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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「情緒の教育」岡潔著 "情緒を養う、情緒が大切”

2019-06-10 01:43:21 | 本の紹介
・私は人というものが何より大切だと思っている。私たちの国というのは、この、人という水滴を集めた水槽のようなもので、水は絶えず流れ入り流れ出ている。これが国の本体といえる。ここに住んだ水が流れ込めば、水槽の水は段々と澄み、濁った水が流れ込めば、全体が段々に濁っていく。それで、どんな人が生まれるかということと、それをどう育てるかということが、何よりも重大な問題になる。人という存在の内容が心であり、心が幼いころに育てられるとすれば、とりわけ義務教育が大切であることはいうまでもない。

・道元禅師
「いかならんか過去心不可得といはば、生死去来と云ふべし。いかならんか現在心不可得といはば、生死去来といふべし。いかならんか未来心不可得といはば、生死去来といふべし」

・頭で学問するものだという一般の観念に対して、私は本当は情緒が中心になっているといいたい。

・情緒を養う教育は何よりも大事に考えなければならない。

感想
情緒(goo辞書)出典:デジタル大辞泉(小学館)
1 事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気。「情緒豊かな作品」「異国の情緒があふれる」「下町情緒」
2 「情動」に同じ。「情緒不安定」

岡潔氏は数学学者です。
数学は論理の展開です。
その人が、情緒を養う教育が何よりも大切だといろいろなことを紹介しながら書かれています。
人と人との関係もこの情緒が大きいのでしょう。

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