幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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東京いのちの電話公開講演会;「コロナ禍における孤独・孤立~若草プロジェクトの活動から見えるもの~」 村木厚子氏 ”力を集める/自分に出来ることはないかと”

2023-03-05 03:12:48 | 社会
講演メモ(ご本人に確認取っていませんので、個人的な認識です);
 こんにちは。難しい注文がつきましたね(主催者側からの要望があり)。
 コロナ禍の孤立・孤独について話したい。

 少しでも永田町から離れたい。役所と違う仕事をやってみたい。企業で教えたい。NPOで活動したいと退職時思いました。そして今は第二の人生を楽しんでいます。
 政府の孤立・孤独支援対策もやっています。自分自身も過去に厳しい思いがありました。皆さんと一緒に自分たちと一緒に考える機会になればと思います。
まず最初にNPO活動から見えてきたこと。2016年からスタートした若草プロジェクトについて紹介します。瀬戸内寂聴さんが「私たちがやり残したこと何かな? できることないかな」と。そして弁護士の大谷恭子さんに瀬戸内寂聴さんが相談されました。大谷さんから私に相談がありました。13年前ある事件で、身に覚えのない事件で拘置所に入れられました。御飯を運んでくれるのが、受刑者の女性でした。配膳は体力がいるので、毎食ご飯を運んでくるのは若い女性です。真面目に働いています。でもよく考えたら受刑者です。いったい何をしてここに入っているのか? 私が話せるのは刑務官だけなので尋ねました。
一番多いのが薬物、次が売春でした。目の前の女の子とそれが重なりません。あるところから逃れたい、どうしてもお金を稼がないといけない。その時に薬物とか売春に引き寄せられます。それがとても気になっていました。児童虐待なども気になっていました。何とか頑張ろうとしている子がそれをしてしまっているのです。そして皆が「自分が悪い」と思っています。売春したことは自分が決めたことだから、自分が悪いと思っています。でもそこへいかざるをえないような環境が悪いと思っていません。追い込まれて手を染めているのです。

じゃあ、女の子の支援をやろう。瀬戸内寂聴さんがそれはいいねと。『若草物語』から名前を取りました。瀬戸内寂聴さん90代、大谷さんと私が70代、60代、「若草でない」との陰口も。でも枯草でもがんばろう。

つなぐ/学ぶ/広めるの3本柱でやっています。もう6年くらいやっています。私たちも相談窓口を持っています。LINE相談を行っています。そして次は会いましょう。対面もやります。シェルターも持っています。そこから卒業していく子どももいます。
 LINEの相談が5月にぼんと上がりました。コロナでバイトのシフトが入らなくなった。
コロナで家にいないといけないので居場所がない。死にたい。「死にたい」の言葉で辛い気持ちを表している。家族のことも話す。

支援している弁護士さんの言葉「コロナで新しく見えてきた問題ではない。元々崖近くにいた。それがコロナでさらにがけっぷちに近づいた」
 児童養護施設に来ている子どもたちが、大人になって出て行くが、そのアフターケアーしているところがあります。1回/月の食事会に来てくれと伝えてもなかなか来てくれない。コロナ禍困っているだろうと思って、食べ物を送った。食べ物を送ったら、お礼の電話がかかってきて、いろいろ話していると、「実は」と実情を話してくれた。

内閣府でコロナで誰にどんな影響があったか調べた。
家庭内DVが1.5倍、雇用・就業困難が増えた、特に非正規に影響が大きかった。
女性の自殺率が上がった。ウイルスは男性女性に差がなかったが、コロナで社会環境が悪くなったのは女性に影響が大きく出た。主婦の自殺と女子高校生と男子大学生の自殺が増えた。経済的に自立していないとの共通点がある。親と一緒にコロナで居る時間が増えた。逃げ出したいと思っても逃げられない。経済的に自立していないので逃げられない。
家にいて殴られても大学行くか/逃げだして大学を諦めるかの二択を迫られる。

コロナで苦しさが目立ったのが大きな特徴であった。コロナプラスは、コロナ助成金が強化された。あの制度は前のリーマンショックの時に出来ていた。その制度がコロナで役立った。孤独・孤立に光が当たったのは、コロナで良かった面と言える。孤立・孤独担当大臣ができたことはとても良かった。

困窮者は二つの共通点
1)不幸な出来事が重なって起きる
2)社会とのつながりが切れる
それを法律に書こうとしたら、「そんなぼんやりしたもの書けるか」と言われた。ところがぼんやり大臣(孤立・孤独担当)が生まれた。

2万人の孤立・孤独調査を行った。
1)直接質問 どの程度孤独だと考えるか
 常に 時々、たまに 5段階
時々たまに入れて40%程度が孤立・孤独を感じている。もう少し高いかなと思っていた。
2)間接質問 人との付き合いがないと感じるか、取り残されていると感じるか。
 孤立・孤独の高い人は、これでも4割程度

役所は、何を考えるか。
どういう人が孤独を考えるのか? その人の対策を考えないといけない。
孤立・孤独を感じるのは男性が女性よりやや多かった。30代が多い。次は20代、子どもの調査はできていない。高齢者が多いかと思っていた。収入が低い。一人暮らしの人がやはり孤独を感じていた。相談相手がいない人が孤独感を感じる人が多かった。
孤独感を感じる前になにがあったか? 転職、転校、家族との割られ、家族との大きなトラブルがあった。
こういうタイプの人が孤独になると思っていたが、誰でもそういうことがあると孤独を感じるのだということを私自身も突然の事件で知った。
どこからかサポート受けている人は少ない。孤独・孤立の人はサポートを必要としているが、受けていない。
その理由で多かったのが
・まだ我慢できる
・手続きを知らない
・手続きが面倒

今日来ている人は相談を受けている人が多いが、「それって、深刻な問題? それに耐えて生きているのでは」と思う人が多い。

健康リスク
孤独・孤立は死亡リスクを高める。タバコよりリスクが高い。過度の飲酒が3番目。

孤独は心の問題なので対策が難しい。
早くSOSを出せるようにしよう。
切れ目のない支援をしよう。
普段から連絡とれるようにしようと。

「霞が関軍団」、悪口を言う集団をそう呼んでいる。

プラットフォームが集まれる場所
勉強会を作って、検討会3つ立ち上がっている。
1)声を上げやすい社会とか
2)きめ細かい息の長い支援とは?
3)いろんな相談の窓口をどうやれば連携を取れることができるか
どうやったら相談できるか?は3つに分けて考えるとよい。
1)助けがあるという支援先を知らせる方法を考える
2)知っているけど我慢する。
相談することは負けることになる。このくらいのことで相談できない。相談すると後ろ指をさされる。これをどうやって下げるか。キャンペーンやるかなど。
3)出来ることあればやる人がいるので手伝ってもらうにはどうしたらよいか

2つめの分科会
一緒に伴走できる相談ができるか。相談をしなさいとか、相談しなければならない時はもう危機状態。その前に誰かとつながっていれば、危機の前に相談できる。
日本は防災対策が世界でも高い。普段から準備をしている。防災についてはできている。心の危機についてもできないか。
日常生活の中にその関係を作っておくのが必要。
日頃の関係の中に人とのつながりを膨らませておく。

相談の手前の対策がとても大切だと若草プロジェクトをやっていると痛感している。
かつて支援を受けた人を講師にして研修会を行っている。その人が、「相談窓口に『怒らないで聴く』と大きく書いて欲しい」言っていた。
怒られる。お説教されることが多いと。
先日娘に愚痴を言われて、良かれと思っていろいろアドバイスをした。
娘から「正論パンチもらってだけで、何の役にもならなかった」と言われた。
困っているから相談に乗ってよと。

若い人の対応は、大学生がやっている。その大学生の後ろに専門の人が控えて、大学生が対応が難しいと専門の人と相談しながら返信を返している。

相談受けている大学生たちから意見
「現状の問題点を知る力、それをまとめて報告できる勇気がある。偉いと思う」。

①答えを求めている相談
②居場所が欲しくての相談
どっちの相談なのかを早く見きわめると良い相談対応ができる。

悩みを悩みとしてそのまま聞いてくれる。正論パンチはよくない。

困ったら誰に相談する?
親や先生に相談することもあるが、相談できないことがある。
親から先生から見た自分というキャラを自分で作っている。
重大な相談時はそのキャラを壊さないといけない。壊すと元に戻れない。
解決策があるか分からないが、キャラは確実に壊れる。
その心配がない相談できる大人が大切。
プライドの高い人ほど、相談ができ難い。
地方だと相談先に知っている人がいるので相談し難い。
日常の相談できるパイプと距離のある相談先を持つ。

若草プロジェクトで思いのほか気づいたのは、企業が手助けしてくれる。
最初はユニクロさんだった。
目的を決めて支援を試みていた。
困難の内容に合った支援を行なえるように。
海外の難民に着物を届けているユニクロに支援のお願いに行ったら、「国内にも難民がいるのですね。わかりました」と支援してくれた。
食品などの提供しており、それで食品会社に支援をお願いしている。
困っている人には必需品が先だろうと思っていた。
専門家がメイクしてくれる、お洋服を選んでくれる。そういうとやってくる。終わった時に、人とコミュニケーション取ることが苦手だと思っていたけど、そのコミュニケーションが大事だと分かったとお手紙がきたりする。

自分も支えられる立場になった、164日拘置所に入れられ、裁判にかけるのに1か月半。会えるのは弁護人だけ。
トイレと畳3畳の部屋。外界と閉じ込められる。
宇宙飛行士の最長163日、それを1日超えた。(笑)
人は一晩で支えられる側に回ることがあると知った。
弁護士や家族に支えられ、自分はそれまで傲慢になっていたことに気づいた。
夫が二度と経験したくないが、得難い経験だったねと。
最初に捕まった時に使われる写真は一番悪い写真。村木さんは無罪かなとの雰囲気が出ると、マスコミも良い表情の写真に変わった。(笑)

支えられたのは
・プロの支援
・インフォーマルな支援(家族、友人、同僚等々)
・「誰かのために」
私最後まで頑張れると思ったのは、娘のために頑張らないといけないと思った。
お母さんも頑張れなかったなと娘に思って欲しくなかった。
誰かのために何かをしないといけない。この意味がその時はまだよく分からなかった。
職場復帰して半年後、東北大震災が起き、大臣のお供で福島に入った。
大臣が一人ひとりに声をかけていた。
無罪判決時は美しい写真が使われた。私だとわかって被災者の人が「村木さん、頑張ってね!」と言われた。励ます側が逆に励まされた。
東京に帰って、堀田さんから、「村木さんよいことしたね」と言われた。
「人間支えるだけでは元気になれない。自分に役割があると思うと頑張れる」
支援者が一方的に支援するだけではだめで、被災者も支援されるだけでなく誰かを支援する双方向の関係がとても大切だと知った。

それと世間はとても大切。拘置所にいる時は同じ受刑者とすれ違うのが怖かった。拘置所には悪い人はいない。どちらかと言うと福祉で出会う人に似ている。娑婆に出て、街並みを歩くのが怖くて人で歩けなかった。最初は夫の後ろを歩いていた。
裁判所は大阪なので、新幹線、売店、タクシーの人が「頑張りなさいよ」と言って飴ちゃんくれる。大阪は本当に飴をくれるのですね。裁判の前日、お好み焼き店で大集団の客から話しかけられた。「東京バナナたべたことないだろう。食べな」とか。
会計済ましのれんをくぐってその大集団と会って、「頑張れよ!」と大声援受けた。顔ばれしていた。でも話しかけられた時はそんなことをおくびにも出さなかった。

福祉は最近大きな流れ。
社会とのつながり
4つの視点
1)自立と尊厳 自分に価値があると思うこと。
そうしないと穴の空いたバケツに水をいれているようなもの
2)つながりの再構築 
前のつながりのところに戻っていける。そうしないとまた困窮する
3)子供・若者の未来
 人生を諦めることがあってはならない。
4)信頼による支え合い
 孤立を支える仕組み

支援には2つ
1)課題解決型支援
2)伴走型支援 大きな支援はずーっと付き合っていかないといけない
 
どんな相談でも、断らないのがいのちの電話との説明、まさにそれと同じ。
そこのマジックワードがあって、つなぐ、その人をフォローできる施設や地域に
地域共生型支援
地域でお互いで支え支えられる社会、まだ試行錯誤段階

自立の考え方を変えても良いのではないか。
周りに迷惑かけない/一人で生きていくとの考えを変える。
東大の電動車いすに乗っている医者。
「自立とは依存しないことではない、いろいろなたくさんのことに少しずつ依存することが出来るのが自立」
この定義がとても大切かなと思っている。

私たちに出来ることがある。
島根に有料ボランティア。お助け支援がある。
・二か月半入院する。付き合って欲しい。
・子供あずかって欲しい。ペットあずかって欲しい。
来た注文のほぼ100%対応できている。付き添いは数人で対応している。
ここまでならできると提案する。こういう地域、社会をつくっていく。

自殺をしなくてよい社会とはどういう社会か。
岡檀さん「自殺の少ない町」徳島県にある町。そこに住んでなぜ自殺が少ないか研究
・いろんな人がいてよい
・人物本位を貫く
・どうせ自分なんてと考えない
・関心は持つが監視はしない
・悩みは市にだせ
・人間の性や業を知る

つい仕組みは行政が作ってくれなければと考える。しかし、いのちの電話は有志が立ちあげた組織。

とっても良い事例
鹿児島県甑島
高校がない。寄宿する。
学童保育と乳児保育を作った。
方法
・人が聞こえるようにつぶやく
・おばあちゃんが仲間を集めない、
・市役所に乗り込む
・島に担当者を連れて来た
一番よかったことは「できると思って信じたこと」

独り言を聞こえるようにいうのは良いと思う。

国際社会2014年、オーストラリアの人が、包摂型社会、障がい者が社会の支え手になるようにした国が成長が長続きしている。大きすぎる格差は成長を遅らせる。
その次がSDGs
誰一人取り残されない。
あまりにもきれいごと過ぎると思った。
日本に住んでいるカナダ人から、「鎖の弱いところはどこで切れるか?」
一番弱いところから切れる。
パートナーシップでやろう。

役人として何ができるか厚労省はなにができるかを考えていた。
その時に皆で何ができるか。その中で厚労省が出来ることは何かと考えていればよかった。

67歳の私のキーワード
変化の速い時代に元気に楽しく暮らすために何をしたいか。

2つ
・学び続ける
・異なるものと繋がる

人生100年だと学び続けることが大切だと。
探索⇒トライアル⇒確立⇒熟達を繰り返していく。
得意な人に教えてもらう。

日本人少し頑張らないといけない。
OECDの東京事務所
日本この10年間劣等生だった。
これからさらに大変。日本は頑張れますか?
日本の良さは失業率が低い、日本人と特徴、数字に強い。
IT技術は悪くない 日本人のスキル悪くない。
日本人の苦手は自分と違う立場の人とやるのが苦手。
それが出来るようになったら、日本は大丈夫。

孤立・孤独の厄介なテーマに皆で取り組んでいかないといけない。
役所頑張れ!と国民は言う。企業は経済活動が主体になる。
そして役所はいつも怒られる役と思っていたら、
「非難は依存の裏返しよ」と言われた。
役所、企業、民間が一緒にやる。
中心に市民がいる。市民の言葉は良いなと思った。役所も企業も市民。
社会が優しくもっと強くなれるかな。
市民が気付き始めたのはよい機会。

日本の失業率が低い。人材不足。科学技術をどれだけ活用するか。
障害のある人が農業に取り組むのが農業で一つの大きなアプローチになっている。

質疑応答;
Q)仕事で女性の保護を行っている。目下の悩みは、リハーしたりさせる側が続かない。
人材不足でサポートが弱くなる。
A)人材の問題はとても重要な問題
どんな人材を育てればよいか。役所にも言って行かなければならず財政支援も必要
日本人が我慢するにも共通しているが、「支援員が悩んではいけない。悩みを共有する場所を持っていない。出せる場所を持つ。身内で勉強する大切でも違う人と話し合う。向井地さんが『相談者に相談した』ことがよい相談者になったきっかけになった。支援者も楽になるのではないか。

若草プロジェクト 代表呼びかけ人 村木厚子
https://www.wakakusa.jp.net/about
~社会に大きな応援団を作りたい~
 拘置所で刑務作業をしている女性を見たとき、驚きました。若い人がたくさんいて、みんな真面目に働いていました。なぜこんな人たちがここにいるのだろう?そう思って調べると、元々障害などのハンディキャップがあったり、親さえ頼れず一人で頑張る中で風俗やクスリに引きずり込まれてしまったりなど、生きづらさを抱える女性が多いという事実に直面しました。
 生きづらさを抱える女性が犯罪に巻き込まれる、死を選ぶ、そうなる前にできることはないか?このような思いから、「若草プロジェクト」を立ち上げました。大谷恭子さんと寂庵を訪れ、寂聴さんに代表呼びかけ人になってほしいとお願いをした日が懐かしく思い出されます。
 若草プロジェクトでは、少女・若い女性をサポートする直接支援に加えて、支援を求める全国の女性支援施設・団体と、支援の提供を希望する企業、専門機関とをつなぐ「支援者の支援」にも力を入れています。そのために「TsunAが~る」というデジタルプラットフォームも構築しました。
 企業、専門機関に加え、多くの個人の方々のご支援のおかげで、若草プロジェクトは生きづらさを抱える少女や女性たちのための活動を行うことができています。こうした支援の輪を広げ、社会に大きな応援団ができること、それにより彼女たちが生きる力を取りもどすことを願い、これからも活動してまいります。これからも更なるお力添えを、お願いいたします。

若草プロジェクト
昨今の不安定な社会情勢の中、貧困・虐待・DV・性的搾取・育児ノイローゼ・いじめ・薬物依存などに、多くの女性が苦しんでいます。
中でも若年女性については、これまで法律・制度の狭間で置き去りにされがちでした。
彼女たちの生きづらさや抱える問題に対しては、多くの偏見・誤解があります。

また彼女たちの姿は表に見えづらいことから、十分な支援が届いていません。
「誰一人取り残さない」ためにも、今こそ、若年女性の問題に向き合うことが必要です。
彼女たちに支援を届けるために、私たちは「つなぐ」「まなぶ」「ひろめる」活動を行っています。

感想
 役所に文句言うだけではなく、役所も含めて一緒に問題解決にあたることが大切だと思いました。
 また、支援される側は支援する側にも回れる社会作りの視点も大切だということです。
 村木さんのパワーポイント資料は85枚を1時間半での講演で話されていました。
ポイントを話され、後で資料を見て欲しいとの、参加者視点のお考えでした。
 ただ、配布物はスライド6枚/1頁だったので、拡大鏡で見ても文字が潰れよく分からない箇所もありました。4枚/1頁にしていただきたかったです。印刷された人は、見ることができたのでしょうか?
 ユーモアも盛り込みながら、多くのことをわかりやすくお話しされました。かなりご講演されているなと感じました。

 若草プロジェクトに瀬戸内寂聴さんの「何かし遺したことがないか」のお考えから始まりました。そしてプロジェクトの理事のお一人として、瀬尾まなほさん(瀬戸内寂聴秘書)さんもご参加されています。
 瀬戸内寂聴さん、亡くなられてもそのご意思はさらに大きな活動として進んでいるようです。

 せっかくの機会、質疑応答の時間をもっと多くとっていただきたかったです。
 それと主催者の初めの挨拶は短くして、講師に少しでも時間を増やして欲しかったです。いのちの電話のHP見ればわかりますから。
 村木さんに質問したいと思った質問は下記です。
「若草プロジェクトは若者からの相談にLINEを使われています。若者はいまLINEです。若者は電話など使わないです。それを考え若者のツールLINEを使われています。しかし、いのちの電話はいまだに電話主体です。一部ネット相談も行っておられるようですが。若者の自殺が死因のトップです。いのちの電話は、もっと若者支援、若者のツールのLINEやメールをとり入れて変わっていかないと、いのちの電話の社会貢献はますます低下していくと思います。それをいのちの電話を運営している人に理解してもらうにはどうすれば良いでしょうか?」

とてもよい講師を招いての公開講演会、ご準備等ありがとうございました。
さらに願望をお願いすれば、もっと多くの方に聞いていただきたいので、リモートや後日録画での視聴などできると、厚労省の助成金がもっと効果的に価値を高めると思いました。




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