社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

中島 常幸

2006-11-14 00:24:13 | 日常
今週の日本ゴルフツアー
「三井住友太平洋マスターズ」は
中島常幸の優勝で幕を閉じました。
4年振りのレギュラーツアー優勝です。

中島といえば、ゴルフ界では大御所
ジャンボ尾崎、青木と並ぶスター選手です。
1980-90年代に大活躍をしました。
年齢も今年で52歳になりました。
今ではシニアツアーにも参戦しています。

その中島選手が、レギュラーツアーで
20代、30代の中に混じって優勝しました。
ドライバーの平均飛距離は290ヤードを超えています。
出場選手中第9位の飛距離でした。。


中島選手は、デヴューしてから
華々しい活躍をし、賞金王にもなり
海外の試合でも活躍し、通算50勝以上
という輝かしい成果を挙げてきました。

しかし、ある時突然スランプに陥りました。
それまで、考えられなかった予選落ちの連続
ついには、試合出場権まで失ってしまいます。
所謂、シード権を失いました。

その間に、彼はゴルフを辞めることまで
考えたそうです。

一度華やかな場所にいただけに、
その地位を失い、どん底を見ていました。
それも、かなり長い期間どん底状態でした。

それでも彼はゴルフを辞めませんでした。

そのスランプ時に自分自身を見つめ直しました。
今、何をするべきか、今後何をするべきかを・・・

どんな成功者も、良いときばかりではありません。
苦しい時期を味わい、それを乗り切った人が
成功者になれるのです。
他人に勝つことより、自分自身に負けないことの方が
大変であり難しいことです。

中島選手も、逆境に打ち勝ちました。
自分自身に勝ったのです。
自分自身への言い訳は通用しません。

これからも、彼はチャレンジし続けるでしょう。
年齢や持病というハンデは決して言い訳にしません。

今、中島選手はゴルフというスポーツを
心から楽しんでいるでしょう。
それは、ある一線を越えた人にしか
判らない境地だからです。