ドバイにはなぜウォッシュレットがないのか

ジュベルアリフリーゾーンでアポなし突撃訪問をした事務所の中に、トイレやユニットバスのメーカーがあった。ドバイ国際空港でみたように、日本製のトイレはドバイでも良く見るのに、ウォッシュレットには全くお目にかからない。尻を洗うのが目的なら、ウォシュレットの方がよほど清潔だし、トイレが水浸しになることもない。中東にぴったりの製品のような気がするが、なぜ普及しないのか。

応対をしていただいた方によれば、ウォッシュレット自体には何の問題もないが、問題なのはアラブ人がやはりホースも欲しいと言うことだそうだ。ウォッシュレットは電気製品なので、ホースで水をじゃぶじゃぶかけられると故障の原因になる。だから、売れないとのこと。

なるほどと思うが、まだわからないのは、アラブ人がなぜあのホースを手放さないのかと言うことだ。

その方は、至極まじめな顔で、どうもアラブ人は我々日本人の理解を超えたホースの使い方をしているようで、とおっしゃる。

うーん、それって一体、、、

謎は深まるばかりだ。