V.E.フランクル読書ノート
フランクルを読んできた。今は「人間とは何か」を読んでいる。
これは "Aerztliche Seelsorge" 第11版の邦訳である。その原本第6版は、すでに霜山先生の格調高い翻訳で親しまれている。(フランクル著作集2「死と愛」(霜山徳爾訳 みすず書房 1957)
仙台の「フランクル文庫」(特定非営利活動法人「ほっぷの森」内)にはこれの初版原本が入っている。2011年の東日本大震災の日本に「力(それでもの力)を与えるシンボルにしてほしい」と、ドイツで「フランクル・カウンセリングセンター」を主宰する勝田茅生氏を通じて、ウイーン・ヴィクトール・フランクルセンターから贈られたものである。
私たちは、その縁で、「フランクル文庫読書会」を立ち上げ、「夜と霧」など彼の著作を読んできた。今は「人間とは何か」に取り組んでいる。
フランクルはとくにこの著書を大切にし晩年に至るまで推敲を重ね続けた。いはば彼の主著である。
今年1月の朝日俳壇に《読み初めや三度手に取る難読書 池内真澄》という句があった。実は私にとっ て、この「難読書」に取り組むのはまさに3度目なのである。ノートに記しながら読んでいくこととする。
このHPは、その取り組みの途上で考えたこと、感じたこと、疑問として残ったことなどを記す読書ノートである。 國分振
感想;
それでも人生にYesと言う
ロゴセラピーはヴィクトル・フランクルが始めたセラピーです。
ヴィクトル・フランクルはウィーンの精神科医でしたが、ナチスの強制収容所で死の隣で生きる希望を失なわずに耐え忍びました。チフスにも感染しましたが、ロゴセラピーを残さないといけないとの執念でチフスに立ち向かいました。
ロゴセラピーはヴィクトル・フランクルが自ら実践し、そのロゴセラピーの効果を自ら確認しました。
ヴィクトル・フランクルはウィーンの精神科医でしたが、ナチスの強制収容所で死の隣で生きる希望を失なわずに耐え忍びました。チフスにも感染しましたが、ロゴセラピーを残さないといけないとの執念でチフスに立ち向かいました。
ロゴセラピーはヴィクトル・フランクルが自ら実践し、そのロゴセラピーの効果を自ら確認しました。
ロゴセラピーは、
精神 ⇔ 心(感情/気持ち) + 身体
と、心と身体の上位に精神があると考えます。
心と身体が病んでいても精神が病んでいなければ、その人は健全な状態にいて生きる目的を持っています。
自分から人生の意味を見出すと言うより、”人生”が自分に意味を尋ねて来ると考えます。どんな過酷な状況の中でも意味/価値を見出すことができると説明しています。
価値には、
心と身体が病んでいても精神が病んでいなければ、その人は健全な状態にいて生きる目的を持っています。
自分から人生の意味を見出すと言うより、”人生”が自分に意味を尋ねて来ると考えます。どんな過酷な状況の中でも意味/価値を見出すことができると説明しています。
価値には、
①創造価値、②体験価値、③態度価値
があります。
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