ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

日本の湾岸地域に対する輸出は36%増加

2007年12月06日 00時59分45秒 | ビジネス
来年のカレンダーを持って日本企業のお客様を訪問しはじめている。聞くのは、販売の好調だったり、事務所の拡張の計画だったり、およそ景気のいい話ばかりだ。あるお客様など、作ったばかりの巨大倉庫ががらがらだとうれしそうにおっしゃる。右から左に売れていくので、倉庫に置いておく間がないのだそうだ。

12月5日のガルフニュースはビジネス面で、ジェトロがまとめた貿易統計において、2007年上期(1月~6月)の日本の湾岸地域に対する輸出が前年同期に比べて36%増加し97億米ドルに達したことを伝えている。

主な輸出品としては、輸送用機械(Transport equipment)が約20%伸び約45億ドル、一般機械(建設用機械がこれに含まれるのだろうか)は2倍以上の伸びで21億米ドルであったとしている。UAEはサウジアラビアをわずかに上回り、最大の34億ドル、湾岸協力会議諸国に占める割合では35.2%を日本から輸入したという。

一方で、日本の湾岸協力会議諸国からの石油・ガスの輸入は原油が7%減って340億ドル、液化天然ガスが24%増え33億ドル。国別の割合は、UAEの34.5%はサウジアラビアの35.3%をわずかに下回る。

UAEは、日本にとって引き続き重要な原油の輸入元であるだけでなく、輸出先としても成長が著しいことを数字が裏付けた格好だ。

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1 コメント

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Unknown (山本充)
2008-04-14 10:24:22
日本発貨物は、ある特定荷主に限られており、奪いあいの毎日。イラン サウジ エジプト向け輸出増があれば。。。。(暫くは考えにくい)

外資船会社セールスマンのつぶやきです。
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