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【袴田事件】「証拠の“ねつ造”は屈辱的…受け入れる訳にはいかない」死刑求刑を菊地幸夫 弁護士が解説 ”真犯人を見つけず、税金使って警察と検察の仲間を守るために無罪の人を犠牲に”

2024-05-23 07:27:17 | 社会
死刑判決が確定している袴田巖さんのやり直しの裁判は5月22日に結審しました。検察側は再び死刑判決を求め、弁護側は無罪を主張しています。社会部の斎藤力公 記者と菊地幸夫 弁護士が争点などについて解説します。 検察側が再び死刑求める 証拠品ねつ造は「実行不可能な空論」と主張 袴田事件の再審公判結審へ

「検察は死刑を求刑する以外ない」


-菊地弁護士、この死刑求刑をどう受け止めますか? 菊地幸夫 弁護士: 捜査機関として“ねつ造”を認めるわけにはいかないので、そうなると死刑を求刑する以外ないですね -齊藤記者はどう考えますか? 齊藤力公 記者: やり直しの裁判で大きなポイントになっているのは「証拠がねつ造されたものかどうか」です。これを裁判所がどう判断するか。そのために検察は一貫して「袴田さんが犯人」としてきょうも死刑求刑をしたと考えられます。

証拠とされる5点の衣類はねつ造?


-斉藤さん、この「証拠のねつ造」について改めて説明していただけますか? 齊藤力公 記者: 裁判所が「ねつ造」と指摘したのが袴田さんの死刑確定の決め手となった犯行着衣とされた5点の衣類です

5点の衣類発見の経緯
齊藤力公 記者: 時系列でみますと1966年の6月に事件が発生し、そして、8月に袴田さんが逮捕されました。 その間は、みそタンクに仕込み用の味噌が入れられ、ふたがされ、重しが載せられた状態でした。  翌1967年の7月から出荷のため味噌の取り出しが始まり、8月に味噌タンクの底から発見されたのが5点の衣類です      
-弁護側はこの1年2カ月後に見つかった不自然さも指摘していますよね。 齊藤力公 記者: はい、5点の衣類には血痕の赤みが残っていますが、弁護側は「長期間みそに漬かることで、黒く変色する」と主張。つまり「赤みが残った衣類は発見直前に入れられた」と主張しています。 袴田さんはこの時すでに逮捕されていますので、入れることは不可能だと。つまり、「5点の衣類は捜査機関によってねつ造された」と主張しています

東京高裁はねつ造の疑いを指摘

東京高裁の判断
そして、裁判のやり直しを決定した東京高裁は「第三者がみそ漬けにした可能性がある。捜査機関による可能性が極めて高い」と“ねつ造”の疑いを指摘しました。    -捜査機関による証拠のねつ造の可能性の指摘は、捜査関係者にとってどんな意味があるのでしょうか?     
菊地幸夫 弁護士: 「証拠のねつ造」というのは捜査機関にとっては屈辱的・侮辱的なことで、黙って受け入れる訳にはいかないですね

-やり直しの裁判では検察が死刑求刑をしなかったケースもありますよね? 齊藤力公 記者: はい。過去の例を見ていますと無期懲役の判決が下された事件のやり直しの裁判では検察がそれまでの主張を一転させ、無罪を主張したケースや立証を放棄したケースがありました。 例えば東電OL事件や足利事件ではDNA鑑定によって真犯人とみられる第三者のDNAが新たに検出されたことから、検察が有罪立証を断念し無罪を主張しました。 ただ、過去に死刑確定後に無罪となった4つの事件ではいずれも検察は死刑を求刑しています

再審制度の見直しの動きは?
弁護団の主張
-袴田さんのケースも検察側にいろいろな選択肢があったのでは?  
菊地幸夫 弁護士: 例えば犯人の可能性がある第三者が新たに出てきたら別ですが、今回はそうではなく、 「証拠のねつ造」を否定しており、被害者が4人もいることを考慮すれば死刑以外ないでしょうね -検察側の死刑求刑に対し弁護側は? 齊藤力公 記者: 弁護側は「5点の衣類は何者かが袴田さんを犯人に仕立て上げるためにねつ造したもの」としています。そして「それが実行できたのは警察としか考えられない」と無罪を主張しています

-判決はいつ頃に? 
齊藤力公 記者: 5月22日で結審しましたが、判決は9月26日に言い渡されることが決まりました。     
-静岡地裁の再審開始決定から10年以上が経ち、ようやく結審。再審制度の見直しも必要になって来るのでは?  菊地幸夫 弁護士: 再審制度の条文は法律家から見ると20条にも満たないアッサリしたもので、もっと細かく規定した方が良いと思われる点があります。この事件をきっかけに改正に向けた議論が進むのでは 再審制度は70年以上改正されていません。ここまで袴田事件の再審裁判についてお伝えしました。

感想
 遺族にとっては辛いことです。
遺族にとって、真犯人でない人を犯人にすることが報われることなのでしょうか。
真犯人を犯人とする方が、犠牲者を生むことになるのではと思います。

 警察、検察が袴田さんを犯人と決めつけたのがそもそもの間違いだったように思います。

「時系列でみますと1966年の6月に事件が発生し、そして、8月に袴田さんが逮捕されました。 その間は、みそタンクに仕込み用の味噌が入れられ、ふたがされ、重しが載せられた状態でした。  翌1967年の7月から出荷のため味噌の取り出しが始まり、8月に味噌タンクの底から発見されたのが5点の衣類です」
 警察を検察は5点の衣類を証拠としていますが、それが見つかる前に袴田さんを逮捕しています。
ということは証拠なく、強制的に自白させて犯人にでっち上げたことになります。
この決めつけがそもそも間違いだったのです。
 その時点でさらに捜査をすれば真犯人にたどりつけた可能性も大きいです。

 警察と検察が偽造する理由はないと言われていますが、過去を振り返れば偽造偽証してきた実績が多くあります。
 直近では、大川原化工機 の件です。
 検察も科学の知識と論理ができないのか、普通の噴霧乾燥機を滅菌できるなどと言って、そのためのデータも偽造しました。
 そして偽造した警察と検察の担当者は表彰され(後日取り消し)、出世しています。

村木厚子さんのケースでも偽造しています。


このケースでも、部下が過酷な取り調べで虚偽自白をさせられています。
村木厚子さんは何とか頑張って虚偽の自白をしませんでした。これが大きかったです。
それと一流の弁護士に弁護してもらい、検察の証拠偽造のミスを発見したのです。

 警察と検察は国民の税金を無駄遣いしています。
いった、何を守っているのでしょうか?

木原副長官を守るため、それは岸田首相を守るために、検察はのらりくらりと遺族に「やりますから」と言って何も行動していません。

村木厚子さんのケースでは検察のプライドを守りたかったのでしょうか?
大川原化工機では安部元首相の意向に沿って実績を上げたかったのでしょうか?
すぐに表彰して出世させています。

警察と検察の中にも良識を持った人がいるはずです。
裁判官の中にもいると信じています。
国民がきちんとした政権を任せる党と人を選ばないと、税金を自分たちのためにつかうことを考えてしまう政治家が増えるのでしょう。

警察、検察の担当者は心の痛みを感じる人間らしさが無いのでしょうか?
もし、ご自分の大切な人が逆の立場ならどう思うのでしょうか?

大川原化工機や木原元副長官の妻の夫殺害疑惑では、人としての心を持っている人が正直に発言されていました。
左遷させられるリスクを恐れずに、人としての魂を優先されたのでしょう。
ただ魂を悪魔に売り払っている人もいます。

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