明日は、クリスマス。
今夜は、みんなはどんな夜を過ごすのだろうか・・・。
いつも、この時期になると思いだす中学の時の
英語科のK先生を思い出すという、綾乃さん。
K先生?
クリスマスの時期に、何か特別なことでもあったのか?
あこがれの先生とかで、その先生にクリスマスケーキでも
プレゼントしたのかと思ったら、
なんでも、「クリスマスケーキ」の
表面によく書かれている“文字”についての思い出なんだとか。
文字?
そう。
現在でも、この時期になると巷で目にする
“日本で”クリスマスを表す表記のひとつである、
X'mas
綾乃さんが、教わった中学の英語の先生だったK先生は、
当時、外国にも頻繁に行っていらしたそうで、
クリスマスが近い2学期のとある英語の日、
授業中の余談で、ケーキの表面にある文字のことを
話し出したのだそうだ。
当時は、巷で見かけるほとんどのクリスマスの表記が、
“X’mas”だったとのこと。
そして、K先生が言われたのには、
この用法は、“間違い”だと。
海外では、Xの後に、’なんて付けません!!!
もし、英語の試験でちゃんとChristmasと単語が出てこなくて、
「’」を付けてX'masなんてもし書いていたら、絶対×にしますよ・・・と。
今でこそ、ようやくその間違いな用法に気が付いた人や企業が、
「’」を取って表記するようになってきたものの、
実はまだ目にする半数以上の表記が間違った「’」付きのものだとのこと。
そもそも、なんで、クリスマスが、Xmasなのかも、
日本ではあまり知られていなかったりする。
Xは、英語の「エックス」じゃなくて、
ギリシャ文字の「Χ(カイ)」からきているそうだ。
19世紀の英語圏では、たしかに「X'mas」あるいは
「Xtmas」(Xの後のtは、’と同じ位置に、小さく「t」と表記)と書かれた時もあったそうだが、
日本では、“省略”の意味で、’を使うと英語の文法でよく教えていたせいなのか、
Xmasには、’がついたX’masという表記が当たり前に使われてきちゃっているとのこと。
それと、クリスマス・イブは、Christmas Eveで、
クリスマスを迎える夜、evening(頭が大文字で始まる場合は、特別な意味を持つイブ)で、
つまり“聖夜”のことをさすから、
日本でやはり誤用されている“イブ”=前日も、
大変な間違いなのだそうだ。
ましてや、12月23日を指して、イブイブなんていったら、
もう大変
みなさん、気をつけましょう。
さて、今年は、“クリスマス寒波”が襲来中のようですが、
みなさん、素敵なクリスマスを
そして、もしケーキに“’”が付いていたら、
K先生の教え通り、指でかきとって、その部分だけ食べてなくしてしまいましょう!
今夜は、みんなはどんな夜を過ごすのだろうか・・・。
いつも、この時期になると思いだす中学の時の
英語科のK先生を思い出すという、綾乃さん。
K先生?
クリスマスの時期に、何か特別なことでもあったのか?
あこがれの先生とかで、その先生にクリスマスケーキでも
プレゼントしたのかと思ったら、
なんでも、「クリスマスケーキ」の
表面によく書かれている“文字”についての思い出なんだとか。
文字?
そう。
現在でも、この時期になると巷で目にする
“日本で”クリスマスを表す表記のひとつである、
X'mas
綾乃さんが、教わった中学の英語の先生だったK先生は、
当時、外国にも頻繁に行っていらしたそうで、
クリスマスが近い2学期のとある英語の日、
授業中の余談で、ケーキの表面にある文字のことを
話し出したのだそうだ。
当時は、巷で見かけるほとんどのクリスマスの表記が、
“X’mas”だったとのこと。
そして、K先生が言われたのには、
この用法は、“間違い”だと。
海外では、Xの後に、’なんて付けません!!!
もし、英語の試験でちゃんとChristmasと単語が出てこなくて、
「’」を付けてX'masなんてもし書いていたら、絶対×にしますよ・・・と。
今でこそ、ようやくその間違いな用法に気が付いた人や企業が、
「’」を取って表記するようになってきたものの、
実はまだ目にする半数以上の表記が間違った「’」付きのものだとのこと。
そもそも、なんで、クリスマスが、Xmasなのかも、
日本ではあまり知られていなかったりする。
Xは、英語の「エックス」じゃなくて、
ギリシャ文字の「Χ(カイ)」からきているそうだ。
19世紀の英語圏では、たしかに「X'mas」あるいは
「Xtmas」(Xの後のtは、’と同じ位置に、小さく「t」と表記)と書かれた時もあったそうだが、
日本では、“省略”の意味で、’を使うと英語の文法でよく教えていたせいなのか、
Xmasには、’がついたX’masという表記が当たり前に使われてきちゃっているとのこと。
それと、クリスマス・イブは、Christmas Eveで、
クリスマスを迎える夜、evening(頭が大文字で始まる場合は、特別な意味を持つイブ)で、
つまり“聖夜”のことをさすから、
日本でやはり誤用されている“イブ”=前日も、
大変な間違いなのだそうだ。
ましてや、12月23日を指して、イブイブなんていったら、
もう大変
みなさん、気をつけましょう。
さて、今年は、“クリスマス寒波”が襲来中のようですが、
みなさん、素敵なクリスマスを
そして、もしケーキに“’”が付いていたら、
K先生の教え通り、指でかきとって、その部分だけ食べてなくしてしまいましょう!