさい、短期ではなく長期運用を考えるとアンケートに答えておきました。
(別の話題になるため一部略)

>Lenazoさん
大事な点を教えていただき、ありがとうございます。
なんとかマイナスを作らないようにチェックしなきゃなりませんね。


2007年01月21日
09:34
ななちゃん

株は簡単なようで難しい世界です
あまり深く考えないで、やると案外いけるかもです
これ私の経験です

2007年01月21日
14:14
鉄血人文主義者

株主総会で発言するのは難しい。会社法や財務会計についての高度な知識がないと「意見株主」とやらは簡単に潰されるでしょうね。
でも、LD社の株主総会の荒れっぷりは、なかなか面白かった。会社法すら知らないバカばかりで。

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mixiでは慎重派のコメントのほうが多く、ブログとは逆のバランスになっています。

意見株主運動も、そうとう大きく強い結束力を持たなければ難しいようです。
株主総会のいっせいに開かれる6月にも、青春18きっぷや類似の割引きっぷがあればいいなあと思ってしまいます。
だけど残念ながら、赤字のまま民営化され、安全性よりも効率優先であることが尼崎の列車事故などによって明らかになった今の鉄道会社にそんなことをする気配もなさそうです。
もしやるとしても、慎重にやったほうがいい。また、団体として大口の株主になれたとしても、やっと議決権を得ただけです。つまり、一票を投じることはできても、自分たちの訴える提案に対して、半分か三分の二以上の賛成をとりつけなければ、株主として会社を動かせないのです。
綿密な計画・大胆な作戦・資金と行動力などをかねそなえたスーパー株主で、大方の会社の本社の集まる東京近くに住んでいる人間しか、意見株主運動は難しいことがみなさんからのご意見・ご批判によって、明らかになりました。
また、少なくてもその可能性に期待する立場があることも分かりました。
コメントを寄せてくださった方、ありがとうございます。

実は、十代のころに反原発運動の一部として意見株主になって、地元の電力会社の株主総会に出席して意見を言っている人たちと交流がありました。そのほか、ゴルフ場反対のための一坪地主運動や立ち木トラストをやっていらっしゃる方々ともつきあいがありました。
そのときの記憶と発想が、証券会社の電光掲示板を見たときにふとよみがえったのです。
しかし、それを成功させるにはとてもハードルが高く、その他のリスクも関わると学ぶことができました。

当ブログ内関連記事:株主として会社を変えられないか
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/fbf25f0c14c3c9444eeed73d4cde8aea










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株主として会社を変えられないか

2007-01-18 17:50:37 | 未来
先日、ちょっと用事があり、大阪の証券会社に行った。
それは、別の人からある会社の株の講座を引き継ぐ手続きのためだった。
いくらか書類をわたし、書き、ハンを捺す。

フロアの天井近くに電光掲示板があり、各社の株価を示している。オムロンや任天堂といった会社のほか、グッ○ウィルの名もあった。そう、あのトラブルと苦情で有名なグッ○ウィルが。

係の人から説明を受けながら、頭の中では別の考えが働いていた。
そうだ、お金が手に入ったて、生活が安定したら、株を買ってはどうか。
株主になれば、株主総会に出席できる。そうしたら、登録した派遣従業員を粗末に扱っていないかどうか問いただすこともできる。
息子・娘がグッ○ウィルに勤めている親で、労働環境に疑問のある方のなかで、お金に余裕のある人にも声をかけてみよう。そうすれば、会社を少しでもいい方向に変えれないだろうか。
現場の日雇いの派遣労働者らは、仕事探しに疲れ、仕事に入ってからも体と神経を使い、ぼろぼろだ。これではとても、社会運動などできない。
賃金も低く、雇用は細切れ。とても株を買う余裕などない。
だけど、親とか、他の有志らが株を買い、株主総会で労災や、労働法違反などを指摘・批判すれば、少しはあの地獄の派遣労働も人間らしいものになるかもしれない。

株もたった一株や二株では証券会社などで取引できないようだ。
だが、お金に余裕のある方はまとめて株をもち、株主の視点から会社を透明性のあるものに変えてゆける。
もちろん、労働組合も、労働NPOも、その正統性を与える学術団体も大切だ。弁護士も、過労死認定に協力的な医師も必要だ。そのネットワークに、株主団体も加われないものだろうか。


<2007.1.20付記>早速、本屋に行って季刊『会社四季報』(東洋経済新報社)を探した。あいにく売り切れている。
かわりに季刊『日経会社情報』(日本経済新聞社)2007年新春号を購入。
クリスタルを買収したグッドウィルのほか、フルキャスト、松下電器産業、キャノンなど偽装請負・派遣を使っている企業がいくらか株式を公開している。
株については初心者のため、これから調べてゆくことになる。
下請け・孫請け・ひ孫請けといった小さな会社は株を公開していないため、載っていない。そういう企業には株主運動は効かないため、労働運動を軸にするしかない。しかし、他の会社の待遇が上がれば、自分たちにも同じ権利を、と求める動き、外部よりそれを承認・応援する動きも活発になる可能性がある。
そういう状態を作り出すことを目指して、やってゆくほかないだろう。<2007.1.20付記>

当ブログ内関連記事:株主として会社を変えられないか@mixi
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/4bd38dfca94f5eba449192c450643ee0












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ホワイトカラー・エグゼンプション反対シンポ@大阪天満橋

2007-01-18 17:31:53 | イベント/ミーティング
mixiのホワイトカラー・エグゼンプションに反対するコミュニティ内、のなかの、「ホワイトカラーエグゼンプション関連ニュース」というトピックで、
以下のお知らせがありました。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12338862&comment_count=181&comm_id=1126420

点線以下、転載。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

大阪で下記のようなシンポジウムが開かれるそうです。

>※正式名称・参加費等は23日ごろ確定する予定です。

とのことですので、続報が入り次第、再度掲載します。


***転送歓迎***

大阪法律家7団体共同シンポジウム(仮称)

「過労死促進法」「家庭崩壊法」「残業代不払い合法化法」
――「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入を絶対に許さない!

2007年2月9日(金) 午後6時30分~9時(午後6時会場)
エル・シアター(大阪府立労働センター大ホール)

6:40-7:10 講演 西谷敏さん(大阪市立大学教授)
7:10- 40 中央の情勢報告 小山 正樹さん
     (労働政策審議会労働条件分科会委員、JAM書記長)
7:40-8:20 各職場からの報告と訴え 過労死遺族
8:20- 50 会場発言
8:50-9:00 まとめと行動提起

※正式名称・参加費等は23日ごろ確定する予定です。

アクセス http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
●京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m
●京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m
●地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より東へ1,200m
●JR東西線「大阪天満宮駅」より南へ850m

主催 大阪法律家7団体
 連動大阪法曹団
 大阪労働者弁護団
 大阪社会文化法律センター
 民主法律協会
 自由法曹団大阪支部
 青年法律化協会大阪支部
 日本労働弁護団大阪支部

問合先 大阪労働者弁護団
 osaka-rouben@nifty.com
 http://homepage2.nifty.com/lala-osaka/
 TEL 06-6364-8620 FAX 06-6364-8621

----------------------------------------------------------------------------------

残業代を支払わないことは、これまでも当然ありました。
もしこの法案がもう一度形を変えて国会を通過するようなことがあれば、今以上に広範囲にわたって、徹底して残業代がカットされるわけです。
そうして儲かるのは会社だけ。経営陣だけ。従業員はやせ細り、一人に仕事が集中する分パイの奪い合いは激しさを増すということです。


トラックバック用URL:労働日誌~吐息の日々~http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20070117

当ブログ内関連記事

ホワイトカラーエグゼンプションOFF@梅田
http://blog.goo.ne.jp/egrettasacra/e/23056be3ee0a1d1ea53d848b3e36af6a


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街頭デイッシュ配り@派遣

2007-01-16 23:46:08 | 現状
街角インタビュー

ある日の夕方、京都の四条烏丸のさる交差点で、ひとりの女性が英会話の広告ティッシュを配っていた。会社支給の真っ赤なジャンパーは目をひく。
薄いプラステイック製の袋につめているポケット・ティッシュを、英会話学校の宣伝を大声でやりながら、道行く人にくばってゆく。受け取る人もいれば、拒否する人もいる。

通りすがりにちょっと話をうかがった。人の流れが途絶えたときに、質問に答えていただいた。

「このお仕事は、アルバイト? 派遣の仕事ですか?」
「ええ、そうです」

「時給はどのくらいでしょう?」
「だいたい、900-1000円くらいですね。」

「いわゆるスポット・バイトというか、一日、一週間くらいのアルバイトですか?」
「はい、まあ、そんなものです」

「いつもは、別の仕事にも入ってはるんですか?」
「はい」
「それは、ずっと正社員というか、本職として勤めているんですか?」
「はい。一本ごとに仕事があるんですよ。テレビの、映像関係の仕事なんです」
「それは、いつも仕事があるんですか? それとも、それもやっぱり一ヶ月とかいうような雇用条件で?」
「ものにもよりますね。CMとかは一本ごとの契約になるんですよ。番組に入るとしばらくずっと仕事があります。その空いた期間はこうやって、派遣に連絡して仕事があるときだけ入るんですけど。」

「そういった仕事のかけもちは、派遣会社には伝えてあります?」
「ええっ、いいえ、わたしの場合は……。何箇所か登録していますんで」

言葉をにごすが、ニュアンスからして2-3の会社に同時登録して、失業期間を短くしようとしているようだ。

「なるほど、実はわたしも今でこそ失業していますが、以前は複数の派遣会社に登録して働いていたんですよ」
「ああ、そうだったんですか?」

「失礼ですが、お歳は?」
「20代です」

「こうやって、何とか自律できる収入が稼げますか?」
「ああ、はい、なんとか……やっていけてますよ」

人の波を見て、ティッシュを配るの邪魔にならないように質問するのは難しい。
横断歩道が赤の間に話をまとめなければならない。

「どうもありがとうございました。ところで、この話を、ネットに掲載してよろしいですか? もちろんあなたのお名前・派遣会社の名前その他プレイバシーは伏せますから」
「ハイ、いいですよ!」

「それじゃ、これを……」
ブログURLと自分の本名、それにメールアドレスをメモ帳に記したものを取材相手に手渡す。

「あの、さっき20代って言ったでしょ? 実は今、30代なんです。」
最後のほうに、打ち明けてくれた。
「こういう仕事って、若いほうがいいみたいだから、会社では20代ってことにしているんですよ。」
なるほど。
じっさい、自分がアルバイトとして職を探すときにも、若ければ若いほどいいという風潮はあった。

法律至上主義ではなく

上に政策あれば下に対策あり。彼女は生きるためにウソをついている。
だけどそれは悪くない。
法律的に問題があるとしても、たぶん微罪だろう。

法律至上主義によって、こうした生きるためのウソを厳しくさばくアメリカみたいな状態に日本がなってほしくないと思った。

と同時に、アルバイトに若さ・女性を求める差別も直していかねばならない。

派遣労働は、女性のほうが多いと言われる。
派遣は、まるで会社の「嫁」だ。
家から家へと結納金によって嫁は交換される。
会社から会社へと、商品として派遣労働力は売買される。
そして、両方とも、「よそもの」としてつらい思いをすることになる。
嫁は事前に嫁ぎ先の家のしきたりや慣習について知らされない。
派遣労働者は、事前に相手の会社の指揮命令系統も組織図も渡されない。どんな仕事が待ち受けているのかも知らされることはない。知りたがるのはご法度である。
男性が派遣で働く場合は、さしずめ会社にとっての婿だろうか。
こき使うための婿。決して家のメンバーとしてむかえる気のない、婿とりである。
当然、若くて体力があり、世間知らずのほうが好ましいというわけだ。
嫁とか婿であれば、家(会社)に滅私奉公するのも当然、だから時給を少し高くするかわりに社会保障・保険はないというわけだ。

女性と若者への冷遇は当然か?

こうした、嫁労働を女性にも男性にもこれ以上させてはならない。そうならない道を、これからわたしたちの社会は模索しなければならない。
5-60代は、女性や若者を、ずっと「女・若者らしく」悪い労働条件に閉じ込めるムリに気づくべきだ。下の世代からすれば、5-60代は、下の世代はどうなってもいいと思っているようにも見える。そのことにもっと意識的になっていただきたい。

細切れ雇用で何が悪い

なお、そもそも株式会社とは仕事のプロジェクトごとに集合と解散を繰り返すものであった。それが今復活して、こういった仕事ごとの雇用になっているとも言える。
生活を安定させるシステムづくりは大切なことだ。しかし、そうやって細切れで働くからといって、道徳的な悪ではなく、また会社や仕事とはそもそもそのようなものであったことについて、再考していただきたい。
仕事がなければ雇用もない。ならば、複数の会社に勤めた収入をまとめて、税を収めたり保険料を収めたりできるように変えたらどうだろうか?
仕事と仕事の間の非雇用期間、一日単位で福祉を受けられるシステムはできないだろうか?

最後に。「その歳にもなって派遣(フリーター)でもいいと思っているのか!」
という排除を作る偏見は、百害あって一利なしである。
「歳だけで人を雇用から締め出していいのか!」
こそ問われなければならない質問である。














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フルキャストに警察が!

2007-01-15 09:21:46 | 現状
(この記事は「タカマサの気まぐれ時評」へのhttp://blog.drecom.jp/tactac/archive/1332へのトラックバックです。)

ハラナさん、フルキャストに宮城県警が入ったとの記事、ありがとうございます。

フルキャストを捜索 警備業務に違法派遣容疑 宮城県警 2007年01月12日17時58分


mixiの派遣関連のコミュニティで、フルキャスト関係者が「うちの会社にとうとう警察が入った」と報告していました。それはどうやらこの件だったようですね。


少し垣間見た警備業

実は昔、直接雇用で警備員をやろうとして、1日で挫折したことがあります。
大阪環状線沿線にあるとある警備会社に面接して、採用に。
そして、次の日さっそく朝早く出社して、仕事場に同行。
そのとき、同僚の服のボロさ、移動する車中の汚さにビックリしました。
カップラーメンの食べかすなどが散らかって腐りかけているのです。
おそらく、忙しく疲れた状態で動き回っているため、カップラーメンを握る手に力が入らずそうなるのでしょう。
以前、冬に3時間チラシまきの仕事をやったとき、派遣会社の営業が車でむかえにきました。そのとき、マクドナルドのポテトを差し入れされたとき、食べようとしてもいつものように体が動かず、車内にこぼしてしまいました。たぶん同じ状態で、こぼれたものと考えられます。それか、運転中に食べざるをえなかったか。

結局、その一日目に現場に行く途中、気分が悪くなって吐いてしまいました。わたしとしては「大丈夫」と言い張りました。だって、あちこちを回ってまわってようやく見つけた仕事だったから。
だけど、周囲はみな「ムリだからやめておけ」
そこの会社にとって自分は「お嬢さん」すぎたようです。まわりの人たちは気を使ってくれて、いい人たちだったのですが、実際もどす寸前では仕方がないと思って、あきらめました。

で、実際には実務経験ゼロなんですが、それだけのいきさつを見ても、ずいぶんキツイ仕事だと思います。bananaさんとかやっている人、スゴイなって思います。

そういう大変な仕事場が、人情のあるところが、わたしたちを労働力商品として買おうとしていると知って、悲しい気分でいっぱいです。それも、フルキャストは、苦情の多い会社です。

やはりフルキャストか

20代ー30代くらいの組合の活動家と話していても、フルキャストといえば、よくトラブル起こすところとして有名です。
わたしがまだ登録していて働いていたころも、同じ作業でも女性は男性よりも少し日給が低い、女性の現場リーダーを認めないため、男性リーダーの恋人が仕切るなど暴走族のような風習がはびこるなどいろいろと問題のある会社でした。
これは、かなり後年、気がついたのですが、フルキャストもやはり人を人扱いしていません。
わたしはアルバイトのはじめが請負・派遣ならびに交通調査などでした。それに、教育熱心な家でも学校に行かない「落ちこぼれ」として、家の恥扱いで、いわゆる封建的な家のなかで女性と子どもということによって地位が低かった。なので、他と比べようもなかったのです。
しかし、ある労働組合の男性アクティヴィストによると、「人をぞんざいに扱う」「失礼」ということです。たぶん、人権とか名誉のことを考えるに、彼の言っていることに沿ったほうがよさそうなので、考え・感情をこちらに近づけることにします。
まあ、その種の扱いは派遣会社全般当たり前です。派遣会社の営業自ら、「こんな人をモノとして扱うようなことをしていていいのか、って悩むこともあるけど……」と打ち明けるのも聞いたことがあります。
その営業も時給は安く、長時間労働だったりします。

人をモノ扱いする派遣業

まあ、派遣は基本的に殺伐としたところです。
肉体労働のキツさと、長距離通勤と、なかなか次の仕事がないことで疲れて「燃え尽きた」あと、職を探すことをあきらめ失業生活に入ってからしばらくたって、別の派遣会社に面接に行こうとしたことがあります。
そのとき、面接に行くのがちょっと恐かったですね。なんとか面接にこぎつけたけれど、仕事の感覚がマヒしているのか、書類を忘れてしまったり、こちらの不手際だらけで大変だったことを覚えています。会社の人には申し訳ないし、自分的には情けなかった。

登録したら会社の奴隷

そういう派遣会社から、ときには別の職種として登録した人も含めて警備に行くことになるとなると、それは警察も放っておけなかったのでしょう。
そもそも、そういった会社は、次にどんな仕事に入るのか、そのための指揮命令系統、組織図など何も教えない・伝えないのが普通です。ちょっと突っ込んだ質問をすると、イヤな顔をされ、干されかねない雰囲気です。
実際、大阪のフルキャストでは、「明日仕事があるかどうかちょっとわからないんで、オフィスのほうに来て待機してほしいんです。それで、もし誰かが休むと言ったら、現場に行く。休む人が誰も出なかったら、もう家に帰っていいから」と営業から前日に電話連絡があります。
それで次の日、朝7時にオフィスに出社させ、9時まで待機させたあげく、仕事がないといって家に帰すという「死刑宣告」があります。
時給は1000円程度出るのですが、こうなるともう仕事には入れません。
ちなみにわたしはグッドウィルのほうで、他の数名といっしょに同じ目にあいました。そこでは、ヤンキー風の社風のなかで、わたしが「大人しすぎる」「優等生っぽい」「アルバイトのくせにまじめにがんばりすぎる」ことが気にさわった上司がわたしをそこに入れたようです。(他のアルバイターらからの口コミ情報による。)

労働者派遣法を廃案にしたい

今、mixiではホワイトカラー・エグゼンプションに反対するコミュニティに3000人以上が参加しています。
「経団連の会社の商品を不買運動する」「(過労死は自己管理の問題だと発言した)ザ・アールに派遣登録しない」などいろんな方法が提案されて、盛り上がっています。

それを見て思うのですが、どうして労働者派遣法成立の前にこういった活動ができなかったのか、と。
なんとか今からでも、労働者派遣法を廃案にしたいと考えるのは遅すぎるでしょうか? この中間搾取や人身売買を合法化する悪法を。
お隣の韓国では、日本の惨状に学んで、ナショナルセンターが派遣労働すべてに反対の意思表示をしています。
日本もなんとかできないでしょうか。



























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大学TV局からの取材お断り

2007-01-15 05:34:41 | Weblog
実は、去年、関西のある大学のTV局から取材依頼がありました。
迷った末、どうしても返事を出すことができませんでした。

取材・調査を通じてと関東のとある高等教育関係者からの接触によって、自分が大きく傷つけられた経験がまだ尾を引いていたのです。
また、高等教育に加担すると、低学歴や不登校や学校中退で働いている人たちへの裏切りになるのではないかとの考えも脳裏をよぎりました。

結局、レスを出すことが数ヶ月も遅れ、年末にかなりムリをして了承のメールを書いたのですが、音沙汰ありません。タイミングが悪すぎるのだから当然です。

結局、こうすることに決めました。
もう大学からの取材は一切受けないことにする。
職や仕事に関して、大学生のための話はやらない。

どちらかといえば、こういう話は後期中等教育でやるべきです。なのに、なぜか高等教育でやれというのがおかしいのです。
それにわたしは学歴は中卒です。実質的には中学中退です。なのに大学生向きの話をするということは、同じ学歴の人たちに対する裏切りに当たります。わたしは、同じ中卒や不登校・フリースクール・ホームスクール出身者に対する裏切り者になりたくない。(実際、上の学校にすすむとホームスクールやフリースクールへの悪口で染まってしまっている人もいますし。)
ですので後期中等教育ならともかく、高等教育機関のTV局の取材は、今後いっさい受けつけないことに決めました。

やっぱり、罪悪感のあることはできません。
リストラに反対するのなら、元祖リストラ学校教育のTV局の取材など受けている場合ではないのです。
それは、会社が資金を提供する労働組合に入るのと同じようなものですので。

もう義務教育は終わっているのに、また学校がやってくるのは苦痛でかなわないことですし。

お願いです、大学TV局の方、もう絶対にメールしないでください。
わたしは対話を求めているのです。
一方的に何か正しいことを教えてくれという依頼には絶望させられます。
そういう依頼をしないでください。
あなたがたの知識の貯蓄のために仕える気は毛頭ありません。
ただ、学校ー会社のなかでリストラされた人に向けてわたしの情報生産はあるのです。
それに、もう二度と学校や大学といったものと関わりを持つ気にはなれないのです。







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ハラナさんへのレス

2007-01-12 21:29:45 | 連帯・社会運動
ハラナさん、トラックバックとレスをいただきありがとうございます。

いや、そりゃついてゆけないとは思いますよ。
立場が違う。こういう言い方は嫌がる人もいるかもしれませんが、身分が違うといってもいい。
その点を認識することからはじめなければならないのではないでしょうか。

本当に、貧乏ヒマなしだと、疲れ果ててそういうことを考える余裕もなくなります。考えられなくなるのです。
また、職場に「軟禁」されるようなシフトまたは場所(辺鄙なところに仕事場・寮があるなど)では、なんとか使えるのが100金ショップだったりするのです。
低い給与でもそうなります。とにかく生きるためのエネルギー補給が先決となり、栄養バランスや添加物や価格破壊の影響など考えられなくなるのです。

まさかハラナさんは、失礼ですが消費者金融で借りてまで、普通の数割も数倍もするオーガニック食品や、フェアトレード商品などを購入しろとは言えないでしょう?
近くにスーパーもなく、コンビニでも割高なので寮から歩いてゆける100円ショップで買い物をすることの多くなる派遣アルバイトをどうして責められるでしょう。
ハラナさんのおっしゃることを実行しようとすると、実際にはそうなります。
自分は昔はともかく今は貧乏なので、そういうことはできないということです。
もしそんなことをしたら、高い価格のいい商品を買ったら、ここ一週間、一ヶ月の生活が立ち行かないのです。

本当に、家賃もはらえないとか、健康保険証も持てないか途切れがちだとか、髪の毛も切りに行けないで頭ボサボサだとか、そういう若い世代もいます。
わたしも親福祉が少ないときにはそういう状態だったし、これからもいつそうなるかもしれません。
そういう人たちを社会改良の犠牲にしても当然と言っているようにもとれる物言いは、正直傷つけられるし、社会改良ファシズムのように思われます。

消費者としての適当な行動を考え、実行sるのも、ある程度経済的・時間的にゆとりがなければむつかしい。その点をハラナさんは見れない方なんだな、そこがハラナさんのキャパシティの限界です。

スーパーに行っても、食べたいものも買えない、いつも安上がりの食事しかたべられないひもじさ・消費社会から排除される痛みについては、ポーリー・トインビーが「ハード・ワーク」に書いています。時間にゆとりがあってもとても本を読む気分ではなく、図書館に行く気もしないフリーターの例は竹信 美恵子が講演会で報告していました。
そういう層もいます。消費者運動など考えもできない状態の人たちが。それを無視して自己責任論を唱えるのだとしたら、理解できません。

そうやって、知らず中産階級中心・正社員中心主義をふりまわして、人を傷つけ混乱させるのは、もうよしてほしいです。

話がそれるけれど、そんなことだから赤木さんたたきにハラナさんは加担してしまったのでしょう。

何も100円ショップや価格破壊を礼賛するつもりはありません。しかし、それを煽ったのはネオコン系政治家やマスコミです。

せめて生活保護の拡充や、ベイシックインカムなどの実行などがなければ、安いもの意外買えない層は、永遠の集団的自己責任を背負わされるということです。
また、そうした少し高くてもよいものを売る店というのは、おおむね高級住宅街近くにあるのではないですか?

貧乏な人たちが多く住む地域では、そういう店はできません。たとえば以前住んでいた東大阪市ではみかけませんでした。
アメリカでも貧困層の住む地区は、大手のスーパーマーケットなどが進出しないため、貧乏なのに物価は下がらない傾向にあるという話もあります。

ハラナさんのものいいは、新たな貧困層バッシングにも見えるのです。

マクロでは客観的には正しい。だけど、多くの人を共通の苦情でまとめたいと思ったら、そういう人を責めるようにもみえることは言わないほうが賢明だと思います。
誤解・反発がやってくるに決まっている。

それから、ハラナさんは、派遣をいじめるオヤジも会社のなかで大変な立場にあるという意味のことをコメント欄で以前おっしゃっていましたね。
これは、オヤジのイヤガラセによって退職に追い込まれた女性や、たった1日で職場を自主的にやめざるをえなくなった若い男性にとっては「敵」宣言です。
あくまでもそのいじめに関してはいじめる側がおかしいと言わなければ、若い世代は飢え死にしてしまいます。



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「わたしたちみんなの苦情」への道

2007-01-10 21:29:54 | 連帯・社会運動
なぜ連帯は難しい?
(この記事は、ハラナ・タカマサさんのコメント欄へのレスです。)

ハラナさんは、「良平等」を目指す連帯がとても難しいとおっしゃる。
これを問題の糸1とします。

さらにもうひとつ、消費者も含めて労働条件切り下げの共犯者だと指摘している。
こちらを問題の糸2とします。

まずは問題の糸1について。

日本の場合、ロス暴動までも行っていない。抑圧や排除や不正への怒りが市民権を得ていません。
本田 由紀さんもシンポジウムでおっしゃるように、おかしなことに対して怒っていい、批判してもいいという雰囲気がない。
いや近年、加速度的に減少している。

それ自体広い意味をなす「自分探し」が一律に愚かでいけないことだとされる。
ホントにいるのかと誰もが耳を疑うであろう「分数のできない大学生」や「自分の勤めている会社の漢字も書けない期間工」が問題とされています。「凶悪」で「キレる」青少年が主観的ムードとしては急増したということです。
オタク趣味は犯罪のもとで、インターネットというコンビビアンシャルなツールが、軽んじられたり見下されたりされる。
子ども・若者が自主的に、あるいは必要にかられてやっていることはすべて悪とされるかのようだ。

もちろん、これにジェンダーや民族などの要素も加わり、それぞれの属性ごとに、叩きがある。社会的地位の近いマイノリティ同士が、互いに叩き合う状況が生まれているのも確かな事実です。
おそらくある種の情報操作によって、互いについて実際以上に悪いイメージが注ぎ込まれていることもあるだろう。理想的な「勝ち組」以外はみんなダメ、といった印象操作に巻き込まれているのだ。

「特に支部幹部は人種間のマクドウェルはたまたま出席した女性支部の会合で、象徴的な光景を目撃している。終了に際してアイリッシュの女性議長が何か苦情はないかとたずねたとき、ひとりの若い黒人女性が自分を侮辱したポーランド人女性を告発した。女性議長はふたりを前につれてきて、次のように訓戒する。

さて、ふたりとも、どうしてここにひっぱりだされたか、わかる?
かの女はあなたを黒ん房と呼んだ。
あなたはかの女をポーランド野郎と呼んだ。
お互い辱めあったわけ。だから、ふたりの責任なのよ。
でも、わからなくって? これがあなたがた二人だけの苦情ではなくて、ここにいるわたしたちみんなの苦情だってことが。」
(松田 裕之「労働者文化の胎動ーー精肉都市の光と闇 」清風堂出版 1999PP130-131)

注)マクドウェルは「ジャングル」の作者シンクレアの取材に協力した労働運動活動家。

こうした努力にもかかわらず、人種間の対立・分裂は完全には収まらず今日に至っているわけです。

この支部長の言うことは大所高所の見方としては正しい。
だけど、まず苦情を言える環境がなきゃ、困った実態が表に出ないし、自分が自分を知る、政治的に目覚めることもないわけです。

で、組合を通じて何か社会を考えたり目覚めたりすればいいのですが、実際にはそうはならない。
むしろ大手を中心とした組合が、民主主義の芽生えをつみとっているのではないでしょうか。
シンクレアの「ジャングル」に次の記述があります。

“Also the union made another grate difference with himーーit made him begin to pay attention to the country.It was the biggining of Democracy with him.It was a littele state,the union,a miniture republic; its affiars were every affere, and every man had a real say about them.In other wards, in the union Jurgis learned to talk politics. ”

(Upton Sinclair “Jungle” Rondom House Inc. The modern library classsics New York 99p)

残念ながら日本の場合は組合があまりにも知識詰め込み型、フレイレ風に言えば「銀行貯蓄型」の教育をやりすぎています。
なので、自分について語ることや知ることが、政治意識となり、認識になるような環境はありません。
もうわたしは行かないことに決めたのですが、「研究会・職場の人権」ともなると、そこの代表やその友人が自分について考えること=自分探しがいけないとか、インターネットというコンビビアリティのための道具を学習ネットワークではなく偽者の人間関係だといいはるまでになっています。

狭い地域の中に小学校・中学校・高校があり、すべてのハイアラーキーが人目にさらされてしまう。同じ業界であっても会社によって仕事の手順が違いすぎる。その職場密着主義のために新卒以外は社会的排除のプラセスに組み入れられる。
それに抵抗しようとしてむなしい努力を重ねてきた自分の人生、またいろいろな事情で学校を追われて学校・職場・地域の共同体から排除される友人たちがいる。自分たちをさらに泣かせおいつめることを言う代表が仕切る団体などわたしの味方ではありません。

むしろたとえばPOSSEのような若い世代の作った労働NPOのほうが、対話を重視しているように、小さな共和国のように、民主主義のあかつきのように見えます。
ただしNPOの場合は労働組合とは違って、労働組合法による刑事免責が適用されません。また、不当労働行為を受けない権利もありません。
できれば、若い世代が上の世代とは切れた形で組合を作って活動できれば一番いいと考えていますが、どうでしょうか。

実際には、アメリカの労働組合は、ネイティブ・アメリカや黒人に不利な解雇ルールを作り上げてきました。長く勤めたものから解雇されないですむというのは、労働市場にもっとも後に雇われるグループには泣いてくれということです。
日本でも、組合は日本人の健常者の50代男性の正規雇用者だけを守る傾向があります。それ以外のジェンダー、年齢階層、エスニシティそれに同和地区などは、おおむね守られないできたのです。

この苦しみのなかで、たとえば赤木智弘さんの紙雑誌「論座」1月号の記事のように、戦争に平等化の幻覚を求める危険な状態も生まれるわけです。

やはり、一度はこうした苦しみの声を表に出す必要があるのではないでしょうか?
出したあとにこそ、「それはわたしたちみんなの苦情なのよ」と言えるのだから。
そしてそれは、若い世代独自の苦しみを理解も尊重もできない識者の無知や、テレビ報道の偏向をあぶりだし、是正への道筋を照らすのだから。フレイレ風に言うと「意識化」です。(じっさいには暗記だけではなく生きいきと理解するというニュアンスもこめて「認知化」「認識化」と考えてもよい。)

次に問題の糸2について。一部のネオコンばかりか消費者までもが労働条件切り下げの共犯者という主張ですね。

あまりにも困っている人について無知で、横暴な話ではないでしょうか。
思い出します。テレビも本もなく、ただ面接のために生きていたような、日々を。
ふとショウウインドウに移った姿を見ると、やせ細って、背まで低くなったように錯覚してしまう自分がいました。わたしは親福祉を受けることによって、いわゆる「ニート」と罵倒される状態になることによって、労働法などを読む時間を手に入れました。
だけどそれを使えない状態の人にどうして政策責任があるのでしょうか。

労働者派遣法が成立したとき、わたしは15歳でした。今33歳のわたしがこう言うのです。今の27歳のアルバイターが10歳のとき。23歳の派遣従業員が5歳のときの出来事です。
それについてまで「若い世代の自己責任」を唱える労働組合アクテイヴィストーー財界から裏金でももらっとんのかいな!--に加担することはできかねます。

「わたしたちみんなの苦情なのよ」という話だって、民族的な文化やアイテンデイティを否定・後退・弱体化させかねない危なっかしい発言です。意図によっては、単なる口封じ、苦痛を訴えることへのかん口令としても機能する。
それをわかったうえであえて作戦として唱えるのならともかく、そうでなければ相手の死に物狂いの抵抗と、多方面からの疑念・反発を覚悟せねばならないでしょう。

赤木さんと連帯して、世代にこだわりますと、本当に、2箇所も3箇所も職場や派遣会社をかけもちしつつ、働きすぎて疲れ果てて倒れる寸前の若い世代がいます。体は骨の上に最小限の筋肉や皮がかぶさっている状態で、まるで減量中のボクサーみたいな体。
うつで思考力・集中力も低下している。仕事が終わったらなんとか家にたどりついて、あとはバタン・キュー。
夜になっておなかが減って目覚めたら、コンビニか24時間やっている百円ショップにでも行くほかない。体力は大事なので、疲れた体にムリにでもエネルギーをつめこむ感じ。そんな生活をするうちに胃が荒れて、胃腸薬が手放せなくなる。おかゆの食事でさえも残すこともある。そんな人にも責任があるという議論などやはりついてゆけない。あわそうとしてもあわせきれない。みなが都市中産階級でおまけに安定雇用で時間の融通の効くインテリさんでしかもリベラル~左派系ならともかく、実際にはムリな相談です。
特に生活がかつかつではそんなことをしていられません。わたしも弟も、「本を買うのはムダな支出だからやめろ」と親に圧力をかけられながら情報にアクセスしています。
職場では、汚いこと、上の人間の尻拭い作業をえんえんとやらされる。オヤジどもがミスったことを、「うちの女の子が~」「入ったばかりの若いもんが~」と電話口等で言っているのはイヤというほど聞きました。また、他の同世代のブロガーと話していても同じような状態が彼の働く業界にも普通だという情報がありました。

働く人はおおかた苛立って爆発寸前だったり、感情鈍磨になっていたりする。または、半泣き状態だったり、ヤケクソ気味だったり、頭をかかえていたりする。
親の援助があるか宝くじでも当たらないかぎり、この失業ー反失業地獄からは抜け出せません。そしてたいていの場合、親は自己責任論に染まって若い世代やフリーターをバッシングしているのです。

派遣の仕事は辺鄙なところに行ってロボット的な「単純作業」ばかりです。当然、疲れもあいまって口数は減り、文化・教養からどんどん遠ざかっていきます。それを差して、「自然じゃない」「コミュニケーション能力が低い」「おつむが弱い」「甘えている」「自動車工場・半導体工場の話は被害妄想」などと一部の正社員や識者たちは言うのですよ。なかにはそういった批判的訴えを「不幸自慢・不幸競争」と揶揄・嘲笑し、かん口令状態を作り上げる差別的なライターさえいるのです。
それには苦情を言ってもいいと思います。まずは言える雰囲気づくりです。

だいたいは、十代後半や二十代初頭のことからそういう環境だと、他のホワイトカラーや正社員と比してどのように異なるか、検討しようもありません。
わたしは親福祉を使って本を読んだり研究会に行ったりしたので、どんなふうにおかしいかかろうじて分かった。けれど、他の人も同じ条件にあるわけじゃありません。

ちなみに、わたしは途中から親福祉が切れるまで「ナマケモノ」として生きることにしたために、ブログなど建てています。ちょっと変わった本やサイトも見ています。だけど、これだってあと半年とか一年つづくかどうかです。もっと大変な状態の方もほかにいらっしゃいます。そういう人に消費者としての責任があるなどと口が裂けてもいえません。
政治的にここは、自分たちの責任を認めてはならないポイントだと考えています。

以前、ハラナさんの「安ければそれでいいのか」という記事を読んだとき、ほんねでは「ついてゆけない」「そんなのムリ」と思いました。
けれど、いつか自分がわうかの確率であっても中産階級の暮らしに戻れるのならば、そのときにはそうするべきだとうと考えて賛成しました。また、ブロガーとして孤立するのは政治的に避けたい事態でもあります。なので、わりと関心が近いサイトでつきあいのあるところですので、義理で賛成したのもあります。
わたしの場合は父がなくなるまでは、まあ中産階級の暮らしができた。十代のころ、消費者運動をしている人たちーーだいたい夫が一部上場企業などで年収1千万とか1千五百万程度は稼いでいた人たちーーの事務所を訪れたり、ミニコミを見せてもらったりしたこともあります。自然食品の店をぜいたくにも利用したこともあります。
なので、そういう主張がまあ分かるのです。
しかし年齢が低い、田舎のほうに住んでいるなど不利な条件が重なるほど、こうした意見にピンときたり、今では縁遠くなっても義理で賛成しておくといった余裕はないでしょう。
赤木さんが紙雑誌でホンネをぶちまけたとき、「そのとおり!」と無限大に叫びたくなったし、擁護したのもそういう事情からです。だって、民族やジェンダーへの罵倒や切捨てなんて組合オヤジも会社のオヤジもずっとやってきたことなのに、どうして若いものだけが苦しい立場でとりみだして訴えたら悪者扱い? ハラナさんも上の世代には甘いなあ。若い世代のフリーター的立場への理解があるようでいてないんだなあ。まあそういう5-60代の上の世代の男性と財界というのは今のところほぼ利害が一致しているようで、大学もどんどん企業の不採算部門としての研究・教育の下請け部門化しているとの声もあり、ハラナさんもまったく自由にものを書けるわけでもないだろうけれど。。。
そう感じました。
上からものを言う話ではなく、一人のフリーターとして若い世代として素直にそう感じたのです。

もちろん、ハラナさんが、労働のことについても旧教育基本法「改正」反対のときのような広い連帯を、と考えていらっしゃることは伝わります。
だけど、危ない発想であることもおさえておかなければ、労働者至上主義により、女性を、非日本国籍を、若い世代を組織がだましつつ引き回すことにしかならないでしょう。

組合が、これまで排除してきた人たちに対して、どれほどオープンになれるか、どれほど相手を尊重して誠実に接することができるか。
それが、これからの労働組合運動と社会的連帯の成否を握る鍵なのです。

ふたつめに、若い世代に「地域密着」とか言い出す。まさにその地域密着とか職場密着主義によって排除されているのに、また実際に地元に仕事がないので派遣の寮に入るのに、そうするのは自分の授業をよくきかない悪い子だからダメといわんばかりに、人前で大声叱責して恥をかかす。相手が不登校・フリースクーラーとしてのアイデンテイティを傷ついておいつめられて泣きだしても被害者意識いっぱいで、謝りもせず迷惑そうにしてばかり。まったく話にもなりません。(フリースクールは特定の学校・地域に密着しなくてもいいという考え方で成り立っています。そこを熊沢さんは、「フリースクール・ホームスクール・コミュニティに定着しろ」と言った。これはいろんなところをまわって自分にあったところ、少しでもいいところを探すというフリースクールの理念、個人の人格的自律権や幸福追求権へ蹂躙です。)

そのほか、そのルールをそのときカロリー不足だったのに自覚もなく、くるくると会社めぐりのための体力しか残っていなかったわたしの状態を見て知りつつ、「勉強しろ」と幼稚園入試の塾の講師のようなことをのたまう労働組合のアクテイヴィストの生存権軽視については以前も報告したとおりです。

そういう上の世代の組合を、組合を支援する学術団体を、若い世代は見捨てていいと思います。
定例会に行く交通費だけでも大変、お茶会への参加だけでも胃が痛む。そういう人がとうていアクセス不可能な一度で6千円とか三千円とか2千円もかかる食事会に人を誘う。断ると、「インターネットで遊びすぎて本当の人とのつきあいを知らない」と対等に人が結びつき、弱者にとって新たなビジネス・チャンスにもなりうる、学習ネットワークの理念から開発されたツールを侮辱・嘲笑する。

そのかわり、地域密着などというインターナショナルな連帯を破壊する文言など使わず、勉強しろなどと進学塾のような場違いなことは言わない。
知識つめこみ暗記よりも、自分の生活や職場について話すことによって政治意識を作ることが出来る。そうした組合を創造する。
また入って活動をしてみること。やってみることによって学ぶこと。

それこそ、若い世代が上の世代や組合どもに搾取されずに生き延びる道だと考えるものです。
そして、若い世代は若い世代の自律性を確保したうえで、上の世代の組合の横暴に耐えられるし、会社の残忍なしうちにも抵抗できるのです。
そこでなら「わたしたちみんなの苦情」を納得できることでしょう。
それこそが、これから求めるべき連帯です。

上の世代の組合と支持する意見・政策が一致すればするでいい。そこは是是非非でいけばいい。自由と反動は別ですので。

ハラナさんは、なんとか上の世代の男性とも融和してやってゆけとおっしゃるかもしれません。でなければ雇用流動化も、細切れ雇用のエスカレーションもみんなの責任だと。
だけど、国鉄を民営化してナショナルセンター総評をつぶそうとしてやった政治家がいるわけです。そういう連中の責任をとわないで「自分が悪い、わたしの責任」ですむでしょうか?

アメリカで、アイリッシュが結成した黒人排斥のアスレチック・クラブという組織があります。
たとえば、黒人詩人を袋叩きにしています。
だけど、白人中心の労働組合も黒人にとってはアスレチック・クラブと大差なかったのです。
「ストライキのさいにはスト破りは言うに及ばず、罪のない傍観者までもが黒人であるという理由からアイリッシュ・ギャングだけではなく白人組合員やその家族のリンチの犠牲となる。『労働組合なんてものは碌でもない代物だ』『そいつは俺たちをいじめる』というのが、黒人一般が労働組合に抱く感情だった。
とはいえ黒人たちのなかにも(中略)指導者になるものがふくまれていた。そんな彼らさえ、人種暴動のさいにはみずからが黒人であることをあらためて痛感し、絆のありかを否応なく意識せざるをない。黒人リーダーのひとりは次のような胸の中を吐露した。

 トラブルが発生したらどうするか、だって? そう……。俺は黒人で、家族を合いしている。肌の色につけこむような白人の味方をする気なんか、さらさらないね。(前喝書 「労働者文化の胎動」)」

これは、今の日本で展開されている上の世代による若者叩きと構造が酷似しています。ただし、今は情報化社会。物理的よりも象徴的な割合が高い。

「分数のできない大学生」「勤めている会社の漢字も書けない季間工」「キレる若者」「凶悪犯罪者としての若者」「治安悪化要員としてのフリーター・ニート・オタク……etc」「自分探し・個性尊重で下流に落ちる、愚かで物好きな若者」「沖縄の民宿・ドミトリーに行くのは“外こもり”という心の問題だ」

こういうイメージがメディアにあふれかえっています。
そこには高遠菜穂子さんのように、「自分探し」の旅をしながらホスピスのようなところで働いたり、ストリートチルドレンの支援に乗り出したりする人たちは紹介されません。ただ得体の知れない不気味なイメージだけが誇張されて宣伝されています。
沖縄に旅して学んで「日本の伝統」の恣意性について検証したり、平和について考えたりしている若い世代も紹介されるわけありません。

そういう状況で、上の世代の各種横暴の反省や謝罪も経ずに、ただ資本主義に反対するために各グループ・各個人の自己主張をやめろという話を上の世代がやると、なんとも勝手で人をバカにした話だと思ってしまうのです。
マクロなことはともあれ、ミクロの観点からすると、自分をいじめる上の世代、ロクでもない労働組合、排除を推進する地域密着や職場密着主義には、とうていついてゆけません。

ものすごく長い文書になりました。
最後にまとめると、

問題の糸2があるから問題の糸1が生まれるのではない。
実際には問題の糸3がある。それは、福祉・医療切捨て、労働運動つぶしをねらった中曽根・小泉といったネオコン政治家の政策だ。
それを問題にしないといけない。でなくては連帯できない。

なお、第二次世界大戦への「一億総責任論」のように、誰もが責任があることは、誰にも責任がないってことだとする論理を繰り返してはならない。
資本主義の「欠如性の論理(イリイチ)」推奨によって、これ以上のうつ、「意気喪失(ブルデュー)」、自己嫌悪・自己否定→自殺の回路を広げてはならない。まるでどこかのカルト教団の洗脳のような「自己否定」をあおる論議に呼応してはいけません。大切なのは自己肯定です。若い世代が中心になってやっている組合のミニコミでも、職場で自己否定を強いられた若者が、労働相談を通じて会社側の違法・不正を知り、自己肯定を取り戻すという話が掲載されていたくらいです。
マイナス評価では連帯は切れてしまいます。「おれたちアイリッシュはワスプと同じ白人だ」とする主張は、ひもじい労働者として使い捨てられるアイリッシュへの否定です。それによって黒人をリンチにかけることになる。
ならば互いにプラス評価をすればいい。「アイリッシュもんばっている。黒人だって悲惨のなかで、何とか生きようとしている。立場は近い。協力しよう。」
それを殺す自己否定主義は自己責任論と同義語、ネオコン好みの語彙です。

問題の糸1、つまりいい平等を求める連帯はむつかしい。
その理由は問題の糸2にはない(ことにしましょう)。これ以上自殺者を出したくないのなら、うつを増やしたくないのなら、そのほうが公衆精神衛生上、いい。
問題の糸3を設定し、その責任を追及し、切り捨てた医療・福祉・再分配政策の本当に必要な部分を修復しましょう。

そこにしかみなが前向きに納得できる「わたしたちみんなの苦情」はないと考えるものです。

ここまで読んでくださったかた、情報消費労働お疲れ様でした。




























































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もうひとつの質問

2007-01-10 21:27:36 | その他
読者に質問をもうひとつ。

あなたの仕事(就業・失業・半失業の生活)を色にたとえると何色?

ちなみにわたしの答えは失業・反失業ともに灰色。黒い闇の色。

読者にとってはどうですか?
コメント

あけおめ、ことよろ、そして質問

2007-01-10 16:43:45 | Weblog
遅ればせながら、また旧正月は越えていない。

読者のみなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

ええと、このブログは基本的に悲惨または痛みについての話が多いのですが、
ひとつやふたつ新年おめでたモードの記事もあっていいでしょう。(とはいえ、ホワイトカラーエグゼンプション反対は新年から、でもあるのだけれど。)

というわけで、
もしあなたが一日だけ透明人間になったら職場でどうするか。
についてコメント欄に書いていってください。

例:○もし一日だけ透明人間になれるとしたら、職場の横暴な上司をぶんなぐりたい。
  ○透明人間になったら、フリーターを中傷する上の世代の親類に一日中説教し  てやりたい。

  ○透明になれたら職場のPCをいじって、時給を3倍に書き換えてやる。
  
さあ、読者はどんなふうにしたいですか?








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