先ほどはクハ489のことを紹介しましたが、お次は小説です。
両方とも土曜日に用事が出来てしまいました…。
2人はしっかりと元に戻れるのでしょうか!?
ではしばしお付き合いを。
「まなちゅり」
第9話
今日は金曜日。(この記事を更新した日は月曜日なんだけどね)
人々は次の日のお休みに胸を躍らせていることであろう。
玲奈と茉夏も明日の旅行に備えて準備をしているところだった。
珠理奈はいかせないはずだったが、見破られてしまい玲奈もしぶしぶ参加をOKした。
れな「しょうがないなぁ…ほんとはまなつと2人で行くつもりだったのに」
じゅりな「いいじゃん!!まなつだけ連れてくなんてずるい!!」
れな「ごめんねまなつ。いきなり変なのがついてきちゃって」
じゅりな「変じゃないよぉ!!」
まなつ(あかね)「じゅりなさんが来てくれて私なんだかほっとしました。」
れな「じゃ…じゃあ私は!?」
まなつ(あかね)「玲奈さんと珠理奈さんの2人がいないと面白くないなと思ってたんですよ。」
れな「そ…そうだったの…。それならよかった☆」
まなつ(あかね)「さっ、準備しないと!!」
それにしても旅行に消極的だった明音がなぜやる気になっているのか、それは愛李、茉夏との話し合いが延期になったからである。
まなつ(あかね)『まなつの姿だけど、今を楽しまないと!!』
そんなこんなで準備が終わり、3人は喫茶店にいた。
れな「ということで、行先は広島だよ!!」
まなつ(あかね)「広島といえば、厳島神社や原爆ドームがありますね。」
れな「でも私はEF67形が見たいなあ~」
じゅりな「何それ…。」
れな「これだよ
ちなみに広島県の広島タ~八本松間の上り貨物はEF67が後押しをする光景が見られる。
まなつ(あかね)「これって…。」
れな「貨物列車だよ。新幹線もいいけど、在来線も見とかなきゃ~」
じゅりな「玲奈ちゃんは自由奔放だなぁ~」
3人「あははははっ!!」
一方、喫茶店に偶然やって来たのは、愛李だった。
あいり『ありゃ!?まなつの姿のちゅりがいる!!さらにW松井…。』
3人で談笑するシーンを見て、愛李は思った。
あいり「あいつ、元に戻らなくても大丈夫なのか…?」
いささか楽しそうな雰囲気、そして玲奈がいる(あいりんは玲奈にデレデレになるようだ)ということで突撃はあきらめることにした。
喫茶店を出た愛李は、そのまま自宅に向かおうとしたが偶然茉夏にまで遭遇してしまった。
あいり「あら…今度はちゅりの姿のまなつ…なんという楽しそうな笑顔…。」
ゆりあ、花音と一緒にショッピングしているようだが、3人とも笑顔が絶えない。
後ろには汐莉と里々奈がいた。
あいり「う~ん…。今を楽しんでるのかねえ…。私も楽しむとすっかな。」
この後愛李は家に帰り、マンガを読みまくり、アニメを見まくったとか。
明音の姿の茉夏はゆりあたち4人と一緒にお買い物に来ていた。
花音は「広島旅行」ということで保護者となる20歳以上のメンバーを探していたのだった。
かのん「おお~っ。これだけそろえば楽しい旅行になるぞぉ!!」
あかね(まなつ)「楽しみだね~!!何が似合うかな?」
しおり「ちゅりはどれもお似合いだよ~!!」
あかね(まなつ)「さっすが小木曽!!」
しおり「えっ?」
あかね(まなつ)「ひゃっ!!『ちゅりの体だってこと忘れてた!!』な…なんでもないよ~!!」
りりな「今のは…。」
あかね(まなつ)「わ、忘れてよ!!さっ、旅行旅行!!」
こうして、それぞれの「土曜日」を迎えるのである…。
はい。「旅行」でも行先が偶然同じです。はい。
この後どうなるのか、展開を考えなくては…。
次回もお楽しみに!!