幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「あなたが結婚できない本当の理由」 諸富祥彦著 ”結婚が難しい時代に”

2017-01-03 10:50:24 | 本の紹介
アドラー心理学の「いい結婚」
1)知的な適合性
2)身体的な魅力があること
3)一般に、友情を作り維持する能力
4)自分よりもパートナーにたくさん関心を持っていること
5)職業をうまくやっていく能力と職業への関心
6)お互いに協力し合う姿勢

アドラー心理学の「やめたほうがいい結婚」
1)経済的な安定のための結婚
2)相手へのあわれみからの結婚
3)召使を手に入れるための結婚
4)ある困難な状況から自分自身を助け出すための結婚。
たとえば、振られた恋人が振った人に意地悪をするために結婚するなど

「婚活疲れ」が原因で心の病になる
 婚活で何度も断られ、挫折感を味わい続けると、自尊感情がボロボロに傷ついてします。
「婚活疲労外来」河本メンタルクリニック(東京都墨田区)

結婚力トレーニング
1)「私は結婚する!」と周りに宣言してしまう
2)「本気で惚れる相手」を見つけよう アンテナは広く高く張る
3)幸せの八割は偶然
  ほんものの幸福と成功を手に入れた人は、自分を幸福にしてくれる偶然(ラッキーな出来事や出会い)が起きやすいような考え方や価値観を持ち、それにふさわしい人生への構えをとり、具体的なアクションをとっていた。
 ・好奇心を持つ
 ・粘り強さ
 ・オープンマインド
 ・楽観性(オプティミズム)
 ・リスクを恐れない生き方
4)「運命の出会い」を自分でプランニングする
5)「ファーストインプレッション」は20秒が勝負
  髪型、シャツとネクタイ、最初の一言の語り が決めて!
6)「話を聴ける男」になる
 ・余計なことは言わない
 ・解決しようとするな、わかろうとせよ
 ・不思善悪(善悪の価値判評価をしない)
7)「ポジティブ・コミュニケーション」の技術「リフレーミング」を身に付ける
8)ぽろりと弱音をこぼしてみる
9)相手を上手にほめるコツ
 ・具体的にほめる
 ・他の人と比べない
 ・すぐにほめる
10)「頑張ってるね」と、ちょっとした努力を認めて
11)「アサーション」で、相手も自分もどちらも大切にするスキルを身につけよう
 相手を傷つけないように配慮しながら、こちらの言いたいことを言葉にして伝えていく方法
12)お互いの「人生の価値観」を張り合い、共有しよう 競争相手は「人生の共同経営者」
13)「自分がどんな人生を生きたいか」「女性に何を求めているのか」
定まっていない男性は、まだ結婚は控えるべし
14)こんな「しぐさ」と「匂い」に女は惹かれる
 男性が「ドキドキする匂い」として選んだシャンプー
 1位;資生堂TSUBAKI
 2位;MCCHERIE
15)「最高のデートプラン」の組み立て方
 どちらが告白するのが理想化
 男性;自分から42% 相手から告白されたい58%
 女性;自分から6%  相手から告白されたい94%
16)「最高の告白、プロポーズ」を演出しよう
17)「傷つき」を恐れない「恋の勇者」になれ!

結婚できる男(女)になるための、6ステップ
1)まずは、外見から!
2)1日100回笑う
3)一言だけでいい、「ちょっといいな」と思う人に1日1回言葉をかける
4)デート中、8割は女性の話を聴く
5)気軽にキャッチボールできる会話のネタを増やす
6)本書を読んでコミュニケーション・スキルをアップする

感想
つくづく、結婚も難しいのだと思いました。
それと、男性から「結婚したい」と告白し、断られることを恐れて告白しない男性が減っているようです。
女性からの告白を待っている割合が42%もありました。
気持ちは言葉にして伝えないと、相手に伝わりません。
断られることは、恥ずかしいことではなく、素晴らしいことです。
「あなたのことが好きで、一緒にいたい、二人で人生を歩みたいと伝える」。
それで断られたら、縁がなかっただけです。


外務省、隠蔽体質あらわ 元国務相担当者が証言 ”隠す政治”

2017-01-03 10:50:00 | 社会
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/299071
 【ワシントン山崎健】外務省が1987年、広範囲にわたる米公文書の非公開を米政府に要請した際、国務省東アジア太平洋局日本担当として米政府内の協議に参加した元駐韓米大使のトマス・ハバード氏(73)が西日本新聞の取材に応じた。ハバード氏は日本からの非公開要請は他にもあったと指摘。民主主義の根幹をなす国民の「知る権利」を無視した外務省の隠蔽(いんぺい)体質が浮き彫りになった。
 「日米の政治 成長に差」
 国務省刊行の米外交史料集編さん史の共著者で、87年に在米日本大使館から同局に非公開の公式な申し入れがあったことを突き止めた米歴史学者のジョシュア・ボッツ氏(37)によると、要請を米政府の機密解除審査部門に伝えたのがハバード氏だった。
 ハバード氏は「関係国を当惑させるような公文書は公開するべきではない、というのが当時の私が強く感じていたことで、それは今も変わらない」と説明。しかし、審査部門の歴史学者たちは、作成から30年経過した文書は公開するべきだと強く主張したという。
 米政府は最終的に核密約と「刑事裁判権」以外のテーマの非公開要請には応じられないと決定。ボッツ氏によると87年8月までに日本大使館に伝えられた。
 西日本新聞が入手した米公文書には「全ての同盟国と友好国の中で、日本が最もわれわれの外交記録の公開政策に非協力的だ」との記述もあった。ハバード氏も「日本が最も嫌がっていたというのは間違いなかったと思う」と振り返った。
 政府の公文書公開を義務付けた米国の情報自由法が施行されたのは67年。日本の情報公開法の施行は34年後の2001年。ハバード氏は情報公開に対する当時の日米の姿勢の相違は「両国の政治的な成長の段階の違いが反映されていたと考えていた」と指摘した。
 ボッツ氏によると米政府が公文書公開について関係国と協議をするようになったのは80年以降。86年にも日本から非公式な非公開要請があった。ハバード氏も「90年代前半、私が国務次官補代理だったころ、あったと覚えている」と証言。いずれも内容は不明だ。
 一方、米中央情報局(CIA)が50~60年代に自民党政治家らに資金提供していた問題についても外務省が90年代、関連の公文書の公開に強く反対する意向を米政府に伝えていたと、米外交史料集編さんに携わった米アリゾナ大教授が2015年、西日本新聞に証言。外務省はこの件について「確認できなかった」とするが、80年代から慣例化し現在も随時行われていると思われる非公開要請の一環だったとみられる。
 西日本新聞は外務省に対して、非公開要請の経緯などについて説明を求めたが事実上のゼロ回答。説明責任を果たさない外務官僚の「政治的な成長の段階」は、87年時点と変わらない。
=2017/01/03付 西日本新聞朝刊=

感想;
政治とは何なのでしょう?
国民に秘密にしないといけないことを行うことなのでしょうか?
外交的な問題があり、その時点ではオープンにされないこともあるかと思います。
しかし、ある年数が経過した場合は、きちんと国民に開示する、それが米国が行っていることです。
それに対して、日本政府が開示しないで欲しいと要望を出しています。

政治は国民が代表者を選んでいます。
主権は国民にあります。
その国民に開示できないとは、それが民意と言えるのでしょうか?
政権が変わるのは、お互いをチェックする意味もあります。
民主党が政権を握った時に、この件を公にしませんでした。
1)それは、能力がなかった(知らなかった)ためできなかった。
2)民主党も同じ考えだった。
のどちらかになります。

ただ、このことを国民が問題だと言わなければ、開示しないことも含めて支持されているとなります。
秘密保護法も、このような、国民に知られては困ることを隠すためのものとも言えます。
戦争時、新聞や本も出版に制限や検閲を受け、国民には真実が知らされませんでした。
そのため、どんどん戦争が拡大していきました。
私たちは、再びその愚かな選択を選ぼうとしているように思ってしまいます。