働きたい国ランキング UAEはトップ１０

マンパワー・ミドル・イーストという就職斡旋会社が、興味深いアンケートの結果を発表している。

国をまたがる就職に関する意識調査を目的としてインターネットで実施したもので、２７の国と地域の合計31,547人の回答があったものという。それによれば、中東の回答者4,370人の働きたい国は、第一位がＵＡＥ、２位がカナダ、３位米国、４位はオーストラリアの順。他の湾岸諸国はカタールが５位、サウジアラビアが８位、バーレーンが９位となっている。

回答者全体のランキングでも、ＵＡＥは６位で、中東から唯一トップテンにランクインしている。ちなみに、回答者全体のランキングの１位は米国、２位英国、３位がスペインとなっている。

日本にもマンパワー・ジャパンという会社があったはずだが、兄弟会社からパッシングされてしまったか、日本は調査対象にはなっていない。この他、インドやパキスタンも対象外。アジアのサンプル数が少ないせいもあるだろう、日本をはじめとするアジアの国はいずれのカテゴリーのランキングにも登場しない。

調査対象に偏りがあるから、調査結果を鵜呑みにすることはできない。だが、中東のジョブ・マーケットの中でＵＡＥが競争力を保っているということだけは、確かなようだ。