社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

アジアユース選手権

2006-11-13 09:09:10 | 日常

アジアユース選手権決勝
日本は惜しくもPK戦の末敗れ
準優勝に終わりました。

日本も北朝鮮も最後まで戦い抜きました。

最後に、試合の明暗を分けたのは、
北朝鮮チームの「必死さ」でした。

日本も、一生懸命戦いました。
しかし、延長に入ると日本チームの選手
の動きが極端に悪くなりました。

シュート数も北朝鮮の方が多かったです。

北朝鮮はとにかく、がむしゃらにシュートを打ちました。
入りそうも無い処から、無理な体勢からでも
シュートを打ち続けました。

画面で観る彼らの顔はすごい形相でした。
体格も北朝鮮の選手は、日本選手と比べると
がっちりし、かなり鍛えられていました。

テクニックでは日本の方が優れてました、
日本の方が練習環境、設備、お金
あらゆる面で恵まれていたでしょう。

しかし、日本は北朝鮮に敗れました。

この試合を観ての感想ですが、
今の日本社会を象徴していると感じました。

今起きている全てのことは、現代社会
を反映すると言われます。

豊かな日本社会において、「必死さ」
が失われているのでしょう。

一方、北朝鮮では、明日の生活も
見えない、生きることに「必死」です。
この北朝鮮代表チームの選手は
いい待遇を受けているでしょう。
しかし、代表チームから落選すれば、
また、苦しい過酷な生活が待っているのです。

豊かなことは、決して悪いことではありません。
ただ、どんな環境であれ、物事を「必死」ですることが、
日本には無くなってきた様な気がします。

今の若者を嘆いてはいけません
なぜなら、、我々大人一人一人が
今の社会を創っているのです。
他人を嘆き、批判する前に
自分自身の「行い」を振り返るべきです。