ポーランドからの報告

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山岳リゾート地、ザコパネへ行って来ました ②

2006年06月28日 | 観光ガイド
ザコパネ滞在2日目は「モルスキェ・オコ(Morskie Oko)」という名の青緑色の湖を見に、タトラ自然公園へ出かけました。

モルスキェ・オコは、平原の国ポーランド において、数少ない山岳リゾート地の一つです。タトラ自然公園へはザコパネからミニバスで約30分。そして自然公園の入り口からさらに岩山の中の道を歩くこと2時間20分、急に視界が開けると、青緑色の湖が目の前に広がります。



モルスキェ・オコ(Morskie Oko)とは、ポーランド語で「海の瞳」という意味。ポーランド人には、きれいな青い色=「スラブ民族のきれいな青い瞳」のイメージがあるのですが、モルスキエ・オコも、その湖水の色が、まるで青い瞳のように美しいことから、「海(色)の瞳」の名前がついたようです。しかしもちろん、湖水の色は実際には青一色ではなく、季節・天候・水深などによって、青色や緑色、エメラルドグリーンなど、さまざまな表情をみせます。そしてそれがまた、モルスキエ・オコの魅力の一つでもあります。

そんなわけで、ポーランド人は、タトラ山脈やモルスキエ・オコが大好き。ザコパネにきたら必ず訪れる場所となっています。

とはいえ平原の国のポーランド人に大人気のモルスキエ・オコも、実は日本人からすると、よくある高原の湖といった感じなんです。(モルスキエ・オコを訪れた複数の日本人談)ご多分にもれず私も、5年前に(まだ日本に住んでいた頃)旅行でザコパネとモルスキエ・オコを訪ねたときは、「こんなものか。ずいぶんと小さいな」というのが正直な感想でした。しかし二度目の今回は、逆に「なんてすばらしい!」と素直に感動してしまいました。平原の国に3年住んで、思考回路もポーランド人と似てきたのでしょうか? 


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