社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

外国為替証拠金(FX)

2006-11-01 09:31:28 | 日常

ドル/円の相場にトレンドの予感

今朝のニューヨークマーケットで
ドル/円は久しぶりの116円台で終了した。

116.80円

先週末からのドル/円相場で
ドル安の兆候ありとのレポートを
書いたが、今朝の相場を見る限り
予想通りの結果になっている。

ファンダメンタル分析として
米経済の指標悪化が影響している
との要因も指摘されているが、
単なる結果論を論じているに過ぎない。

相場の分析は、あくまでトレンドの兆候を
如何にテクニカル分析で先読みできるか
が重要である。

結果に対し、指標がどうだったから
とのコメントは、全くナンセンスであり、
アナリストとしての能力を疑いたくなる。
所謂、じゃんけんの後だしと同じである。

今回のドル安トレンドがどこまで続くか
は、基本のテクニカル分析が出来れば
答えは導かれるだろう。

 

 

 



 

 


YS-11の引退

2006-11-01 00:34:47 | 日常

先月、日本の名機が引退しました。
日本初旅客機TS-11です。

戦後、日本は敗戦国として
多くの技術と技術者を戦勝国に奪われました。

第二次世界大戦当時、日本の航空技術は
世界のトップレベルでした。

限られた鉄鋼資源の中、資源豊富なアメリカ
に対しても、日本の飛行機はアメリカの
飛行機の性能を上回ってました。

また、終戦時においては世界初の
ジェットエンジンを搭載した爆撃機も
開発されていました。

戦後、戦勝国のアメリカ、ソビエトは
日本、ドイツの技術を奪い合い
夫々の軍事開発、そして宇宙開発
ロケット開発を行いました。

1950年代後半になり、ようやく
日本の航空開発も解禁となり
民間旅客機のYS-11の開発が
始まりました。

一から再出発した日本の航空技術
は、見事な性能の旅客機の開発に
成功しました。

以後、182機の機体が日本と世界の空を飛びました。

通常、航空機の耐用年数は20-30年ですが
YS-11は、これを超える年数を
安全に無事故で飛び続けました。

この技術力と精神こそ、日本が世界に誇るものです。

最近の日本において、このように誇れるものが
どれだけあるでしょうか?

私の関わる金融業界には一つも
見当たりません。

悲しいことですが、常に欧米の猿真似、真似事
ばかりで、独自性など全くありません。

YS-11の引退も、単なる飛行機の引退
に留まらない、何かを感じざるを得ません。