社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

メガバンクの罪

2006-11-06 00:24:13 | 日常

今夜のフジテレビの番組
スタメンで「メガバンクにつっこみ」
のコーナーがあった。

国民のメガバンクへの不満や
問題点を特集したコーナーでした。

以前も銀行の問題には触れましたが
今回も違う観点から意見致します。

第一に問題なのは、メガバンクが
税金を納めていないことです。

法人税法を利用し約2600億円もの
納税を免除されています。

法律では、3年間の累積損失の繰越が出来る為
利益が出ても、法人税の支払は免除されますが、
メガバンクも困った時だけ、特例の恩典を享受し
自分達に都合が悪くなったら法律を遵守する
という、誠に自分勝手の理論をかざしてます。

一般国民は、こつこつ働いて得た収入から
否応無く、税金を取られます。

家計が赤字だと言って、税金を払わなくても
いいとの法律がありますか?


第二の問題は、何のアクションも興さない
金融庁、国税庁の対応です。

最近、国税庁がある上場企業に対し
税務調査を行い、追徴課税を行った事件がありました。

これに対し、その会社が裁判で国税に
勝訴し、支払を免れたことがありました。

国税庁も、そんな余計なことをするより、
本来取るべき銀行から税金を取る努力を
するべきでしょう。

明らかに、政治力が働いているとしか
考えられません。

つまり、強者の論理であり、
弱者である国民は切り捨てられても
構わないとの論理に成り立っています。

「銀行は晴れの日には傘を貸すが、雨が降ると傘を貸さない」

銀行のことを、的確に言い表した言葉です。

銀行は誰のために存在しているのでしょう?
銀行は誰のお陰で存在できるのでしょう?

銀行のアホな経営者は預金者のことなど
何も考えていません。
銀行のアホな経営者は自分達の
立場、保身しか考えていないのです。

私としては、この問題をもっと多くの
マスコミが取り上げるべきだと思います。
それも、世論に対して影響力のある番組
「報道ステーション」ものもんたの番組等です。

国民の力で、世の中を動かさなければ、
世の中は何も変わらないでしょう。
「必殺仕置き人」は現実に存在しないのです。