ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ノー・ベーカンシーズ

2007年04月03日 23時58分52秒 | ビジネス
先週は、年度末と言うこともあって、銀行の残高証明だの、未払い金の計上だの、私がもっとも苦手な仕事に忙殺されて、お客様まわりができなかった。なにしろ、まだ一人事務所だから、なんでも自分でやらなければならない。早く人を雇わなければと思ってはいるのだが。

さて、一応めんどうな仕事も一区切りついたので、今日は久しぶりに朝からジュベルアリまででかけお客様訪問だ。昼食もフードコートの弁当屋(シェイクザイードロードにあるのが本店でこちらが支店らしい)で高菜ラーメンをかきこんで、ほぼノンストップで事務所が集まっているビルの5階から1階まで日系企業がいるとみれば飛び込みで訪問する。日本人会の名簿に載っていない日系企業がいたり、新たな発見がある。

目についたのは、多くの事務所のドアに、”Sorry. No (Job) Vacancies.”(求人ポストなし)という張り紙が貼ってあることだ。求職者からの売り込みがよほど多いのだろう。新聞に総務や経理のスタッフの求人の広告でも出そうものなら、フィリピン人やインド人から何百通もの履歴書が届くと聞く。案外採用された人間が自分より良い人材が後から訪ねてくるのを阻止するために、貼っているのではないかという気もする。

私の事務所も求人広告を出していないのに、すでに何通か履歴書がメールで送られてきている。返事は出さない。電話受付や英文タイプぐらいの仕事ならこなせそうな人材の供給は豊富にありそうだ。でも、それだけでいいのか、とまだ迷っている。そもそもが採用の誤りに起因するもめごとをたくさんみているので、慎重になっている。

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2 コメント

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RE: 検索で (duke_h)
2007-04-06 17:45:23
masafiさん、コメントありがとうございます。

2番目のコメントは勝手ながら削除させていただきました。私がどこの誰かは、読者の大半はご存知ですが、あえて詮索しないお約束の上で運用しております。悪しからずご了承ください。

なお、PCにつきましては、私も日々頭を悩ましているところですが、チョイオタにわかる範囲ではお答えできますので、別途ご連絡ください。
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検索で (masafi)
2007-04-04 22:33:05
はじめまして。
ドバイ在住です。ここのところ、砂嵐、凄いですね。
こうしてネットでドバイの記事を読むと、人によって視点が違うので、違う世界を見るようで楽しいです。
昨日、仕事の一環で、The Palm、ビジネスベイ橋、フェスティバルCity等、廻って来ました。
いやあ!凄いですね、ドバイ!(笑)圧倒的なエネルギーを感じました。
今日は領事館でお話会ですね。参加されますか?
御縁があれば、どこかでお目にかかるかも?と思います。

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