2014/7/25 小舞子
長きにわたって縦貫線の物流を支えてきたEF81。
その50年近くにわたる歴史にピリオドが打たれる日がやってきた。
そして、縦貫線の物流を担う仕事は後輩、EF510に引き継がれる…。
(ちなみに、お召塗装のEF81 81やレインボー釜であるEF81 95も新製配置は富山第二機関区です。)
私は幼いころから電車をよく見たりしてたのですが、小5になるころからゲームにはまり(意外と遅かった)、高校時代はどっちかというとゲームおたくでした(汗)
大学に入学し、電車通学をするようになると、自然と貨物列車に目が行くようになり、先頭に立つピンク色の機関車に目を奪われ、気づいたら動画を撮ってました(笑)
EF81、存在自体は昔から知っていたのですが、初期型と中期型、後期型で違いがあることなどを知り、その面白みにどんどんはまっていきました。
撮影を始めたころは600番台への改番が始まっていたころで、未改番の釜は結局撮影できぬまま(ただし廃車になってトヤキにいるものを除く)終わりました…。
1968年から富山で歴史を築いたEF81も今年で運用ゼロに。しばらくの間は代走という形で走ってくれそうですが、EF510-514やカシオペア色の509・510が転入し運用開始するまでには離脱や門司転属になると思われます。
そして北陸で見ることのできるEF81は敦賀のトワ釜だけに…。ローズピンクが見れなくなると思うとさみしい限りです。
最後まで富山に残ったEF81たち
EF81 719
元119号機。
新製配置は敦賀第二機関区(現敦賀地域鉄道部)。
最後まで残った稼働機の中では最若番。富山の改番機の中では一番最後に撮影した釜でした。
定期運用最後の4071レを牽引していたのはこの719号機でした。
EF81 721
元121号機。
新製配置は敦賀第二機関区。
昨年10月頃には広島車セ一般公開の宣伝ヘッドマークを装着し話題になった釜です。
EF510-514の吹田行き配給を牽引したことも。
EF81 723
元123号機。
新製配置は敦賀第二機関区。
ダイヤ改正直前に運用離脱。最後に見たのは富山区構内を行ったり来たりしてたシーンでした。
EF81 725
元125号機。
新製配置は敦賀第二機関区。
とくにネタでもなくスタンダードな釜だったので「また725かよ」なんて思ってたときも。しかし2016年に入ってからは遭遇率が低かった。。。
でもこのスタンダードなパーイチも定期運用では見られなくなりました…。
EF81 726
元126号機。
新製配置は敦賀第二機関区。
725と共にあんまりネタだと思ってなかった釜。
2016年に入ってからは数回遭遇してました。
EF81 729
元129号機。
新製配置は敦賀第二機関区。
貨物所属のEF81の中で唯一の原色だった(原型からは大きく変わっているが)うえに、西の106・108が廃車になった後は本線上を走る唯一の原色81となり、注目度も高かったです。
なお2016年に入ってからの遭遇回数はたった3回…。
EF81 404
元131号機。
新製配置は酒田機関区。
1986年に門司へ転属し400番台化、2007年に富山へ転属し、2011年に検査の際富山更新色に。
406や454など、元門司機が里帰りする中、404だけ富山で走り続けました。たった1機の400番台だけあって注目度も高い釜でした。
2016年に入ってからの遭遇回数は729と同じくたった3回でした…。
EF81 735
元135号機。
新製配置は酒田機関区、元JR東日本車。
最後まで残ったヒサシ付の後期型。
末期はそれなりに遭遇回数が多く、EF510-512の吹田行き配給を牽引したことも。
定期運用から全機はずれてしまいましたが、まだ代走で見るチャンスはあります。
出来る限り記録して、最後を見届けたいな、と思います。