ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

リカー・パミット

2007年04月02日 23時55分07秒 | 暮らす
今日は、午後2時半頃突風を伴うにわか雨が降ったかと思うと4時頃はお天気雨になったり、なんだか妙な天気だ。これまでのところ、最高気温もまだ35度くらいで助かっているが、これから気温があがる兆しなのだろうか。

さて、昨晩、MMI(Maritime Mercantile International LLCの略)という当地の酒屋から携帯電話に電話があった。申請していたリカー・パミットが準備できたから取りに来いと言う。デイラにある銀行に用事があったので、その帰りにバージュマンセンターの近くのスピニーズの裏側にある店に立ち寄り受け取る。申請したのが3月19日だったので、ちょうど2週間かかったことになる。ちなみに、MMIはモール・オブ・ジ・エミレーツ(床屋スーパー・トリムの近く)にもあるのを先日発見した。ドバイには全部で9ケ所くらいあるようだ。

私の場合、申請に必要だったのは、パスポート(ビザのページ含む)のコピー、トレード・ライセンスのコピー、アパートの賃貸借契約のコピー、パスポートサイズの写真1枚、それにフリーゾーンから発行してもらう雇用証明書(ほとんどアラビア語で何が書いてあるのかよくわからないが、会社名と自己申告した給与が記載されている)、それに手数料が150ディルハム(申請書には160ディルハムと書かれているが最近値下げしたのだろうか)だった。30日間有効の150ディルハム分のバウチャーがついてくるので、手数料は実質的にゼロに等しい。雇用証明書を発行してもらうのには、別に30ディルハムかかった。申請書に社印が必要なのは、前に書いたとおり。1年ごとに更新が必要。

購入額には上限が課せられていて、私は月1500ディルハムと申請していたのに、1000ディルハムに設定されていた。給与と関係があると聞いたが、詳細は不明。どんなに人をよんでパーティーをしても月3万円は買わないので、十分な額とは思う。

試しに、日本でよく買っていたサンライズというチリワインの赤(カベルネ・ソビニュン)と白(シャルドネ)を買ってみる。各27ディルハムに30%の税金がついた。日本円で1150円は、日本より200円弱高いかと思う。

ドバイ国際空港の入国ゲートの直前にある免税店で、ハイネケン24缶入りの箱が92ディルハムで買えたが、ここでは116ディルハムと表示されている。これに30%の税金がかかるとすると約150ディルハム、随分割高だ。ちょくちょく外国出張をする駐在員は、酒は免税店で買うのでリカー・パミットは持っていてもあまり使わないのだと聞いた。なるほどと思う。

まあ、備えあれば憂いなし。これも勉強のうちと考えよう。

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