9月最後の週の放送だった
9月27日(土)の「あなたに ありがとう」。
この日の番組前半は、
9月に隠された“ある疑問”について、
少し迫ってみました(^^)/
趣を感じる旧暦の暦の月の名前。
9月は、ご存知「長月(ながつき)」です。
そして、その言葉の由来は、
♪あ~きの夜長を 鳴き通す~
と童謡『虫の声』にうたわれているように、
夜長月(よながづき)です。
しかし、カレンダーの月のところに
もう一つ表示されている
「September」の由来って、
あなたはご存知でしたか?
物知りのあなたには、
もちろん!
と言われてしまうかもしれませんが、
この綾乃ひびきは、
7月と8月のことは少~しだけ知っていましたが、
9月については、考えたことはこれまでありませんでした。
実は、この9月を表すSeptemberは、
ラテン語の“7番目”を意味する数字に
由来してるということ
ご存知でしょうか(゜∀゜)
そして、もうひとつおまけに、
10月を表すOctoberは、
“8番目”を表す意味を持っていることご存知でしたか?
ほほ~、たしかに、8本足のタコは、
オクトパスOctopusって言うなぁ・・・
あれ、でも数字ずれてない???
と気づいたあなたは、
素晴らしい(^-^)
そう!そうなんです。
9月も10月も、その意味からすると、
2か月ずつずれているのです!!!
じゃ~、それって、どうして???
というわけで、
好奇心旺盛な綾乃ひびき、
あなたに代わってお調べしました(^-^)
そうしたところ、
歴史は古代ローマ帝国の時代にまでさかのぼり、
寒さで農作業ができない60日間については当時暦がなく、
年の始まりは農作業が始まる現在の3月の時期から、
1番目の月、2番目の月、・・・と続き
1年の暦は304日についての10か月分しか
存在していなかったのだそうです!
そして、それではよろしくない!ということで
紀元前153年になって
1年の最後に60日分に相当する2か月として、
“11番目”と“12番目”を意味する
JanuariusとFebrariusが加えられました。
(この時点で、ビックリ!)
そしてその後さらに100年以上経った紀元前46年に、
1年の初めをJanuariusとすることが定められ、
ようやく12か月が現在の並びと順序で出来上がったのでした。
よって、
11番目を意味する月が、
今日の1月をさすようになり、
本来の数字の意味と2か月ずれた理由も、
そうなんだぁ・・・と
ビックリ&なるほど な綾乃ひびきでした(^-^)
ただし、
7月と8月のふたつについては、
ユリウス暦の創設者であるユリウス・カエサル(英語名:ジュリアス・シーザー)と
ユリウス暦の修正を行った皇帝アウグストゥスが、
自分の名前に付け替えてしまったことで、
JulyとAugustになったということ!
月の呼び名を
自分の名前に変えることができてしまった
ということ自体、
いろんな意味ですごいなぁ・・・と
思うところです(^^;)
それと、さらに驚いたことは、
当時皇帝が自分の名前を月の名前に据えることが
ブームになり、
この他にも多くの月の名前が時の皇帝の名前に
付け替えられていたのだそうです!!
しかし、その皇帝の死とともに
月の名前は再びもとに戻されて、
現在まで残っているのは、
7月と8月だけとのこと!
もしも、自分の名前を12か月の月のどこかにつけるとしたら・・・
と想像してみたものの、
綾乃月(あやのづき) とか
ひびき月 があったら、
う~~~~~ん。
ヘンだ(^^;)
新たに発見した星や、
新種の生物に
発見者の名前が付くのとは、
少しばかり違いますよね・・・
(^-^)
写真出典:新潮社発行 塩野七生氏著「ローマ人の物語」より
9月27日(土)の「あなたに ありがとう」。
この日の番組前半は、
9月に隠された“ある疑問”について、
少し迫ってみました(^^)/
趣を感じる旧暦の暦の月の名前。
9月は、ご存知「長月(ながつき)」です。
そして、その言葉の由来は、
♪あ~きの夜長を 鳴き通す~
と童謡『虫の声』にうたわれているように、
夜長月(よながづき)です。
しかし、カレンダーの月のところに
もう一つ表示されている
「September」の由来って、
あなたはご存知でしたか?
物知りのあなたには、
もちろん!
と言われてしまうかもしれませんが、
この綾乃ひびきは、
7月と8月のことは少~しだけ知っていましたが、
9月については、考えたことはこれまでありませんでした。
実は、この9月を表すSeptemberは、
ラテン語の“7番目”を意味する数字に
由来してるということ
ご存知でしょうか(゜∀゜)
そして、もうひとつおまけに、
10月を表すOctoberは、
“8番目”を表す意味を持っていることご存知でしたか?
ほほ~、たしかに、8本足のタコは、
オクトパスOctopusって言うなぁ・・・
あれ、でも数字ずれてない???
と気づいたあなたは、
素晴らしい(^-^)
そう!そうなんです。
9月も10月も、その意味からすると、
2か月ずつずれているのです!!!
じゃ~、それって、どうして???
というわけで、
好奇心旺盛な綾乃ひびき、
あなたに代わってお調べしました(^-^)
そうしたところ、
歴史は古代ローマ帝国の時代にまでさかのぼり、
寒さで農作業ができない60日間については当時暦がなく、
年の始まりは農作業が始まる現在の3月の時期から、
1番目の月、2番目の月、・・・と続き
1年の暦は304日についての10か月分しか
存在していなかったのだそうです!
そして、それではよろしくない!ということで
紀元前153年になって
1年の最後に60日分に相当する2か月として、
“11番目”と“12番目”を意味する
JanuariusとFebrariusが加えられました。
(この時点で、ビックリ!)
そしてその後さらに100年以上経った紀元前46年に、
1年の初めをJanuariusとすることが定められ、
ようやく12か月が現在の並びと順序で出来上がったのでした。
よって、
11番目を意味する月が、
今日の1月をさすようになり、
本来の数字の意味と2か月ずれた理由も、
そうなんだぁ・・・と
ビックリ&なるほど な綾乃ひびきでした(^-^)
ただし、
7月と8月のふたつについては、
ユリウス暦の創設者であるユリウス・カエサル(英語名:ジュリアス・シーザー)と
ユリウス暦の修正を行った皇帝アウグストゥスが、
自分の名前に付け替えてしまったことで、
JulyとAugustになったということ!
月の呼び名を
自分の名前に変えることができてしまった
ということ自体、
いろんな意味ですごいなぁ・・・と
思うところです(^^;)
それと、さらに驚いたことは、
当時皇帝が自分の名前を月の名前に据えることが
ブームになり、
この他にも多くの月の名前が時の皇帝の名前に
付け替えられていたのだそうです!!
しかし、その皇帝の死とともに
月の名前は再びもとに戻されて、
現在まで残っているのは、
7月と8月だけとのこと!
もしも、自分の名前を12か月の月のどこかにつけるとしたら・・・
と想像してみたものの、
綾乃月(あやのづき) とか
ひびき月 があったら、
う~~~~~ん。
ヘンだ(^^;)
新たに発見した星や、
新種の生物に
発見者の名前が付くのとは、
少しばかり違いますよね・・・
(^-^)
写真出典:新潮社発行 塩野七生氏著「ローマ人の物語」より