前回のブログ「カゼには漢方が効く??」のつづきです。
http://blog.goo.ne.jp/echinkouotsu0105/d/20120210
えちんの「甲乙鍼灸院」の患者さんがご覧になった
テレビの情報番組で流されていた漢方に関する情報は、
「インフルエンザには漢方がよく効く」とのこと。
そのよく効く、漢方薬とは、「麻黄湯(まおうとう)」だとか。
。
『麻黄湯』とは。。。
「中医臨床のための方剤学」によると。。。
解表剤(辛温解表剤)とある。
◎効能:発汗解表・宣肺平喘
◎主知:風寒表証(表寒表実証)
悪寒・発熱・頭痛・身体痛・無汗・口渇がない・咳ソウ・呼吸困難
舌苔薄白・脈浮緊など
風寒の邪を感受し、寒邪偏盛のために凝斂して表閉営欝を呈した病態・・・
「傷寒論」の中に記載があり、太陽病傷寒と称している。
云々カンヌンと説明はつづく。
興味の湧いた方は、「傷寒論」をひも解いて下さいませ。
。。
難しい漢字・表現のオンパレードですね。
えちんも鍼灸学生の時は、本当に辞書をひきひき読み苦労しました。
説明書を読みとくのにまた辞書がいる世界である。
こういうことを患者さんに短い時間でわかりやすく説明するのは、
かなり至難のわざなのです。はい。
えちんもまだまだ未熟もので、ひよっこなのですが、、、
簡単にわかりやすい表現で申しますと。。。
寒邪によって、身体の表面(お肌)の気(衛気)が欝滞して、
汗線が閉じて、寒気はあり、汗は出ない状態である。
そういう症状の時に「「麻黄湯」を処方して飲むと良いよ。」と。
「服用後、汗が出て、効果がみられたら、服用をやめてね。」 と。
という説明がわかり良いでしょうか。(やっぱり、わかりにくい?)
もっと詳細を知りたいと思われる方は、
こういう難しい言葉オンパレードの鍼灸の世界をわかりやすく
説明して下さっている鍼灸の先生のブログが多々ありますね。
えちんいつも感動です。勉強になります。はい。
えちんのブログを愛読下さっている方は、もうご存じですよね。
みなさまも、詳細は、そちらの先生のブログでお勉強して下さいませ。
えちんはそこまでの技量がありませんので、
このあたりで、ドロンします。(ん?古い??)
長文になりそうなので、このあたりでドロン。
次回は、「カゼには、葛根湯??」かしら。
その前にちと息抜きに「大根のお漬物レシピ」かな。
ただ今、【鍼狂人の独り言】ブログhttp://blog.livedoor.jp/fujimoto1005/ にて、
「感冒その1・その2」(2/18・2/19)の弁証を丁寧に掲載して下さってますよ♪
ご興味のある方は、そちらのブログへGOO--