やました甲乙鍼灸院のあれこれ

はりとお灸の鍼灸をこよなく愛し、鍼灸の力を手に入れたいと日々孤軍奮闘中。

『ビッグイシュー 日本版185号』届きました!

2012年02月19日 | 書籍(鍼灸関連含む)

えちんの『甲乙鍼灸院』『ビッグイシュー日本版185号』が届きました!

雑誌のご紹介が遅れました。ごめんなさいね。

この寒空の中、ビッグイシューの販売員さんは、

体調管理大丈夫でしょうか?

185 185号の表紙は藤原紀香。

特集は、『社会的包摂の時代 ~貧困と社会的排除をこえて~』

「社会的包摂」とはなんぞやっ??!

横文字で、(失礼!)英語で

「ソーシャルインクルージョン」というらしい。

もっとわかりやすい言葉はないんですかしら。

これまでの「貧困の議論」は、

単にお金やモノの不足だけに注目してきたが、

「社会的包摂」とは、人々が社会の仕組みから切り離される

「関係の問題」まで視野を広げたもの。

「社会的排除」の問題があるかぎり、貧困や孤独死はなくならない。。。。

と記事はつづく。。。あとは本誌をご購入下さいませ~。1冊300円です。

その他の記事は

◎「脱原発世界大会YOKOHAMAから」

◎「英国、子どものためのホスピス」

  ロビンハウス。命の限り精いっぱい生きる場所。

などなど…

 

もっと詳細をお知りになりたい方は、

 ビッグイシューのHPへどうぞ~ →http://www.bigissue.jp/

 ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌です!

 梅田や難波など主要な駅の改札付近で販売員さんがいます。

 少しシャイな販売員さんやファンキーな販売員さんとお話ししながら、

 直接購入するのも楽しいですよ♪

 雑誌の内容も大手広告媒体に依存していないので(と思う)

 一般の雑誌よりかなり興味のある内容が多いかと

 えちんは思います。一度いかがですか?

 

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今 えちんが読んでいる事典。

2012年02月18日 | 書籍(鍼灸関連含む)

Photo

最近、そばに置いて読んでいる事典です。

1998年に出版され、みなさんもご存じのあの

聖路加病院の日野原先生が監修されている書籍。

「がん事典」です。大判です。かなり分厚いです。

読み応えあります。10年以上も前に出版されていた事典です。

第一章:しなやかな心でがんと向き合うために

と始まります。

①受診から診断結果を聞くまで

②治療の開始から社会復帰まで

③がん患者を支える家族の問題

あとは、予防法、発見方法、治療法、部位別療養生活

について知りたいとき。と章は第五章まで続きます。

驚くほど詳細に掲載されています。

この知識を手術前に知っていたら、受ける当事者は、当事者の家族は

どのような選択をするでしょうか?

色々考えさせられる書籍です。

取り急ぎの感想で申し訳ありません。

    。。

とある養護施設の施設長は、えちんの隣りでつぶやいてました。

「この子どもたちの17歳に成長したときをイメージして、

 今を一緒に過ごし、色んなことを伝え、育てたい。」と。

    。。

鍼灸師としてのえちんは、5年後、10年後を見据え、

足元をかためていかなければいけないと。(えらそうにすみません

つくづく思います。えちんの足元はどうだろうか。(まだまだひよっこ鍼灸師です。)

ぶれずに進みたいと思います。はい。(これが大変なんだなぁ

奈良のR先生にも先日の治療の際にお言葉を頂きました。

「焦らずに、今目の前に道があるのだから」と。(胸が熱くなりました。)

「一条大道在眼前」ですね。

    。。

ただ、忘れてはいけないことは、忘れずにいたいと。

今、疎かにしてはいけないことは、

目をそむけずにきちんと向き合っていたい。

と思って過ごしています。

 

 

ただ今、【鍼狂人の独り言】ブログhttp://blog.livedoor.jp/fujimoto1005/ にて、

 「感冒その1・その2」(2/18・2/19)の弁証を丁寧に掲載して下さっていますよ♪

 ご興味のある方は、そちらのブログへGOO--

 

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差し入れ、ありがとう♪

2012年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、うちの鍼灸院」に

患者さんから

子供服の差し入れを

たくさん頂きました。

有難うございます。

 

えちんが

定期的に訪問させて

頂いている

児童養護施設の

子どもたちにと

持参させて頂きました。

(私には、全部は重すぎたので

今回は半分だけの

持参になりました

 

施設のスタッフさんにも

喜んでいただけました。

ありがとう♪

 

子どもたちもカゼに負けず、

元気いっぱいでした。

2012

 

うちの鍼灸院に小児鍼で

通っていただいている

子どもさんの服ですが、

この服を眺めながら、

こんな小さな服(靴)を

着ていたんだなぁと。

 

なんだか、えちん

しみじみ感動でした。

 

子育て中のお母さん、お父さん、

何かと大変かと思いますが

ひとりで背負わないで、

色んな方々に相談して

日々過ごして下さい。

 

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母 手作りの「大根の漬物」レシピ2012.2月

2012年02月15日 | 食・レシピ

鹿児島の母から恒例の

「大根のお漬物」&

はっさく・椿が届きました♪

またもや大量にタッパーに入って

届きました。

201202

今回は、簡単にレシピ紹介から(やや甘め)

①生の大根(6kg)まずは、皮をむく。

②水を切り、30分日干し。

③ザラメ:1kg  酢:2カップ 

 塩:1カップ  鷹の爪:適量(4つ位)

④ ③を大きめのたるに入れ、大根を漬ける。

    押し板(重石)をする。

 これを2週間位漬ける。

 (プラス5日間でもOK!)

 

2012

母から漬物と一緒に

送られてきたこの白い椿

 

えちんが鍼灸学生の入学式の日に

挿し木した椿だとか。

 

結構いいお年頃になってから

学生になったんですけどねとほ

「ほら、あの時の椿が

 こんなにきれいに

 しっかり咲いたよぉ♪」と母。

 

 うるうる。

 泣かせてくれるじゃないかぁ。。

 母よ。感謝ばかりなり。

(えちんが本当に鍼灸師になれるって

 当時は誰も思いもしなかったからね)

 

大阪市内 JR玉造駅
「やました甲乙鍼灸院」への
  鍼灸施術のご相談・初診予約は、

【甲乙鍼灸院のご案内①②】を

クリックし、一読頂いてから

予約の連絡を頂けると有難いです。

 

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患者さんの質問:「カゼには漢方が効く??」『葛根湯』編

2012年02月15日 | 患者さんの声

前々回からのブログに引き続き、

患者さんの質問:「カゼには漢方が効く??」、

今回は、「葛根湯(かっこんとう)」編です。

ずいぶん前にテレビのコマーシャルで確かやってましたね。

「ひき始めのカゼには、葛根湯~♪」と。

  。

そのフレーズを忘れず覚えておられる方が、

「カゼひいたなぁ」と感じた時によく「葛根湯(かっこんとう)」を

ご自分の判断で薬局で購入されていると小耳にはさみます。

もちろん、その方のその時の症状に適していたら、効果はあると思います。

Vs201102_012

今回も「中医臨床のための方剤学」から引用。。。

 「葛根湯(かっこんとう)」とは?。。。「傷寒論」に記載あり。

 

◎効能:解肌発汗・舒筋(じょきん)

「太陽病、項背強ばること几几、汗無く、

  悪風するは、葛根湯これを主る(つかさどる)」

「太陽と陽明の合病は、必ず自下利す、葛根湯これを主る。」

これは、桂枝加葛根湯に麻黄(まおう)を加えたものである。

と云々カンヌンとつづく。麻黄には、開表発汗の作用があると。

あとは、『中医臨床のための方剤学』をお読みくださいませ。

「麻黄湯」も「葛根湯」も「桂枝湯」もすべて解表剤で、

発汗をうながす作用のある方剤のようですね。

すでに大量に発汗している人には、向いてないということかと。

発汗を促すので、症状を悪化させてしまう恐れありです。

  。。

漢方薬を調合、処方されている方は、

こういう様々な症状によって、細かい分析(弁証)をして

日々漢方を処方されているわけです。

ここに揚げたのは、ほんのさわり程度、入口程度のお話です。

えちんの今回のブログ、少しは、参考になりましたでしょうか?

 

次回は、「母特製の大根のお漬物レシピ」登場~~♪

 

 

Vs201102_015

 

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