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ワクチン接種後に死亡「遺体の体温が非常に高かった」医師からの指摘も…遺族は厚労省に調査を求める "ワクチンの影響大と考えるのが論理的/評価不能は認めたくないだけ”

2022-12-18 15:20:58 | 新型コロナウイルス
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/238635?display=1【報道のチカラ】CBCテレビ 2022年12月17日(土) 18:00

夫を亡くした女性「ワクチン以外ないと思う」
ワクチン接種から3日後。夫は亡くなりました。

宮城県に住む須田睦子さん。夫・正太郎さんの死の原因は一つしかないと考えています。

(接種後に夫が死亡した 須田睦子さん)
「(夫は)熱も出て、ずっと心臓を押さえて『息苦しい、呼吸がしにくい』と言っていて、苦しんでから亡くなったのでワクチン以外原因はないと思っています」

死因は急性循環不全。地元の医師はワクチンの副反応の可能性を指摘しました。

死亡一時金が出る救済制度の申請も行いましたが、国からの回答はまだありません。

正太郎さんの死後に生まれた、末っ子のすみれちゃんをはじめ4人の子どものシングルマザーとなった須田さん。

(須田さん)「はい、オッケー」
(記者)「ほんと大変ですね」
(須田さん)「大変です。片手で抱っこしながら、色々こなしてます」

リビングには正太郎さんが、会えなかったすみれちゃんを抱く一枚の絵が飾られています。

須田さんは日々の生活に追われながら、夫の死の原因究明を求める活動を続けています。

厚労省の結論は“評価不能” ワクチンと死亡の因果関係
そして、中学生の息子を失った両親も。

(接種後に息子が死亡した母親)

「家族全員…私、夫、娘と1人1分間ずつくらいみんなで心臓マッサージをしたが、結局戻って来ず、そのまま死亡宣告された」

神奈川県の夫婦。中学1年生だった13歳の息子が2021年10月、2回目のワクチン接種を行ったその日に亡くなりました。

接種からおよそ4時間後、異変に気付いたのは母親です。

(接種後に息子が死亡した母親)
「何かあれ?おかしいなと思って浴室の扉を開けたら、浴槽内に沈んでいた」

(父親)
「妻がすぐに心臓マッサージをして『救急車!』って言ったので、慌てて救急車を呼んだ状況です」

少年はすぐに救急搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。

(大石邦彦アナウンサー)
「死体検案書と書かれています。直接死因は溺死。ただ、その原因は詳しくは分からないとなっているんですね」

搬送先の病院は少年の死がワクチンと関連するのではないかという報告書を国に提出しましたが、厚労省の結論は「評価不能」。ワクチンとの因果関係は分からないというものでした。

(接種後に息子が死亡した母親)

「お金の問題ではなくて、なぜそういう状況になってしまったのかという原因を究明してほしい」

コロナワクチン接種後に死亡したのは、2022年11月末までに1910人。しかし国はそのほとんどを「評価不能」と結論づけています。

ワクチン接種後に亡くなった遺体の「ある共通点」
ワクチンと死亡との因果関係を研究する医師もいます。

広島大学医学部、長尾正崇教授。法医学者として年間100体以上の遺体の解剖を行っています。
長尾医師が注目したのは、ワクチン接種後に亡くなった遺体の「ある共通点」でした。

「最初の時に気になったのが、警察が検死をした時に遺体の体温が非常に高かったと。33度とか34度とか普通じゃ考えられないような温度だった」

通常、検死をする段階では体温は20度台以下ですが、長尾医師が解剖した4人の遺体はいずれもまだ30度台だったのです。

(広島大学医学部 長尾正崇教授)

「死亡時の体温が非常に高かった。平熱を超えてそれこそ40度を超えるような」

4人の死亡時の体温は42度から44度前後と推定。長尾医師の研究チームは遺伝子の状態を調べました。

この数字は遺伝情報の変化を示すもの。それをグラフ化すると、もっとも強く出た反応は免疫系統の異常だったのです。

(解析した広島大学大学院 中尾直己さん)

「特に炎症関係の反応が強く出ていることがわかった。免疫の応答を調節することがうまくできなかったことを示唆している」

長尾医師の仮説は、ワクチンによって免疫に異常が起きて体内に炎症が広がり、体温が40度以上に上がったというもの。そのことが死因とは結論付けられませんが、ワクチンと免疫の関係はさらに研究が必要だと長尾医師は考えています。

(広島大学医学部 長尾正崇教授)
「免疫反応に関係する遺伝子が非常に高進していた。データから、あるいは状況からだけでは黒とは言えないが白でもない。やはりグレーとしか言いようがないが、十分ワクチン投与が免疫異常に関与していた可能性はあると考えている」

厚生労働省の担当者と初対面
2022年11月。東京の衆議院議員会館前に集まっていたのは、ワクチン接種後に死亡した人の遺族会。夫を亡くした須田さんも参加していました。

厚生労働省の担当者と初めて直接対面し、ワクチンと死亡との因果関係を調べるよう求めました。

(接種後に夫が死亡した須田睦子さん)

「あなた方が安全だとおっしゃっていたワクチンを打って夫は亡くなったんです。亡くなってから1年が経ちましたがいまだに因果関係不明とされています。言い訳というか、亡くなった人と正面から向き合ってないですよね」

また、夫を亡くした大阪府の女性は
「ワクチンとの因果関係がないからと言われて納得できると思いますか。身内がそれだったらどうします?」

これに対し厚労省の担当職員は

「この施策に変更を要するような懸念があるのか、毎回毎回確認をさせていただいております。その中で直ちに修正するというところまでのご指摘はいただいていない」

会には、コロナワクチンの効果に疑問を唱える医師も参加。

(京都大学 福島雅典名誉教授)

「重要なことは、死者の全例調査、それからワクチンによる健康被害が考えられる人もきちんと全例調査しないとダメです」

(名古屋大学 小島勢二名誉教授)
「臨床医からしたら、病理医が診断したものをそうではないと言うことはできないんです」

死亡例や重い副反応の全てを追跡調査することを求めたほか、因果関係の認定方法について疑問を投げかけましたが・・・

(厚労省の担当職員)
「必要な情報をしっかり集めさせていただいて、必要な評価をする。ただガンマ(評価不能)となった場合でもそれで症例の評価が終わりということではなく、そういった情報もしっかりと大事にしていきながら、全体として注意喚起をしないといけないことなのか真剣に考えている」

そして遺族側からワクチン接種をこのまま続けるのか、質問が出ると。

(厚労省の担当職員)
「オミクロンのタイプの5回目接種についても現行では変更の必要はないという評価なので、私どもといたしましては、引き続き5回目接種の方を続けさせていただく」

接種はあくまでこのままという回答が。

(接種後に夫が死亡した須田睦子さん)
「実際に人が亡くなっているんですよ。この前も10人救済を認めましたよね。それなのに5回目を続けるというから、命を軽く見ているんじゃないかと言ったんです」 

(接種後に妻が死亡した男性)
「今回のワクチンについてはあなたはどう思っているの?」

(厚労省の担当職員)
「すみません。こういう場に出ていますので、あまり個人的な意見は言えず、申し訳ございません」

遺族と厚生労働省の初の意見交換会は、平行線のまま終了。今後のワクチン行政はどうなるのか、最後に厚労省の担当者に聞きました。

(厚労省の担当職員)
「ご指摘もあったが、我々としてはこれまでの施策を丁寧にやっていく」
「お話も伺いましたし、情報を正しく出して欲しいというのは、我々も今やっている。そこは報告会の意見を踏まえ、順次対応する」

副反応や死亡例の原因究明が進まない中、今もワクチン接種は続いています。

感想
オミクロン株対応ワクチン、接種後に死亡が19件…因果関係は「評価できない」か「評価中」 ”子どもや若い人はワクチン接種しない方が死亡率低いのでは?”

コロナワクチン接種後に死亡、20代女性ら5人に一時金支給 厚労省 ”認められる人と認められない人の違いは?”

ロナワクチン接種者の0.0020%との報告があります。
343,509,139人(ワクチン接種延べ数)×0.0020%=6,870人
これだけの多くの人が亡くなっています。

コロナの死者数は感染者の0.1~0.2%ですのです。
子どもや若者は死者数少ないので死ぬ確率はさらに低くなります。
ワクチン接種もリスクがあると知っておく必要があるようです。

国がきちんと亡くなった場合の保障をしてくれるとよいのですが、一部です。

オミクロン株対応ワクチン、接種後に死亡が19件…因果関係は「評価できない」か「評価中」 ”子どもや若い人はワクチン接種しない方が死亡率低いのでは?”

2022-12-16 21:44:00 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5fec220c838184e81555143a415d7c9935b53d 12/16(金) 20:43 読売新聞オンライン

 厚生労働省は16日、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンで、接種後に死亡した事例が計19件あったと公表した。同日の専門家部会で報告された。

 死亡例は今月2日時点の集計で、内訳はBA・1対応が米ファイザー製3件、米モデルナ製1件、ファイザー製のBA・5対応では15件だった。接種との因果関係は「評価できない」か「評価中」とした。

 ファイザー製のBA・5対応ワクチンの死亡例は100万回接種あたり0・9件で、BA・1対応(同0・4件)より多いが、従来株だけに対応した同社のワクチンによる2回目接種(同7・4件)と比べ頻度は低いという。

 このほか、13日昼に従来型ワクチンで3回目接種を受けた11歳の男児が同日夜に死亡したことも公表した。5~11歳向けワクチン接種後の死亡例は3件目。

感想
子どもや若い人は、ワクチン接種した場合としない場合のコロナでの死亡リスクはどちらがどれだけ高いのでしょう。

元気なのにワクチン打って、亡くなると後悔ばかりが残りそうです。
持病をある人などリスクの高い人に限定した方がいいのかどうか?
国はきちんとデータを出して欲しいです。

神奈川県でワクチン接種後の死亡105人 昨春ごろの1回目接種から直近接種までの間 いずれも因果関係は不明 ”全国で何人?/因果関係不明でなく因果関係ないと説明できないだけ/ワクチン接種もリスクあり!”

2022-11-22 19:03:48 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e3cb7337328c171f9e106eb53547a69a894054 11/22(火) 17:08 TBS NEWS DIG Powered by JNN

神奈川県で新型コロナのワクチンを接種した後に死亡した人が、去年の1回目接種からこれまでに105人に上ることがわかりました。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐっては、副反応との関連が疑われる事例が起きた場合、医療機関が国に報告することになっています。

神奈川県によりますと、この制度による報告で、去年春ごろの1回目接種から直近の接種までの間に、県内でワクチンを接種した後に死亡した人が105人に上ることがわかりました。いずれも、ワクチン接種との因果関係はわかっていないということです。

神奈川県 黒岩祐治知事
「ワクチンと(死亡)の因果関係が認められたものはありません。ワクチンの効果であるメリット、副反応などのデメリットの両面を正しく情報提供していくことが必要」

神奈川県の大規模接種会場では、接種後に死亡した人や重いアレルギー反応が出た人はいないということです。

感想
因果関係不明=因果関係否定できない
感染して亡くなるリスクと、健康な人がワクチン接種して亡くなるリスク、どちらも怖いです。

感染を防ぐことはある程度できますが、接種して死亡は接種してみないとわかりません。

高齢者はコロナ感染したとき、死亡率高いですが、若い人は死亡率低いので、摂取しない方が良いかもしれません。

それよりも感染したら、治療がきちんとできる体制を取る方が大きいですね。

全国で何人亡くなったかも厚労省は出して欲しいです。

為末大氏 コロナ経済対策293兆円に「孫や子供の名義でローン」「孫たちが大人になったときに…」 ”自然は子孫からの預かりもの(インディアンの教え)”

2022-10-10 01:17:17 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/137c2d51e31c7d95a3ca45e20df46cc75052ca1a 10/9(日) 13:11 スポニチアネックス

 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者で世界選手権で2度メダル獲得した為末大氏(44)が9日、自身のツイッターを更新した。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて政府が実施した経済対策の事業規模が総額約293兆円に上ったことを報じるニュースを添付。その上で「そしてこの支払いは今の世代ではなく、未来の世代が行います」とつづった。

 続く投稿で「孫や子供の名義でローンを組んで、それを散財して、孫たちが大人になったときに銀行が取り立てに来る感じですかね」とし、さらに「そして今の世代がどんな世代だったのかは未来の教科書の中で評価されていくでしょう。将来世代から感謝されるか、蔑まれるかはそこで決まります」と投稿した。

感想
「自然は子孫からの預かりもの」とのインディアンの教えがあります。
預かりものの自然を壊すな!との教えです。

「今の借金は孫や子供名義のローン」
まさにその通りです。
現世代が借金をむやみに増やすと子孫の負担なんです。
アベノマスク543億円は子孫が負担するのです。
子孫は税金でアベノマスク543億円散財したのをどう評価するでしょうか。
そしてその人を国葬した岸田首相をどう評価するか。
歴史に日本を悪くした首相として安倍元首相と並び称されるのではないでしょうか。

コロナ禍の自殺 女性だけ増加のなぜ 支援団体がSNS相談 ”コロナが弱い層を直撃している/国の支援がない”

2022-10-03 18:22:00 | 新型コロナウイルス
https://news.line.me/detail/oa-nhknews/ugfog81qaskx?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2022年10月3日 15:21NHK NEWS
「死にたい」「苦しい」「消えたい」。

若い女性たちの支援を行う団体にSNSで次々に寄せられる切実な心の声。

生きづらさを抱えた女性たちが助けやつながりを求めています。

減少傾向だった自殺者の数は、コロナ禍に入って男性の減少が続く一方、女性は増加に転じています。

コロナ禍が女性の自殺にどのような影響を与えているのか。

最前線の支援の現場で女性たちの声に耳を傾けました。

※悩みや不安を抱えたときの相談先は記事の最後にあります。

若い女性から届く「死にたい」

BONDプロジェクト 橘ジュン代表

生きづらさを抱える女性の支援を行っているNPO法人「BONDプロジェクト」。

コロナ禍になって、10代や20代の女性からの相談が相次いでいます。

BONDプロジェクト 橘ジュン代表
「次から次へと相談が入ってきて順番で対応している状態です。私たちができることにも限界があるとも思っていますが、支援が必要な女の子たちの話を聴きながら、いっしょにどうすればいいか考えてあげることが大事だと思っています」

SNSで寄せられたメッセージ

SNSで寄せられた相談は、2021年度、4万8000件余り。

約30人のスタッフが対応に当たっています。

中には、「死にたい」「苦しい」「消えたい」といった自殺をほのめかすことばも。

BONDプロジェクト 橘ジュン代表
「先ほども関東地方に住む高校3年生の女の子が家族の虐待から逃げたいと助けを求めてきました。所持金も29円しかなく、民間のシェルターに払えるお金もないということで、知っている支援団体につなごうと動いています」

コロナ禍でオンライン相談も

オンライン相談の様子

コロナ禍の2020年5月から定期的に始めたオンライン相談は、これまでにのべ300人以上が利用しています。

この日は、18歳の高校生からの相談に対応していました。

コロナ禍で、もともとうまくいっていなかった家族と一緒の時間が長くなってさらに険悪になり、今は一人暮らしをしていると言います。

高校生
「自分のまわりに壁があるみたい。孤独感が強いから、この世界に自分しかいないみたいな感覚」

寂しさやしんどさを紛らわすために、薬を大量に飲むことを繰り返していると明かしました。

高校生
「薬飲んだりしてごまかしている。ふわふわして、しんどいのが紛れる」

スタッフは、ぽつりぽつりと吐き出すことばに、時間をかけて耳を傾けていきます。

そして、最後には、苦しさを1人で抱え込まず一緒に悩んでいこうと声をかけていました。

スタッフ
「連絡したくないときもあるかもしれないけど、私たちはよかったら待ってるよ。ありがとね。またね」

高校生
「うん」

女性をさらに追い詰めるコロナ禍
生きづらさを抱える女性たちを支援につなぐために団体が何よりも重要だと考えているのは、直接的な関わりを持つことです。

直接の面接の相談は毎月100件以上行っています。

相談に訪れた20歳の女性(手前)

この日、面談を受けていたナナさん(仮名・20歳)は、3年前から団体の支援を受けていて、現在は、団体が用意したシェルターで暮らしています。

ナナさんは、ずっと、死にたいという気持ちを抱えているといいます。

橘さん
「どういうときに死にたくなっちゃう?」

ナナさん
「1人で寂しいとき。親に『産まなきゃよかった』と否定されてきたから、自分はそういう人間なんじゃないかって思っちゃう」

母子家庭で育ったナナさんは、幼い頃から母親から暴言を浴びせられたり、暴力を振るわれたりすることが頻繁にあったといいます。

高校2年のころ、家にいることが苦しくなり、死にたいと思うようになりました。

このときに、SNSで連絡を取ったのが、この支援団体でした。

相談に訪れたナナさん(仮名)

ナナさん(仮名)
「『家がしんどいです』というようなメッセージを送ったら、すぐに(代表の)ジュンさんが 返信をくれてうれしかったです。こんな内容で相談してもいいのかなと思いましたが、ずっと1人で抱えていたことを聞いてもらって、ちょっと楽になりました」

ところが、2020年に広がったコロナ禍が、生活を一変させ、さらに大きなストレスとなってナナさんを苦しめました。

学校が休校となったことに加え、母親もテレワークで自宅で仕事をするようになっていっしょに過ごす時間が増えたのです。

ナナさん(仮名)
「お母さんは1人で子育てをしてくれていたから、会社や子育てのストレスが私に向いたのかなと思っています。もうお母さんが 怖くなってしまって、いっしょにいるときはドキドキしながら過ごしていました。もとから大変だったことが、コロナをきっかけに表に出たという感じです」

死にたいという気持ちに突然襲われる

高校3年の時には、SNSで出会った男性の誘いに乗って家出をしました。

SNSでかけてくれた優しそうなことばはうわべだけで、怖い思いもしたと言います。

ナナさんは、その後、児童養護施設や自立援助ホームなどで保護され、親とは離れて暮らすようになりました。

今でも、ふと孤独を感じ、死にたいという気持ちに突然襲われることがあるといいます。

ナナさん(仮名)
「コロナで人と会わなくなって、1人の時間が増えて、孤独感みたいなものがあります。一度に50錠から100錠くらいの薬を飲むと、ふわふわした感じになって、つらい現実から逃げられる、一瞬だけど」

BONDプロジェクト 橘ジュン代表
「もともと大変だった状況が、コロナ禍でさらに深刻になっていて、それで追い詰められたりしているのが、若年の女性たちなのだと思います。周りで見ている人たちが、見て見ぬふりしないことが大切で、ふだんと違う様子だと思ったら、国などが提供しているさまざまな相談先があることを教えてあげるなどしてほしい」

コロナ禍で自殺者数の傾向は
1978年に統計を取り始めた国の自殺統計によりますと、年間の自殺者数は、2003年の3万4427人をピークに、2010年以降減少傾向となり、2021年は2万1007人でした。

男女別でみると、男性は1万3939人と2020年より116人減った一方で、女性は7068人と2020年より42人増え、コロナ禍以降、2年連続で増加しています。

超過死亡 約8500人 若年女性に最も影響か

東京大学 仲田泰祐 准教授

自殺者の数が、コロナ禍によってどう影響を受けたのかについての研究も進められています。

東京大学の仲田泰祐准教授などのグループは、コロナ禍がなかった場合の自殺者の数を試算し、実際の自殺者数と比較するシミュレーションを定期的に行っています。

試算は、民間のシンクタンクがコロナ禍が始まる前に予測していた失業率などから導き出したもので、2022年9月に公表された最新の分析では、コロナ禍が広がった2020年3月から2022年7月までの2年5か月で、自殺した人の数が約8500人増えたとするシミュレーション結果となっています。

男女別、年代別の内訳をみると、男女のほぼすべての年代で増えていますが、最も多いのは20代の女性で約1100人に上っています。

20歳未満の女性も同じ年代の男性と比べて多く、約300人でした。


日本では、失業率が上がると自殺者数が増える傾向が知られていますが、約8500人のうち、失業率の増加で説明できるのは約1300人にとどまるということで、何らかの別の理由があるのではないかと、仲田准教授は考えています。

東京大学 仲田泰祐 准教授
「景気後退とそれに伴う失業率の増加では、説明できない自殺者がかなり多いことが伺われる結果だ。人と人との接触の減少や家庭内で過ごす時間の増加など生活様式の変化が何らかの精神的なストレスにつながっていると推測される」

女性自殺の原因に迫る研究も

九州大学 香田将英 講師

コロナ禍で女性の自殺が増える中、さまざまな自殺の理由を具体的に明らかにしようとする研究も報告されています。

九州大学の香田将英講師などのグループは、新型コロナの感染者が国内で最初に確認された2020年1月から2021年5月までの期間、国の自殺統計で理由が報告されている約2万1000人分のデータを詳細に分析しました。

そして、その「自殺の理由」と、コロナ禍が起きなかった場合にどうなっていたかを過去のデータからシミュレーションして得られた理由を比較したところ、女性で特に増えていたのが、「子育ての悩み」「夫婦の不和」「介護・看病疲れ」など家庭内の問題でした。

例えば、「子育ての悩み」を理由にした自殺は、試算よりも40%増加していた月もあったということです。


グループでは、コロナ禍で学校が休校になったり、医療や福祉のサービスが受けにくくなったりして、家族の世話や介護などを女性が負担することが増えたことなどが、自殺の増加につながった可能性が考えられるとしていて、そうした傾向に配慮したきめ細かい支援体制の整備が必要だと訴えています。

九州大学 香田将英 講師
「母親が育児や介護などの役割を引き受ける日本社会の中にある固定的なジェンダーの問題が、コロナ禍の生活の変化で女性へのしわ寄せにつながっているのではないか。自殺に至る原因はさまざまだが、男女で異なる傾向があることがわかった。それぞれに適切に合った自殺予防の対策や心理的なストレスの軽減につながるサポートが大事だ」

悩みや不安を抱えたときの相談先
悩みや不安を抱えた際に相談先として厚生労働省が示している相談窓口です。

周囲に心配な人がいる場合もぜひ参考にしてください。
【電話の相談窓口】
「#いのちSOS」
 フリーダイヤル 0120-061-338
 午前6時~深夜0時  ※月曜、木曜、金曜のみ24時間対応

「よりそいホットライン」
 フリーダイヤル 0120-279-338
 (岩手県・宮城県・福島県からは0120-279-226)
 ※24時間対応

「いのちの電話」
 ナビダイヤル 0570-783-556
 午前10時~午後10時 
 フリーダイヤル 0120-783-556
 午後4時~午後9時 ※毎月10日は午前8時~翌日午前8時

「チャイルドライン」
 フリーダイヤル 0120-99-7777
 午後4時~午後9時

【SNS相談】
詳しい相談方法は各ウェブサイトで確認できます。記事の終わりに外部リンクとして掲載しています。

つながらない場合は、各地の自治体などの相談窓口も活用することができます。

自治体などの相談先情報は、厚生労働省の「支援情報検索サイト」で調べられます。こちらも外部リンクに掲載しています。このサイトでは、電話やメール、SNSなど利用したい方法ごとに各地の相談窓口を紹介しています。

感想
コロナ禍で20代女性の自殺者増加…経済的影響、行動制限による孤独が要因か

コロナは弱い層を直撃しているのでしょう。

岸田首相は、「聞く力」を言われていますが、こういった国民の苦しむ声を聞かずに、麻生副総裁の「安倍さんは国葬だよ!」と聞いたのでしょう。
きっと今は後悔されているかと思いますが。

支持率回復は、苦しんでいる国民の声を聞けるかどうかではないでしょうか?
聞く人を間違えているように思うのですが。