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「ぐるぐる病院」中止を 生活保護受給 流山市の男性、国と千葉県に指導要望 5年間で20回以上転院 制

2014-09-05 00:58:46 | ブログ

http://news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-29346576.html  より一部抜粋

「ぐるぐる病院」中止を 生活保護受給 流山市の男性、国と千葉県に指導要望 5年間で20回以上転院

 不必要な転院の即時中止と退院などを求め、東京都足立区内の病院に入院している無職男性(59)が生活保護機関の流山市を指導するように国と千葉県に要望書を出したことが3日、関係者への取材で分かった。生活保護受給者が短期間で頻繁に入退院を繰り返させられるケースは「ぐるぐる病院」と呼ばれ、国が実態把握に乗り出している。男性は5年間で20回以上転院させられている。
 「ぐるぐる病院」をめぐっては、8月、総務省が実態把握と改善を厚労省に勧告。生活保護受給者の医療費は保護費から支出され、受給者に負担は生じない。一方、病院側は入院が長期化すると診療報酬が下がる仕組みになっているため、たびたびの転院は高額の医療費目的との指摘もある。
 要望書などによると、男性は2007年10月、全身の筋力が低下する病気を発症し、都内の大学病院に入院した。当初の病状は深刻だったが、次第に回復し、09年1月、流山市内の病院に転院。住民票を同市に移し、同市から生活保護を受けるようになった。
 その後、1~3カ月間ごとに県内や群馬、栃木、埼玉県などの病院を転々とさせられ、同じ病院に間隔を開けて複数回入院したことも。転院のたびにレントゲン検査などを受けたが、短期間で移動するため効果的なリハビリが受けられず回復が遅れたうえ、中にはリハビリ施設のない転院先もあった。

感想
入院 1~89日 1396点 + 薬剤費、検査費など別
   90日以上   928点(薬剤費、検査費など含む)

1点は10円ですので、90日以上からはかなりの収入が減ります。
この制度は病院が社会的入院(入院させなくてもよい患者さんを病院側がベットの空きを作らないように入院を続けさせること)を防ぐために、制度として設けられています。
問題は、入院が必要な患者さんが、病院を89日でたらいまわしされることです。家族も受け容れてくれる病院を探さなければなりません。
病院も経営が苦しいためにやむを得ず行っているようです。

制度の不備が起こす問題でもあります。社会的入院を減らすという問題を解決するための制度が、ぐるぐる回しという新たな問題を引き起こしていることになります。難しい問題もあるかと思いますが、やはり制度に不備があるとのことのように思います。

家電製品の廃棄では、お金を払って引き取って貰います。そのために不法投棄が続いています。何故、購入時に廃棄の費用を先払いして、廃棄する時にその一部を還元して貰う制度であれば、不法投棄はなくなるでしょうし、捨ててあればお金が転がっていることになり拾う人も出て来ます。

米国では、ドリングの空き容器を回収すると5セント/1容器貰えました。そのため、ニューヨーク市などで空の容器を集めているホームレスの人を見かけました。5セントは約5円になります。日本のアルミ缶回収よりも値段が高いです。
アルミ缶(バラ) 80円/kg 15~20g/1缶 500~600個必要
米国だと500個集めると2,500円になります。
何故、日本ではデポジット制度という、先に廃棄用のお金を集める制度ができないのでしょうか?誰が考えても不法投棄や街中で棄てることが減るように思います。

病院の入院期間のぐるぐる回しなど、制度が悪くても、患者さんのためを考えている病院もあるかと思いますが、その病院では経営が苦しくなります。やはり、制度でカバーできるものはできるだけよい制度にできたらと思います。