京都府立図書館から借りて、これから読む予定の本。
最近は仕事や雇用の本を図書館も多数そろえて開架の棚に並べていてくれる。
うれしいかぎりだ。
●『ワーキングプア アメリカの下層社会』デイヴィッド・K・シラー 盛岡孝二、川人博、肥田美佐子 訳 岩波書店2007.1
これは梅田の紀伊国屋で立ち読みしたあと、読みたいと思っていた本。役者の一人川人博さんは、過労死・自殺について啓蒙している弁護士さんだ。
●『不安定を生きる若者たち 日英比較 フリーター・ニート・失業』乾 彰夫編著、アンディ・ファーロング、佐藤一子、佐野雅彦、平塚槇樹、藤田英典、宮本みち子著 大月書店2006.10
こちらはジュンク堂書店烏丸店で見つけて、そのときは買えなかったもの。ぜひ読んでおかねばと思っていた。
●『ぼくにだってできるさ アメリカ定収入地区の社会不平等の再生産』ジェイ・マクラウド著 南 保輔訳 北大路書房 2007.5
以前から読みたかった再生産論のひとつ。道ばたぐらしに近いところにいるティーンエージャーたちの記録。「開かれた社会」アメリカでの不利な条件にある子ども・若者らについて、先行研究を見渡しつつ新しい仮説の構築に挑む。
●『階級社会』ジェルミー・シーブルック 渡辺雅男訳2004.7 2004.8
これも以前から目を通したかった書物。
確か高原元彰さんが「不安型ナショナリズムの時代ーー日中韓のネット世代が憎み合う理由」のなかで、高く評価しつつ言及しておられた記憶がある。
まだぴらぴらとめくった段階だが、この指摘はスゴイ。「オックスファムは記者会見の中で、貧困撲滅に元も積極的であった国々(中国、マレーシア、タイ)が不平等の際だった拡大を経験してきた。グローバルな基準で見ても際だった傾向である。(178P)」
なんだか、人権派弁護士による反貧困運動の行く末を暗示しているように思えるのはわたしだけだろうか?(ちなみにオックスファムはイギリスの人権NPO。第三世界援助で知られる。)
トラックバック用URL:http://d.hatena.ne.jp/tazan/20070906
最近は仕事や雇用の本を図書館も多数そろえて開架の棚に並べていてくれる。
うれしいかぎりだ。
●『ワーキングプア アメリカの下層社会』デイヴィッド・K・シラー 盛岡孝二、川人博、肥田美佐子 訳 岩波書店2007.1
これは梅田の紀伊国屋で立ち読みしたあと、読みたいと思っていた本。役者の一人川人博さんは、過労死・自殺について啓蒙している弁護士さんだ。
●『不安定を生きる若者たち 日英比較 フリーター・ニート・失業』乾 彰夫編著、アンディ・ファーロング、佐藤一子、佐野雅彦、平塚槇樹、藤田英典、宮本みち子著 大月書店2006.10
こちらはジュンク堂書店烏丸店で見つけて、そのときは買えなかったもの。ぜひ読んでおかねばと思っていた。
●『ぼくにだってできるさ アメリカ定収入地区の社会不平等の再生産』ジェイ・マクラウド著 南 保輔訳 北大路書房 2007.5
以前から読みたかった再生産論のひとつ。道ばたぐらしに近いところにいるティーンエージャーたちの記録。「開かれた社会」アメリカでの不利な条件にある子ども・若者らについて、先行研究を見渡しつつ新しい仮説の構築に挑む。
●『階級社会』ジェルミー・シーブルック 渡辺雅男訳2004.7 2004.8
これも以前から目を通したかった書物。
確か高原元彰さんが「不安型ナショナリズムの時代ーー日中韓のネット世代が憎み合う理由」のなかで、高く評価しつつ言及しておられた記憶がある。
まだぴらぴらとめくった段階だが、この指摘はスゴイ。「オックスファムは記者会見の中で、貧困撲滅に元も積極的であった国々(中国、マレーシア、タイ)が不平等の際だった拡大を経験してきた。グローバルな基準で見ても際だった傾向である。(178P)」
なんだか、人権派弁護士による反貧困運動の行く末を暗示しているように思えるのはわたしだけだろうか?(ちなみにオックスファムはイギリスの人権NPO。第三世界援助で知られる。)
トラックバック用URL:http://d.hatena.ne.jp/tazan/20070906