社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

嘉田知事

2006-11-07 00:12:10 | 日常

今夜のカンブリア宮殿のゲストは
滋賀県知事の嘉田さんでした。

嘉田さんは、今話題の新幹線新駅
問題に真っ向から取り組んでいます。

正に孤軍奮闘、周りを見ると
腹黒い県会議員が、品の無い罵声を
浴びせています。

そもそも、この新駅問題を客観的に見ても
とても、採算が取れそうにありません。

計画推進派の栗東市長国松氏は
1兆円の経済効果、税収100億円
と甘い皮算用をしているそうだが・・・

この様な、地方自治体の新幹線や
空港誘致とは、何なのでしょう?

この数年で、地方空港整備計画の基
幾つもの地方空港が開設されました。

その利用状況を見ると、
誘致前の利用見込みの半分も達成できず、
大きくかけ離れているものばかりです。
投入した税金の回収は愚か、
毎年の運用経費が赤字となっています。

つまり、この様な公共事業は
地元住民や地元経済の利益になっていない。
それどころか、地域住民に税負担を
負わせる結果になっています。

誰のための公共事業なのでしょうか?
一部の地権者や利権を得ている人
その利権を得る人の為のもの
としか思えません。

未だに全国でその様な事業に何百億円もの
税金が使われています。

私たち国民は、地域行政の税金の
無駄使いに対し、牽制機能を働かせ
無ければなりません。

積極的な政治参加をしなければなりません

今までの行政は、国民不在の独裁行政
がほとんどでした。

しかし、近年嘉田知事を初め
何人かの革新的知事や市長が誕生してきました。

このような流れも、国民一人一人の意識の
高まりから始まっていると思います。

行政・政治を動かせるのは、国民の
意識しかないと思います。

嘉田知事の活躍を願うと共に、
滋賀県新駅問題の動向に注目してゆきたいと思います。