今日も楽しく ほのぼの酒ライフ

今日は酒日和
どの街のどこで呑もうか
めっきり東の方では飲めなくなったので、タイトル変更(旧 東西下町酒場御酒飲帳)

押上【押上食堂】

2013-07-21 00:00:00 | 墨田区(東京都)
いつの間にかアーケードが取り払われてて、店先まで明るくなりました。あの「東京都指定食堂」と書かれた吊り看板もなくなってますね。

入ると奥の厨房前にある棚に並べられた出来合いのおかずを取りに行きます。
それと同時に大中小のご飯の中から中を注文。

昼のご飯時を少し回ってたので、先客は1人だけ。その方も私が座ったと同時に食べ終わり出て行かれました。
店内は左右の壁に向かったカウンター席、それと真ん中に四人掛けテーブル席が2つ。
テーブル席の外が見える向きに着席です。なんか情緒的な景色ですね。

ご飯と味噌汁が出てきて全部揃いました。おかずは、マカロニサラダと厚揚げガンモの煮込み。
なかなかイケます。
家庭の延長というか、家で食べてるみたい。こういうのがいいんですよね♪

食べ終わりお母さんに質問。
「東京都指定食堂」と言うのは私もおじいさんに聞いたんだけど、戦後の食糧難の時に他の店と違い安く食事を提供してくれと都から言われそうしたんだそうな。…
なるほど、
でもあの吊り看板ずっと付けてて欲しかったような。

ごちそうさまでした。

北千住【大はし】

2013-07-20 00:00:00 | 足立区(東京都)
「おぅきたぁっ!」
「おぅ~りぃ~!」
「はぁいおぉ~!」
親父さんと息子さんのきびきびした動きと、威勢良く気持ちの良い客回しは必見!
「一番の肴」です。ここ 北千住【大はし】 は創業明治10年、下町らしい気っ風の良さが残ってる大衆酒場。「千住で2番」はお客さんが一番って意味なんですってね。

「名物にうまいものあり北千住 牛のにこみでわたる大橋」
壁に張られた名言の横に、
千住名代牛にこみ肉とうふ
とあります。
ここは、東京三大煮込みの一店でもあります。
久々に訪問し写真を撮ろうとしたら怒られました、ごめんなさい。
このお店、撮影禁止なんでした。
これは、だいぶ前に食べてる途中にあっ!撮らなきゃと撮ったもの、牛にこみ(肉とうふだったか?) と 焼酎梅割り。
焼酎は下町御用達の金宮焼酎ストレート。
なんかのエキスで少し味付け。
これが、効っくぅ~!♪
3杯飲んでふらふらになりながら帰ったのを覚えてます。

親父さん達の立ち回りの中、居心地いいんですよね、皆さん♪
ごちそうさまでした。
北千住は江戸時代に設けられたら五街道のひとつ。
江戸日本橋から日光東照宮に至る街道の最初の宿場がここ千住なんですと。酒場巡りは、歴史の勉強にもなりますね♪

浅草【水口】

2013-07-19 00:00:00 | 台東区(東京都)
賑やかなホッピー通りと比べ静かな裏路地、
もしくは、
華々しい六区通り途中横に伸びる地元チックな細い路地、
そんなところにあります。浅草【水口】
皆さん水口食堂と呼んでいます浅草の大衆食堂。
看板やテントには「飯 酒 肴」とありますので、ちょい飲みに使ってもいいみたいですね。

「豚肉と玉ねぎをカレー風味のソースで炒めた、当店オリジナルメニューです」とある看板メニューの「いり豚」

これでいっぱいやりましょう♪

サッポロラガー 通称「赤星」
これが飲める酒場は無条件で酔い酒場です、…いや酔い食堂ですね。
まずは奴を肴に、うぃ~旨い!
奴は一丁丸々です。

昼をだいぶ回っているのでお客さんは私含めて5人。
大型テレビの夕ドラを見ながら人それぞれ。
皆さん地元の人かな?
遅い昼飯なのか早くもいっぱいなのか、ちょっとゆっくり目で動いている時間を嗜んでるよう。
いり豚
ほんとに、豚肉と玉ねぎだけ。
う~んシンプル。
でも丁寧に作られてます。
衝撃的な一口!カレー味とはまた違うカレー風味な味♪
 …表現が難しいですね。
これは、よくあるお惣菜のレベルを超えてます。
酒の肴にももちろんですが、
これでご飯をかき込みたい!!
これは、再訪間違いなしですね。

ところで、いり豚は下町以外ではみないような気がしますが、気のせいかな?

ごちそうさまでした。

御徒町【佐原屋本店】

2013-07-18 00:00:00 | 台東区(東京都)
2012年6月に改装して、新しくなりました。御徒町ガード下の【佐原屋本店】

改装前の写真を撮っていた気がするんですが、見つからず。
改装前、17時の開店まで店先は八百屋やってたんですよね。
開店しても真正面が入口ではなく、上の写真の「佐原屋」の縦字のれんの所が入口でした。
中はどうなっちゃったんでしょうかね。
今日は改装初の入店です。

もろきゅう 奴
サッポロ赤星が飲めるのは変わってません。
旨いよなあ~このビール♪

カウンターは左にだけになりましたね。右はテーブル席だけに。

なんか全体的に小綺麗になりましたね。前のように「おっ、昭和酒場」という雰囲気はなくなりました。
…ん、でも今電車の通る音が天井で聞こえたような♪
健康に気遣いながら飲める ウコンハイ
これも健在です。

じゃ~、ピーナッツみそ♪



と、これがなくなっちゃった!
あれ、なんで?と、
看板姉さんに聞くと、
改装のどさくさに仕入先がいなくなってしまったんですって。

あらら、これでちびちびするのが好きだったのに。

新生佐原屋本店。
また酔い歴史を積み重ね、ここにしかない酔い酒場になるんでしょうね。
その真新しいカウンターに杯を置けたのを未来に懐かしみたいな♪ごちそうさまでした。

業平【大黒屋】

2013-07-17 00:00:00 | 墨田区(東京都)
この酒場は四つ目通りに沿ったひとつ東側の通りの角地にあります。看板には「ホッピー酒場」とあります。
業平【大黒屋】

ここのホッピーはちと違う!
グイッと飲むと、高齢の親父さんのホッピー自慢話がはじまります。(煮込みは満足の量)
なかなか生ホッピーを飲ませる酒場はないんだよ。
うちは昔からホッピーの会社とは関係が深いんだ、だから生を回してくれるんだ。(たん刺し)
毎年、常連さん集めてホッピーの工場見学ツアーをやるんだ、と言いながらにんにく潰し器で潰したにんにくを皿の端に盛ってくれました。じゃあ、生の黒ホッピーも飲んでみよかな、と言えば聞いてないのか親父さん、来店した常連さんといっぱい飲み始めました。(一丁丸々の厚揚げ)
刻んだ納豆とネギが乗ってます。
あんまり見ないタイプ。
コの字の右は一見さんで左は常連さんでしょ?親父さん♪

ごちそうさまでした。



2013年7月
暑かったので久々に生ホッピーを飲みたくて、親父さんちに行きました。…絶句

「事情により閉店いたしました」
と張り紙があったのは5月頃だったそうです。

ああ、またひとつ下町の名古典酒場の灯が消えました(悲)

親父さん、お疲れ様。
ありがとうございました。

ごちそうさまでした。