“色の洞窟”内に見つかった小さな穴の向こうから、
かすかに風の気配を感じて
探検に乗り出すことになり、
メンバーが決まり、
その穴の入口から侵入を開始した。
先人(せんじん)をきったのが、
柔軟性に富んだミミズくんだ。
彼は、わずかな光や、重力を敏感に感じることができる。
その体の節を前後に、丁度腸のぜん動運動のように動かしながら、
見事に進み始めた。
それに続くのが、トノサマガエルくん。
さすがに緊張を隠せなかったのか、
右の前足と右の後ろ足が同時に出た自分にうろたえたものの、
ミミズに続きもくもくと進んでいった。
つづく、コウモリくんは、ここでは、その翼はいささか邪魔なようで、
翼を大事に折りたたみながら、自らの足で逆さまになりながら進んでいった。
4番目には、カラスガイくんが、その体の重さをいささかもてあましながら
ゆっくりと仮足を延ばしながら、進んでいった。
しかし、さすがのぼくも、そのスピードのゆっくりさに
少し、“あくび”が出てしまった。
そして、しんがりはいよいよぼく。
いざ、穴へ侵入!
しかし、困ったことに、ぼくの体には、その穴の直径が少し小さかった・・・
こ、こまった・・・
ぼくは、この入口で断念を余儀なくされるのか・・・
つづく・・・
かすかに風の気配を感じて
探検に乗り出すことになり、
メンバーが決まり、
その穴の入口から侵入を開始した。
先人(せんじん)をきったのが、
柔軟性に富んだミミズくんだ。
彼は、わずかな光や、重力を敏感に感じることができる。
その体の節を前後に、丁度腸のぜん動運動のように動かしながら、
見事に進み始めた。
それに続くのが、トノサマガエルくん。
さすがに緊張を隠せなかったのか、
右の前足と右の後ろ足が同時に出た自分にうろたえたものの、
ミミズに続きもくもくと進んでいった。
つづく、コウモリくんは、ここでは、その翼はいささか邪魔なようで、
翼を大事に折りたたみながら、自らの足で逆さまになりながら進んでいった。
4番目には、カラスガイくんが、その体の重さをいささかもてあましながら
ゆっくりと仮足を延ばしながら、進んでいった。
しかし、さすがのぼくも、そのスピードのゆっくりさに
少し、“あくび”が出てしまった。
そして、しんがりはいよいよぼく。
いざ、穴へ侵入!
しかし、困ったことに、ぼくの体には、その穴の直径が少し小さかった・・・
こ、こまった・・・
ぼくは、この入口で断念を余儀なくされるのか・・・
つづく・・・
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