goo blog サービス終了のお知らせ 

幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

九州電力、13日に太陽光発電抑制 国内初の実施を決定 "本末転倒では?”

2018-10-12 20:14:28 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000065-asahi-soci 10/12(金)朝日新聞

 九州電力は12日、太陽光など再生可能エネルギーの発電事業者に一時的な発電停止を求める「出力抑制」を、13日に実施することを決めた。離島を除き、国内初の抑制に踏み切る。原発4基を再稼働させていることもあり、増える太陽光の電力を受け入れきれないと判断した。

 12日の午後4時ごろから、停止を求める事業者に電話やメールで周知を始めた。九電は同日夜、報道関係者向けに説明する。

 13日は好天が予想され太陽光の発電量が伸びるとみられる。一方、工場の稼働が減り、秋の過ごしやすい気温で冷房などの電力の使用量は落ち込むことが想定される。そのため電力の需要と供給のバランスをとるのが難しくなると考えた。午前9時~午後4時の間、43万キロワットを抑制する。

 電力はためることが難しく、常に需要と供給を一致させる必要がある。このバランスが崩れると、電力の周波数が乱れ、故障を防ぐために発電所が停止し大規模な停電につながるとされる。

 九電は14日にも、出力抑制を実施する可能性があるとしている。13日午後に最終判断し、事業者に通知する。実施する場合、13日の対象とは別の事業者を選ぶ。今後も、電力需要の低下する休日には出力抑制を行うケースが想定される。九電はその度に、停止回数が均等になるように対象の事業者を選ぶという。

感想
再生エネルギーをこれから増やしていかないといけないのに、自然エネルギーにブレーキをかけるのはどうなのでしょうか?

太陽光エネルギーをどう活用するかを前提に対応を考えていくことがこれからの流れではないでしょうか?

日本は再生エネルギーが遅れています。
太陽光パネルも日本が先頭を走っていたのですが、いつの間にか後塵を拝しています。
それは政府が再生エネルギーに支援をしてこなかった政治のミスのように思います。
ドイツなど、日本の福島第一原発の事故により再生エネルギーをより増やしています。
一方日本は原子力エネルギーと逆行しているようです。




奨学金返済、逃れ続ける「裏技」 違法ではないが… "破綻するくらいなら、選択肢になるのでは?”

2018-10-12 19:11:28 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000063-asahi-soci 10/12(金)朝日新聞
インターネット上には、「最後の手段」「これくらいの手段を講じることは何ら悪いことではありません」などの文言が並ぶ
 大学在学中は奨学金の返済が猶予される制度を使い、卒業後に学費の安い通信制大学などに在籍して、返済を免れ続ける「裏技」がネット上に紹介され、問題になっている。返済延滞が社会問題化するなか、実際に裏技を利用する人も出ている。

 「奨学金 裏技」でネット検索すると、多くのサイトがヒットする。サイトには「最後の手段」「違法でないのなら仕方がない」「奨学金返済なんてヘッチャラ」などの言葉が踊り、いずれも、通信制大学に籍を置いて返済を「猶予」するやり方が紹介されている。

 九州地方に住む30代のフリーター男性は、私大在籍中に日本学生支援機構(JASSO)から有利子・無利子合わせ約700万円の奨学金を借りた。返済額は月約3万円だが、約6年間返済していない。今はアルバイトの傍ら、資格取得の勉強に精を出す。月収約15万円での生活はギリギリで「借りた金を返すのは筋だが、返済すると生活できない。『裏技』は自衛の手段。違法ではないので、利用している」と話す。

 JASSOには、大学などに在学中は返済が猶予される制度があり、男性は私大卒業後、通信制大学に在籍することで返済を猶予されている。通信制大学の学費は、入学金と授業料を合わせても年数万円程度で、返済額より大幅に安い。在学期限は10年までだが、「生涯学習」をうたう同大は何度でも再入学が認められている。一般の大学と異なり、単位取得が在学の必須条件ではない。

 JASSOの規定には、本人が死亡した場合、返済が免除される条項もあり、籍を置き続ければ、最終的には奨学金が免除される。

 「裏技」の指南サイトについて、JASSOの内部には、問題視する声もあるという。

クローズアップ現代
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000063-asahi-soci
“奨学金破産”の連鎖で一家破産!?


奨学金を借りている大学生は今や2人に1人。しかし、奨学金を借りても返せない人が増加、自己破産にまで追い込まれるケースが累計1万件以上にのぼっている。
親に頼れず、あるいは親に迷惑をかけずに学びたいと借りたはずの奨学金。なぜ、社会のスタートラインに立ったばかりの若者たちが「自己破産」という重い十字架を背負うことになってしまうのか。
当事者たちの声を聞いた。

「学校に通うには、奨学金に頼るしかなかったんです」
仙台で保育士をしている美香さん(仮名・29歳)。今年、奨学金600万円(高校・大学)を返す目処が立たなくなり、破産申告を行った。
「まさか奨学金で破産するなんて思いもしませんでした。」
美香さんはため息をつく。
子どもが大好きで、保育士になることを夢見てきた美香さん。しかし、高校時代に父親の事業が失敗し、大学進学どころか、日々の生活さえ困窮していった。将来の夢を諦め、自分が働いて家計を支えるしかないと考えていた美香さんに、高校の教師がさとした。
「奨学金を借りれば進学も可能だよ」
美香さんは、夢をあきらめなくてもいいんだ、と知って、奨学金を借りて保育士の資格をとれる大学に進学することを決めた。
美香さんは、家計を支えるため、昼は働いて、夜に大学に通うという生活を送った。少しでもお金を節約しようと、成人式の時、友達が綺麗な振袖で着飾っていても、美香さんだけは一人普段着だった。
「奨学金を返したくても、返せない…非正規の仕事しかないんです」
無事に保育士の資格をとり卒業できた美香さん。しかし、公立の保育園に就職できたが、非正規の枠で雇われたため、月給はおよそ14万円。家賃や光熱費などを支払うと、ほとんど手元には残らない。そこに待ち構えていたのが、月々5万円という奨学金の返済だった。美香さんは奨学金の支払が猶予される制度を使って、支払いを延期していたが、非正規の仕事を続けても年収は一向に上がらず。
「奨学金を返せる目処が立たない。返したくても、返せない。」
美香さんは追いつめられていった。当時、美香さんには結婚を約束した恋人がいた。しかし、このままでは多額の奨学金によって相手にまで迷惑をかけてしまうことを怖れ、婚約も破棄する決断をした。卒業してから7年目のことだった。
自己破産をするしかないのか…。しかし破産をすれば、クレジットカードを作ったり、家や車のローンを組んだりすることができなくなる。美香さんは、悩み抜いた末、破産という道を選ぶことにした。29歳の春のことだった。
「借りたものは返すのが当たり前だというのはわかっています。私もずっと悩み続け、家族と何度も話しあいました。でも、これしか私には道がなかったのです。」

本人の破産で終わらない 破産連鎖の衝撃
しかし、不幸はこれで終わりではなかった。美香さんが破産をすると、奨学金の連帯保証人となっている父親に、奨学金の支払いを求める請求が移るのだ。奨学金制度では、本人が破産をすると、連帯保証人や保証人になっている親や親戚に返済が求められる仕組みとなっている。家族に破産が連鎖することを防ぐには、機関保証の仕組みで、一定の保険料の納付を続ければ、本人が破産すればいったん、肩代わりしてもらえる仕組みもある。
しかし、奨学金の給付額が実質、減ることになることや、制度をそもそも知らない学生も多く、利用している人は少ない。
そもそも、奨学金は親の経済力に頼れないから借りるものだ。美香さんの親も失業していた。その親に返済が移れば、破産は避けられない。
「父親を巻き込むことになるなんて…。」
美香さんは言葉を失っていた。しかし、それでも終わりにはならない―。父親が破産すれば、いずれ、保証人をしている親戚の叔父へ、請求が届くことになるのだ。
なぜ増える?奨学金破産
奨学金を借りても返せないという人が今、増えている。奨学金を滞納している人は32万人に上り、増加の一途をたどっている。奨学金の問題に取り組んできた、労働者福祉中央協議会の事務局長花井圭子さんは、その背景には、大学授業料高騰と非正規社員の増加があると指摘する。
「大学の授業料が高騰する一方、親の平均年収が減少し、仕送り額も減少している。そのため、奨学金を借りなければ授業料や生活費を工面できない若者が増えている。その一方で、卒業後、非正規に仕事に就く割合が4割に上り、奨学金を返還する余裕がなくなっている。結果的に、自己破産に追い込まれてしまう人が増えているのでしょう。」
さらに深刻なのは、奨学金を借りても、卒業さえできないまま中退する人が急増していることだ。奨学金だけでは授業料や生活費がまかなえず、アルバイトで無理を重ねた結果、卒業単位をそろえることができない人― 勉強する時間を増やそうとアルバイトを減らした途端、授業料の未納で退学を迫られる人― こうした人たちは、中退した後、さらに厳しい状況に追い込まれていく。中退すると、就職が難しくなる反面、奨学金の返済は残ってしまうためだ。こうした中退者の続出は、奨学金破産の予備軍ともいえる人たちを生み続けているともいえる。
親の仕送り額から家賃を引いた『大学生の1日あたりの生活費』(私大教連調査)は、10年余り前まで、2000円を超えていたのが、去年は、わずか850円。奨学金を借りても足りずに、アルバイトをしているのは、お小遣い稼ぎのためではなく、生活費をまかなうためになっている。
全国の大学生を対象にインターネットで行った調査(神奈川大学調査)によると「授業料や生活費を稼ぐためのアルバイトによって学業に支障をきたした」と答えた学生は、およそ6割。そして、「金銭的な事情で中退も考えたことがある」と答えた学生は、5人に1人にのぼっている。
奨学金を借りてもホームレスになった学生
都内の国立大学に通う、大学4年生の雄也さん(仮名)。奨学金は4年間で480万円借り、それだけでは生活ができず、アルバイトをして学生生活を送っている。
大学進学のため、実家のある熊本から上京してきた雄也さんは、アパートで一人暮らしを始めた。3人兄弟の長男で、父親の年収はおよそ300万円。父親からの仕送りはなく、大学の授業料や生活費のすべてを自らまかないしかなかった。
国立大学の授業料は、年間およそ50万円、年度末に払うためには毎月4万円貯金しなくてはならない。さらに、アパート代や生活費、教科書代などを含めると、1か月あたり、18万円ほど必要となる。これを奨学金8万円とアルバイト代10万円でまかなおうと考えた。
さらに、大学に通うためには様々な費用がかかる。ゼミ合宿、テキスト代、さらに、レポートを提出するためにパソコンやプリンター、インターネットの通信料など、出費はかさむばかりだった。大学3年生の時、ついにアパートの更新料が払えなくなり、ホームレス学生になってしまったのだ。
「1年間、学校の校内や公園、友達の家を転々としていました。」
雄也さんは淡々と振り返る。
そうした生活が続いた結果、大学4年生になっても卒業に必要な単位がそろわず、すでに2年間、留年している。お金を稼ぐことを優先すれば、授業に出られず、授業に出ようと思えばホームレス化してしまう― 雄也さんは、それでも「食べるためにアルバイトを辞められない」というギリギリの状況に立たされていた。
大学中退すれば「莫大な借金」しか残らない
大学を何とか卒業するために、時給の高いアルバイトを探し、泊まり勤務の仕事をすることにした。大学の授業を終えた後、午後6時半から、翌朝9時まで働くという勤務を毎日行っていた。収入は14万円ほどに増え、生活費は工面できるようになったが、授業に大きな支障が出るようになった。その結果、卒業に必要な単位がそろっていないのだ。
雄也さんは、すでに留年して、奨学金が止められていた。奨学金8万円の支給が止まり、さらにアルバイトを増やさなくてはならなくなった。そして、さらに学業に影響が生じるという悪循環に陥っていたのだ。アルバイトで無理を重ねていたある日、雄也さんは、ゼミの教官から「大丈夫か」と声をかけられた。事情を打ち明けると、返ってきた言葉に雄也さんは愕然とした。
「学生の本分は勉強なんだから、勉強しなさいと言われたんです。そんなことは、言われなくてもわかっている。でも、アルバイトをしないと飯も食えないし、授業料が払えない。抜け出せない負のスパイラルにはまっているからこそ相談したのに…。」
留年して2年。卒業するために必要な単位は、まだそろっていない雄也さん。中退をすれば、残されるのは480万円という多額の奨学金の返済だけだ。
「中退をしてしまうと、奨学金を借りて、ここまで苦労してきた大学生活がなんだったのか― 今までの人生の意味も分からなくなってしまう。しかも、中退後に、これだけの奨学金を返せる仕事に就けるという保証はない。もう、いっそ、死んでしまおうかと思ったこともある。」

奨学金破産予備軍の急増
奨学金を借りていた人が、大学を中退してしまうと、どのような現実が待ち受けているのか。
今年の夏、発表された「大学中退者調査」によると、“奨学金を借りた大学中退者”のうち、半数が年収200万円以下だという分析結果が出た。(調査・東京大学大学院の小林雅之教授他)大学を中退すると、さらに奨学金破産のリスクが高まることが分かったのだ。

奨学金破産のリスクに直面しているひとり、2年前、大学4年生の時、中退した中退智彦さん(仮名・24歳)を取材した。今の年収は200万円ほどだ。高校3年生の時、大学進学を目前に控えた時期に父親がリストラされ、智彦さんは、家計を支えなくてはならなくなった。大学進学後は、奨学金を500万円ほど借りていたが、全く足りず、アルバイトをいくつも掛け持ちして、家計を支え続けた。試験期間もアルバイトを休まず働いたが、それでも授業料が払えなくなり、大学4年の秋、中退せざるを得なくなった。
中退後、毎月の手取りは18万円でボーナスはない。そこから毎月10万円を親に生活費として渡しているため、奨学金を返済する余裕がないのだ。
しかし、奨学金の返還を求める通知は繰り返し届く。当面、支払い猶予しているが、その期限も10年間。その間に返せなければ自己破産しかない。
「なんで自分だけがこういう目にあうのかと、親を恨んだこともあります。でも、もう人のせいにするのはやめようと思いました。結局自分で自分の尻をふくしかないんです。誰も助けてくれない。」
そういった後、友彦さんは達観したように言葉を継いだ。
「奨学金の返済も大きな人生の勉強代だと思うようにしました。」
夢をかなえようと奨学金を借りて進学した大学を中退― 結局、就職のハンディと、さらに奨学金の返済という重い荷物を背負わされた、再出発― その過酷さを「人生勉強」と語った智彦さんは、もはや夢を語る気力も失われていた。
国は、来年度以降、一定の成績などを納めた低所得世帯の学生に対して、ひとり当たり、月額3万円前後の範囲で、返済不要の給付型奨学金の支給に踏み切る方針だ。しかし、成績や年収での線引きがあり、困っている学生たちをどこまで救うことができるのか実効性は不透明だと専門家は指摘している。

感想
日本の奨学金は有利子が多く、奨学金の名前を借りた金融業との批判の声も上がっています。
そのため、自己破産に追い込まれている人もいます。
だったら、通信制大学でもう少し”猶予期間”を延ばすのも、”生きるヒント”ではないでしょうか?
自己破産になると本人だけでなく、奨学金の返済も無くなるのですから。

JASSOの内部には、問題視する声があるとのこと。
問題は有利子奨学金にあるのではないでしょうか?
米国の軍事設備購入に1兆円。
それは日本を軍事的に守る効果があるのかもしれませんが、その前に日本の若者が疲弊して、守る対象の国民が十分な生活を送れなくなっているリスクの方が高いように思えてなりません。
政府が税金を何に使うか、日本の将来のために、その大きなことは若者支援ではないでしょうか?
苦しんでいる若者が税金を支払う側になるか、生活保護の税金を使う側になるか、雲泥の差です。
まさに政治がどうするかだと思います。
将来、そのことに気づいても手遅れです。
今手を打たないといけないのですが・・・。



「農業アイドル」の死、背景にパワハラと遺族が所属事務所を提訴へ "自然を大切にしている人が、人を大切にしていない”

2018-10-12 00:12:28 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00010000-bfj-soci&p=1 2017年6月10/11(木) BuzzFeed

大本萌景さん
愛媛県を拠点に活動する地域アイドルグループのメンバーが2018年3月に自殺した。その遺族らがグループの所属事務所などを相手取り、慰謝料などを求める訴訟を10月12日、松山地裁に起こす。原告弁護団がBuzzFeed Newsの取材に応じた。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】
訴訟を準備している原告弁護団によると、亡くなったのは、愛媛県で「農業アイドル」として活動していたグループ「愛の葉Girls」の大本萌景(おおもと・ほのか)さん。16歳だった2018年3月21日、死を選んだ。

提訴するのは、大本萌景さんの両親ら遺族4人。「愛の葉Girls」が2018年6月まで所属していた「hプロジェクト」(佐々木貴浩社長)と同社幹部ら、及び、その後グループの譲渡を受けた「フィールド愛の和」を相手取り、訴訟を起こす。

弁護団が準備している訴状では、次のように経緯を説明している。

残されたLINEの文面
集合午前4時半、解散午前2時
萌景さんは2015年、愛媛県を拠点とし、農業の魅力を訴えるアイドルグループ「愛の葉Girls」のオーディションを受けて合格し、同年7月からグループのメンバーとなった。

グループは土日を中心に物販やライブなどのイベントなどで活動し、集合時間が早い時は午前4時半で、遅い時は解散が午前2時ごろになることもあった。イベントでの拘束時間は平均で12時間を超えていたという。このほか、週に3~4回のレッスンがあった。

萌景さんが県立の通信制高校に進学した2017年4月以降は平日の日中もイベントで拘束されるようになり、日曜日の登校日も仕事で欠席せざるを得なくなった。

学業との両立を求め、過労も覚えるようになった萌景さんは再三にわたり休暇を求めたが、「お前の感想はいらん」などという高圧的な言動を受けて相手にされなかったといい、周囲に「辞めたい」と口にするようになった。

「辞めるなら違約金1億円」の末...、
萌景さんは辞意を伝えた。事務所側が「全日制の高校に行った方が休日のイベントにも出られる」「お金の心配はせんでええ」と持ちかけたことで、萌景さんは翻意し、2017年12月に通信制高校を退学。翌年度から全日制の私立高校に入り直すことを決めた。2018年2月、私立高の入学金3万円を事務所に借りて納入した。その後、制服代などとして約7万円を借りた。

萌景さんのことを心配した母親は同年3月17日、事務所側に「契約の満期となる2019年8月末で、御社との契約を終えたい」と伝えた。

そして3月20日、高校に納付しなければならない残りの12万円を借りるため萌景さんと母親が事務所に出向いたところ、貸し付けを拒否された。その夜、社長からLINEで萌景さんに通話があり、「辞めるなら違約金として1億円払え」と言われたという。萌景さんは翌日朝、周囲に「社長に裏切られた」などと話した。その後、自室で死を選んだ。

遺族側は、パワハラや重大な不法行為があったとして、当時の所属事務所と幹部ら、及びグループを受け継いだ現在の事務所に慰謝料などを請求する訴訟を起こす。

「地下アイドルの子たちのために、萌景の死を無駄にしたくない」
原告の1人で萌景さんの母親はBuzzFeed Newsなどの取材に応じ、訴訟に至った理由について次のように話した。

「自殺する前に萌景が抱えていた悩みは、愛の葉Girlsでのトラブルしかなかった。自殺の原因ははっきりしているのに、向こう(事務所側)は謝罪もない上に、私の『責任を感じていますか』との問いに『責任ということは考えたこともありません』と答えました」

「ファンの方々にも真実を知ってもらいたい。そして、同じ境遇にあっている地下アイドルの子たちのためにも、萌景の死を無駄にしたくないのです」

消された事務所の声明
BuzzFeed Newsは、hプロジェクトに電話とメールで見解を求めている。同社側から連絡が入り次第、追記する。

5月に萌景さんの自殺を報じた週刊文春によると、同社は「萌景さんに全日制高校へ進学することを勧めた。3月20日、責任を持った大人になってほしいとの思いから『お金を貸すことはできません』と発言した」などと週刊文春の取材に回答し、一部の事実関係を認めたという。一方で「1億円を支払え」と言ったということは否定したという。

また、この報道を受けて同社は一時、ホームページに声明を掲載していた(現在は閲覧できない)。

アーカイブに残る声明文は以下の通り。

--
文春オンラインの記事につきまして

先日、株式会社文藝春秋が運営する文春オンラインにおいて、愛の葉Girlsのメンバーが帰らぬ人となったこと(以下「本件」といいます。)についての記事が掲載されました。

弊社におきましては、故人のご冥福を祈りつつ、弊社に一切の発言を認めないというご遺族の意向から、本件に関する発言を控えておりました。

しかしながら、上記記事において事実ではないことがまるで事実であるかのように書かれており、現在、インターネットや各種SNS上において虚偽の情報が飛び交っておりますことから、やむなく本件に至った事情を説明することに致しました。

上記記事では、弊社の代表佐々木が故人に対して1億円を要求したかのように書かれておりますが、そのような事実はないことを断言させて頂きます。

故人に対しては高校入学に必要な入学金や制服代を貸し渡しましたが、ご遺族からその返金は受けておりません。

現在、亡くなった理由は弊社にあると決めつけた上で、ネット上に脅迫文言や誹謗中傷を書き込んだり、業務妨害を目的とする電話をかけ続けたりという例が相次いでおります。

脅迫・名誉毀損・業務妨害等の違法行為につきましては、現在、警察に相談し、弁護士を通して法的手続をとる様、進めております。

愛の葉Girlsは弊社を離れ、他社において活動する予定となりましたが、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

今後何か動きがありましたら逐一皆様へご連絡致します。

hプロジェクト株式会社 代表取締役 佐々木貴浩--

また、5月26日付の愛媛新聞は、事務所への誹謗中傷などがネット上に書き込まれるケースが相次いでいるとして、同社が法的手続きを取ることを検討していると報じている。

感想
「1億円払え」は代表は否定しています。
証拠がないとはっきりしませんが、彼女が自殺するほど苦しまれたのでしょう。
苦しくて苦しくて、逃れたかったのでしょう。
それに関わっていたのだと思います。
将来ある彼女が自殺を選択してしまったことをもっと重く考えて欲しいと思いました。