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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「学校の『当たり前』をやめた 生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革」工藤勇一著 ”行動が変われば心が変わる!”

2020-03-18 11:01:55 | 本の紹介
・「目的と手段を取り違えない」
「上位目標を忘れない」
「自律のための教育を大切にする」

・学校は子どもたちが、「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにあると私は考えます。

・子どもたちには「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する資質」すなわち「自律」する力を身に付けさせていく必要があります。

・学校が変われば、社会は必ず変わります。

・宿題を全廃したことで、最も喜んだのは、受験を控えた3年生の生徒たちでした。それは「負担が減って楽になったから」ではありません。自分にとって重要ではない非効率な作業から解放されたからです。自分の時間を、自分の考えで使えることの大切さについて、生徒たちは、敏感に感じ取っていたのだと思います。

・固定担任制廃止
固定担任制では、子どもたちや保護者にとっての学級の良し悪しは、多くの場合、担任に紐づけられる傾向があります。

・本校の体育祭は、「生徒全員を楽しませること」を最上位目的としています。

・行動こそが大切
 奈良の薬師寺の僧侶
 「心の持ち方、ありようによって行動が変わり、行動を変えると心を変えることができる。『面白くない、つまらない』と思って授業を受けていると、ついつい頭が下がり、居眠りしてしまったりする。それは、自分の中にある、ぐうたらな心が自分の行動をそうさせている。しかし、たとえ、寝不足などで体がひどく疲れきっていたとしても、姿勢を正し、頭を上げ、顔をしっかり意識して向けていくことによって、元気な心が生まれてくる」

・誰かを責め続けている状態の中では、人は自立のスイッチを押すことができません。まずは、人を責め、自分を責めることをやめさせなければなりません。

・トラブルを学びに変える。
「主体的に仲直りするプロセスを体験させる」ところに指導のポイントを置く必要があります。

・大人の役割は、子どもが一人で越えられないハードルに出会ったときにしっかりと越えさせてあげるように支援することです。

・考えるべき優先順位は、
① 子どもたちのため
② 保護者のため
③ 区民のため
④ 学校や教職員のため

・『森・黒沢のワークショップでまなぶ解決試行ブリーフセラピー』森俊夫&黒沢幸子共著

・これからの時代を生きていく上で何が必要な力なのかを考え、授業の中身を組み立てることです。

・言語や情報を使いこなす能力/自分をコントロールする能力/多様な集団の中で協同できる能力

・麹中アフタースクール
1) 麹中塾
2) 部活動
3) サークル

・まず最初に行ったのが、課題のリスト化でした。このリストの完成後、それらの課題をどのように改善・解決していくべきか、教員と共に話し合いました。

・「教育困難校」の1年生の担任になりました。私は赴任にしてすぐに「生徒指導をまかせてほしい」とお願いしました。
私は、入学式の翌日の1年生の学年集会でこういう話をしました。
「君たちにメッセージが二つある。一つは、人として本当に大切なことをしっかりと分かってほしいということだ。この学校にはいろんな生徒がいて、中には怖い先輩もいるかもしれない。しかし、先生がついているから心配するな。金髪や私服で登校する生徒もいるが、それは大きな問題ではない。今後みんなの中に、私も金髪にしたいという者がいたとすれば、やりたければやってもかまわない。とにかく忘れてはいけないのは命を大切にすること、人権を守ること、犯罪をしないことだ。絶対に÷れるな。
もう一つは、信用を得ることだ。信用を得るためには時間がかかる。信用は行動の積み重ねでしか得ることはできない。勉強ができなくてもいい。スポーツも苦手でいい。信用を得るために全員に特に努力してほしいことは、掃除だ。掃除は誰にでもできるが、ただ真面目にやればよいと「いうことではない。しっかりと汗をかくくらいやってほしい。そのことはみんなが思うほど簡単なことではない。でも、これをしっかり続けていけば、信用が何かということが必ず分るはずだ。掃除を通じて学校をピカピカにしよう」

・「この3年間学んだことは、たくさんあります。それは人との付き合い方、信頼されるということ、そして働くということです」

・山形の教え子が去る時に歌にして手紙をくれました。
「春風は 思いでのせて どこまでも 工藤先生 忘れはできぬ」

感想
子どもたちが自ら考え自ら判断し、自ら行動する。
それができるように支援するのが先生の役割である。

実社会ではまさにそれが求められています。
そして社会に出て役立つことを教える。
この役立つことは知識だけでなく、”自律”です。
自分の人生を中学の時から考える。
素晴らしいと思いました。

会社でも同じです。
人生も同じです。
自分の人生は他の人の人生ではないのです。
自分が決めるものです。
また周りの顔色を見てそれに合わせる必要は無いのです。
周りの人の人生ではなく自分の人生です。
周りの人に言い顔しても、その責任は取ってくれません。
責任は自分が取るものですから、自分が良いと判断したものを実施することだと思います。
もちろん、周りの意見を参考にするのは、自分の姿を鏡に映す効果もありますから、必要に応じて意見を貰うことも大切だと思います。
でも最後決めるのは自分ですから。

https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/d6322c02d1a305cb41a0c603d4d2477a
「生きる力を育む!麹町中学校の型破り校長非常識な教え」工藤勇一著 ”自分の人生は自分で責任を取れるようにする!”




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