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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「実存主義とは何か」 サルトル著 ”ロゴセラピー ヴィクトール・フランクル「夜と霧」”

2016-03-14 02:45:19 | 本の紹介
実存主義は人間を行動によって定義するものである以上、これを静寂主義の哲学と考えるわけにはいかない。
また人間の悲観論的記述とも考えるわけにはいかない。人間の運命は人間自身のなかにある以上、これほど楽観的な主義はないからである。
また人間に向かって、希望は彼の行動のなかにしかなく、人間を生かす唯一のものは行為であると説くのであるから、行動にたいして人間を絶望させるための試みと考えることもできない。
したがってこの面においては、これは行動とアンガジュマンのモラルである。しかも人々は、これらいくつかの与件から出発しえ、われわれが人間を個々の主体性にとじこめるものだと非難する。その点でも人々をわれわを非常に誤解している。なるほどわれわれの出発点は個人の主体性であるが、これは厳密に哲学的な理由によるのである。
われわれがブルジョアだからではなく、心理にもとづく主義を欲するからであり、希望に満ちているか現実的基礎をもたぬ学説の集積を望んでいないからである。出発点において、「われ考う、故にわれあり」という真理以外の真理はありえない。これこそ、自分自身をとらえる意識の絶対的真理である。
人間が存在しうるのは超越的目的を追求することによってである。人間はこの乗り越えであり、この乗り越えに関連してのみ対象をとらえるのであるから、この乗り越えの真中、核心にある。

http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/48_jitsuzon/
「人間の本質はあらかじめ決められておらず、実存(現実に存在すること)が先行した存在である。だからこそ、人間は自ら世界を意味づけ行為を選び取り、自分自身で意味を生み出さなければならない」と高らかに宣言した講演「実存主義とは何か」は、その後世界中で著作として出版され、戦後を代表する思想として広まっていた。

感想;
ロゴセラピーも実存主義と言われている。
人生が自分に問いかけてくる。それを受け容れて価値を見出す。
自分が人生に意味を見出すというより、人生の方から意味を問うて来ると考える。
今の環境はきっと何か意味があるのだろうと考えて生きる。そうすると価値が見出せる。

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