小説「まなちゅり」15話です。ようやく当ブログで小説がやっと完結の日を見ました!!
はたして2人は元に戻れるのか!?
では、お付き合いお願いします!!
「まなちゅり」
第15話(最終回)
みんなに入れ替わっていることを打ち明けた2人。
周りはいろんな作戦を立てて実行してくれていた。
しかしどれもことごとく失敗し、すでに10日が経とうとしていた。
例の「雷に突進」という作戦は何回か出てきたが2人が猛反対したためお蔵入り。
「ぶつかってみる」という作戦も功を奏さなかった。
まさな「これは厄介な問題…」
ゆりあ「ここまで長引くなんて…」
かのん「もうこのままでいいんじゃね?あっ…。」
れな「ここで諦めちゃうの!?」
かのん「いえ…違います…。」
まなつ(あかね)「いろいろやりましたが、もう限界…。」
あかね(まなつ)「体力が持たないよぉ…。」
めい「2人の精s」
かのん「まなちゅり2人で話し合ってみたらどうです?その方がよさそうな気がしますが…。」
まなつ(あかね)「それがいいね。まなつ、今日の夜7時に、いつものカフェに来て。」
あかね(まなつ)「わかった!!」
めい(のん…おまえってやつは…。)
夜6時58分、まなちゅりはカフェにやって来た。外はあの時と同じ雨だった。
いろいろと話をした。それぞれの体になって、どんな気持ちでいたか、何を思ったか…。
話しているとき、茉夏が泣いていた。
あかね(まなつ)「私……元に戻りたい…」
まなつ(あかね)「まなつ…。」
最終的にはとにかく戻るまで待つということで2人とも一致した。
カフェの外では真那と花音が待っていた。
まさな「で、どうなったの?」
まなつ(あかね)「元に戻るまで辛抱することにしました。」
かのん「頑張ってくださいね!!」
あかね(まなつ)「うん!!」
まなちゅり2人で微笑みを見せた次の瞬間…。
ビシャア!!
まなちゅり「ひゃああ!!!!!!」
―病院―
医師「なんてこったい!!またか…。」
ナース「あら…またこの子達…。」
ガチャリ!!
あいり「ついに当たったの!?」
医師「おや、あの時のキミか…。」
あいり「2人はどうなってるんです!?」
医師「おっ、今回は早く意識が戻ったようだ」
医師の言うとおりに、明音が目を覚ましていた。
あかね「う…う~…。」
あいり「まなつ?ちゅり?どっち?」
あかね「あ…あいりん…私…。」
あいり「おや…戻った!?」
愛李の言葉に気づき、明音は自分の体を調べてみる。
あかね「はっ!!あっ…おっ……も、戻ってる!!」
まなつ「う、う~ん…。」
あいり「おおっ2人とも戻ったか!!」
まなつ「ほ…ほんとだ!!戻ってるぅ!!」
嬉しさのあまり、2人は抱き合った喜びをわかちあった。
あいり「これで一件落着だね!」
まなちゅり「よかったよかった!!」
誰もが事件の解決を喜んでいたが…。
医師「ん、どうした」
ナース「この子達どうするの…?」
あいり「ん…?」
まなつ「まさなとかのん…」
真那と花音が目を覚ました。
まさな「う~ん…。はっ!」
かのん「う~…。ちゅり大丈夫だった?」
あかね「大丈夫なのはあんたたちでは…?」
まさな(かのん)「えっ…」
かのん(まさな)「今度は私たちかよ~!!」
まなちゅりはいつでも不滅。
明音と茉夏はこの件でお互いをまた理解できるようになった。
また、以前よりお互いの家に行くようになったようで。
れな「戻ってよかったけど…まさなちゃんどうしよう…。」
じゅりな「大丈夫なのかなあ…。」
かのん(まさな)「戻してぇ!!」
まさな(かのん)「背が伸びた~」
かのん(まさな)「花音のばかぁ~!!」
れな「微笑ましい(*^^*)」
完!!
ついに完結しました!!
最終的には2人は戻れたんですがねえ…。
真那と花音の状況についてはエピローグで書きます。