幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「ベストパートナーになるために 男は火星から女は金星からやってきた」ジョン・グレイ著 ”相手を知ること、違いを知ること”

2019-07-17 00:57:57 | 本の紹介
本書は、本国のアメリカで驚異的なベストセラー記録を打ち立てたのはもちろんのこと、世界各国でも出版され、多くの男女に愛されている一冊である。

・男は“受容“を、女は“共感”を求めている

・女性の“やさしさのサイン”が男を勇気づける。

・女性は「愛され、大切にされている」実感がほしい。

・女性は、往々にして自分が尽くしすぎたと気づいた時、その不幸を相手のせいにする。彼女は、自分が相手から得たものよりも与えたもののほうが大きかったことについて不公平を感じ、損をしたと思うのだ。そして、相手を責める。しかし、女性にとって本当に大切なのは、相手の不誠実さに対して憤る前に、自分から”与える“度合に限度を設けることである。相手に対して”ギブ・アンド・テイク“を均等に求めるのではなく、自分のほうで調節をして限界点を設ける必要があるのだ。男性は女性からはっきりと「それはできないわ」といった言葉を受けると、二人のつきあいにも節度(けじめ)があるのだと気づく。そして、男性はより多くのことを相手に与えたいという気持ちに駆られていくものだ。つまり、女性はより多くのものを相手の男性から受けるためには、彼との接し方に自分から節度を設ける必要性があることを学ばなければならない。

・女は「拒絶」が、男は「挫折」が怖い。

・女性は“感情移入”してもらいたい。
 彼女が単に“感情移入”を望んでいるにもかかわらず、男は彼女が具体的な”解決策“を欲しがっていると勘違いしているのだ。そこに男女の、根本的な悲劇がある。逆に、男が女に対してぶつける不平不満の声の中でもっとも頻繁に耳にするのは、「相手が絶えず自分を変えていこうとしている」というものであ
る。

・女の感情を逆なでする”男の決まり文句“
 ・「そんなこと、ちっとも心配する必要ないじゃないか」
 ・「君が言うほど大きな問題ではないと思うよ」
 ・「君はそう言うけど、僕はまったくそうは思わないね」
 ・「わかった、わかった。悪いけど、もうそのことに関しては忘れたほうがいい」
 ・「文句ばかり並べていないで、実際にやってみることだね」
 ・「そんなに落ち込むなよ。僕は何もそういうつもりで言ったんじゃないよ」
 ・「だから、どうだっていうんだよ」
 ・「でも、そんな風に感じてはダメなんだ」
 ・「わかった、わかった、もう忘れよう」
 ・「よし、僕が庭を掃除する。それで君は気がすむんだろ?」

・言葉が愛を生む、憎しみを生む。

・女が“すねた気分”になった時、口にする不満ベスト5
 1)「あなたは私の言うことをちっとも聞いてくれない」
 2)「まるであなたは、“心ここにあらず”って感じね」
 3)「あなたは私のことなんか、少しも思ってくれていないのね」
 4)「私はもう、必要とされていないのね」
 5)「あなたには情というものがないのね。いつも理屈ばっかり」

・“おしゃべり“は女の何よりの清涼剤

・愛を育てる人はみんな「翻訳上手」
 女性は、精神的なぐらつきを感じると、その話の中で暗に聞き手に対して救いの手を求めるようになる。

・男性を“責める”より、“許す”ほうにエネルギーを使おう。

・“男のメンツ”を尊重すると、彼はこんなにやさしくなる。
1)もっと抵抗感なく男性に「YES」と言わせる法
まず心得ておかなければならない重要なコツは、彼がすでに何度もやってくれたことがあるからといって、それを「当然のことだ」というような調子で頼まないことである。そして、彼がやり終えてくれた時には、大いに感謝の気持ちを表すようにする、けっして、彼の方から自発的にやってくれることを期待してはならない。
 ・ここに気をつければ、もっと気楽に“ひと肌”脱いでくれる。
  1)タイミングを選ぶこと
  2)命令するような態度・口調で頼まない
  3)用件は短く
  4)そしてわかりやすく
 ・“間接表現”では真意が通じない 
2)より多くのことを要求して手に入れる法
・相手に“選択の自由”を与えたほうが「NO」と言われにくい。 
3)あなたの要求を通すための“究極のテクニック”

・感謝されると、男はここまで素直になれる。

・こんな“買い言葉”は自分を傷つけるだけ。
 ・「じゃ、いいわ。そのことはもう忘れてちょうだい」
 ・「あなたがそんなことを言うなんて、私にはとても信じられないわ。私がどれほどあなたに尽くしてきたと思っているのよ」
 ・「別にたいしたことをしてくれと頼んでいるわけではないでしょ」
 ・「たった15分ぐらいのことじゃないのよ。どうして気持ちよくやってくれようとはしないの?」
 ・「ああ、まったくガッカリしたわ。本当に傷ついた」
 ・「あなたは私のためにやってくれないというの?」
 ・「どうして、こんな簡単なこともできないの?」 

・恋愛とは「裸の自分」と向き合うこと

・人の心理にはすべて「90(自分の過去)対10(目の前で起きていること)の原則」が働いている。
 未だに私たちの心の奥深くに未解決のまま閉じ込められている過去のいまわしい記憶や感情が甦ってこなかったら、異性関係において私たちを苦しめる、さまざまな感情的トラブルの90%はうまくさけられるのである。

・“書く”ことで自分の気持ちも整理される

・「過去の悩み」と「現在のトラブル」を仕分ける“ラブレター”法
 あなたの過去が、いかに現在の自分の言動に大きな影響を与えているかを理解できれば、自分の感情をコントロールしていくことも、たやすくなる。
書きながらそれが自分の過去とどのような関係があるのか自問自答してみよう。

・パートナーとの関係は“美しい庭園”のようなもの
美しい緑に覆われ、草花が咲き誇るような見事な庭園をつくりあげようと思えば、絶えず豊富な水を与えていなければならない。それと同じように、理想的な二人の関係を築きあげようとすれば、絶えず愛情と思いやりを充分に与えていく必要がある。

・“未知の旅”だからこそ、二人の愛はより強くなる。
 どうか、より現実的になってもらいたい。自分の失敗にも寛容になるべきである。あなたがここで学んだ多くのことは、すぐに忘れ去られてしまうかもしれない。ある教育理論によると、私たちが何か新しいことを習得するには、同じことを二百回繰り返して聞く必要があるという。私たちは、本書で学んだすべての新しい知識や知恵を一度に実行できることを自分に(あるいは、相手に対して)期待してはならないのである。忍耐強く、そして階段を一歩ずつ踏んで覚えていくことが大切だ。完全に自分のものとするには、相当な時間がかかるものだと覚えておこう。
 時には道に迷うことも当然ある。あなたの相手も同じである。その未知の旅を続けていくプロセスにおいて、本書を地図代わりに活用してもらいたい。何度も何度も読み返すことにより、未踏の地を無事に通り抜けさせ、あなたを目的地へと導いていくようにしよう。

感想
大島渚監督が翻訳されていました。

女性、男性をまとめて言うのは危険性がありますが、異性を理解するうえでとても参考になりました。
相手を知る努力が大切だと思いました。


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