アヒルのミューズ~LOHASの森~

アヒルのミューズが棲む
“LOHASの森”から発信するブログ

“September”に秘められたある疑問のお話・・・

2014-09-29 | ミューズのある日のアヒル日記
9月最後の週の放送だった
9月27日(土)の「あなたに ありがとう」。
この日の番組前半は、
9月に隠された“ある疑問”について、
少し迫ってみました(^^)/

趣を感じる旧暦の暦の月の名前。
9月は、ご存知「長月(ながつき)」です。
そして、その言葉の由来は、
♪あ~きの夜長を 鳴き通す~
と童謡『虫の声』にうたわれているように、
夜長月(よながづき)です。

しかし、カレンダーの月のところに
もう一つ表示されている
「September」の由来って、
あなたはご存知でしたか?

物知りのあなたには、
もちろん!
と言われてしまうかもしれませんが、
この綾乃ひびきは、
7月と8月のことは少~しだけ知っていましたが、
9月については、考えたことはこれまでありませんでした。

実は、この9月を表すSeptemberは、
ラテン語の“7番目”を意味する数字に
由来してるということ
ご存知でしょうか(゜∀゜)
そして、もうひとつおまけに、
10月を表すOctoberは、
“8番目”を表す意味を持っていることご存知でしたか?
ほほ~、たしかに、8本足のタコは、
オクトパスOctopusって言うなぁ・・・
あれ、でも数字ずれてない???
と気づいたあなたは、
素晴らしい(^-^)

そう!そうなんです。
9月も10月も、その意味からすると、
2か月ずつずれているのです!!!
じゃ~、それって、どうして???
というわけで、
好奇心旺盛な綾乃ひびき、
あなたに代わってお調べしました(^-^)

そうしたところ、
歴史は古代ローマ帝国の時代にまでさかのぼり、
寒さで農作業ができない60日間については当時暦がなく、
年の始まりは農作業が始まる現在の3月の時期から、
1番目の月、2番目の月、・・・と続き
1年の暦は304日についての10か月分しか
存在していなかったのだそうです!

そして、それではよろしくない!ということで
紀元前153年になって
1年の最後に60日分に相当する2か月として、
“11番目”と“12番目”を意味する
JanuariusとFebrariusが加えられました。
(この時点で、ビックリ!)

そしてその後さらに100年以上経った紀元前46年に、
1年の初めをJanuariusとすることが定められ、
ようやく12か月が現在の並びと順序で出来上がったのでした。

よって、
11番目を意味する月が、
今日の1月をさすようになり、
本来の数字の意味と2か月ずれた理由も、
そうなんだぁ・・・と
ビックリ&なるほど な綾乃ひびきでした(^-^)

ただし、
7月と8月のふたつについては、
ユリウス暦の創設者であるユリウス・カエサル(英語名:ジュリアス・シーザー)と
ユリウス暦の修正を行った皇帝アウグストゥスが、
自分の名前に付け替えてしまったことで、
JulyとAugustになったということ!
月の呼び名を
自分の名前に変えることができてしまった
ということ自体、
いろんな意味ですごいなぁ・・・と
思うところです(^^;)

それと、さらに驚いたことは、
当時皇帝が自分の名前を月の名前に据えることが
ブームになり、
この他にも多くの月の名前が時の皇帝の名前に
付け替えられていたのだそうです!!
しかし、その皇帝の死とともに
月の名前は再びもとに戻されて、
現在まで残っているのは、
7月と8月だけとのこと!

もしも、自分の名前を12か月の月のどこかにつけるとしたら・・・
と想像してみたものの、
綾乃月(あやのづき) とか
ひびき月 があったら、
う~~~~~ん。
ヘンだ(^^;)

新たに発見した星や、
新種の生物に
発見者の名前が付くのとは、
少しばかり違いますよね・・・
(^-^)



写真出典:新潮社発行 塩野七生氏著「ローマ人の物語」より
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彼岸の中日

2014-09-23 | ミューズのある日のアヒル日記

秋のお彼岸の中日ですね。
先週土曜日のラジオ番組前半では、
お彼岸の入りということもあって、
彼岸花の話を少ししました。

彼岸花といえば、
お墓の近くや
畑の畦道に群生して咲いているのを
よく見かけるので、
その咲く時期とも相まって
何か亡き人とのつながりを
思い起こしてしまう花でもありますよね。

でも、実はそれは、
彼岸花の特性ゆえにのことだったこと知り、
改めてそうだったのか…と思いました。

この彼岸花の球根には、
毒があって、
その毒を嫌って土の中で、
ミミズや小さな虫がその球根の周りにこなくなり、
その結果それを餌にしているモグラなどが
彼岸花のそばには寄ってこない( ..)φメモメモ
つまり、埋葬してあるものや
畑の農作物の地下茎を荒らされないために
人為的に植えられたものが、
なんと彼岸花だということでした。
遺伝子学的には、
3倍体という宿命の為、
種では増えることができず
球根でのみ増える彼岸花。

その花言葉には、
「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」 「悲しい思い出」
等がありますが、
「想うはあなた一人」
「また会う日を楽しみに」
というものもあることに
目が惹かれました(^-^)

番組前、
控室で他の番組担当の数名の方々と
彼岸花の花言葉でちょっと話題が盛り上がり(^-^)
茅ケ崎市の広報番組
「烏帽子岩Radioステーション」を担当されている
素敵に年を重ねていらっしゃる
男性DJの方が、
『この時期に、彼岸花の花束をもらったらどうしよう!』
と意味深&困惑気味につぶやかれて、
さらに控室は笑いの渦に包まれました(^-^)

ところであなたは、
このお彼岸の時期、
もしたった一人だけ亡くなった人に合わせてもらえるとしたら
どなたを指名しますか・・・
(^-^)

放送前、平塚市と茅ケ崎市の間を流れる
相模川の土手を散策しに行ったときに
撮った黄金虫のついた彼岸花のショットをお届けします(^^)/


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11月25日(火)東北復興支援チャリティコンサートのご案内

2014-09-16 | トリアノンMUSEの掲示板便り
平塚理容組合プレゼンツ
東北復興支援チャリティコンサート
「あなたに ありがとう」

日時 11月25日(火)
    【開場】17:30 
    【開演】18:00
会場  平塚市中央公民館 大ホール   (平塚市追分1-20 TEL 0463-34-2111)

料金  一般 2,000円  中学生以下 1,000円
 ★現在、当日券の販売は予定されておりませんので、お早目のお求めをおすすめ致します。

【出演】
  綾乃ひびき(歌)
  渡辺雅二(ピアノ)
  渡辺 舞(フルート)
  木 弾(バイオリン)
  齋藤 順(ベース)
  船本英雄(ドラム&パーカッション)

【後援】神奈川県理容生活衛生同業組合/平塚市教育委員会/湘南ケーブルネットワーク/タウンニュース社/(株)湘南ジャーナル社/湘南リビング新聞社
【協力】FM湘南ナパサ

★チケット販売は、このポスターのある
 平塚市内の理容店、協力店舗、FM湘南ナパサにて

【お問合せ】FM湘南ナパサ 0463-23-7111(9:00~17:00)

★このチャリティコンサートの収益の一部は、主催者を通じて被災遺児支援のために、あしなが育英会(東北支部)に直接寄付されます。

チャリティコンサートを通じて、あなたのご支援を心よりお待ちしています。




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 9月13日(土)FM湘南ナパサ「あなたに ありがとう」第10回放送&セプテンバーコンサート

2014-09-13 | トリアノンMUSEの掲示板便り
9月13日(土)18:00~18:30
FM湘南ナパサ「あなたに ありがとう」第10回目の放送日です♪
http://www.jcbasimul.com/program/area03_a10.html

先週は、サッカー中継のために1時間繰り上がっての17時スタートでしたが、今日はいつも通りの18時スタートになります(^-^)

サイマルラジオ経由で聴いてくださっている方の数人から、
先週18時に番組を聴きに行ったら、いつもと様子が違って、
仕舞った~(>_

そして、今夜は番組放送終了後、
ナパサスタジオのある平塚駅北口とは線路を挟んで反対側の南口にある
ライブハウス:カナフで開催される「セプテンバーコンサート」に
駆けつけて、19時15分頃からステージに上がります(^-^)
お近くで、お時間ありましたら是非(^^)/

2014年9月13日(土)
【開場】15:30 【開演】16:00

料 金 入場無料

出演 
アマーロフラウト
ヤマモトダ
アクアマリン
栗山梢
タケシィ
ツインソウル
ベッチ
叶ありさ
中村新史・濱野直美
トップレス
リディア
吉村勇一
マリエリカ
綾乃ひびき ★19時15分~
てつろう
叶高
(出演順・敬称略)

予約・お問合せ:KANAFU カナフ(12~22時)

〒254-0807
神奈川県平塚市代官町7-29
TEL.0463-57-2268
地図詳細は、こちらのお店サイトのページをご覧ください
http://kanafu.jp/access.html

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巣立ち間近のカルガモが、ネズミ捕りに・・・・(T_T)

2014-09-05 | ミューズのある日のアヒル日記
7月7日、多分今シーズン最後の頃に孵化した
カルガモ3羽を保護して、
庭で育てておりました


そして、1羽はすでに先週月曜日に巣立ち、
残りの2羽もいつ巣立ってもおかしくないという今この時期に、
カルガモの餌を狙って近くの公園から夜な夜な出没する
「ドブネズミ」(走り去る大きさと色やしっぽの太さ長さから推測するに)の
糞に悩まされていたため、
ネズミが糞を大量にまき散らしていた庭の隅の方に
ネズミ捕りを先週中頃から仕掛けていたのです。

ところが、今朝庭に出るとカルガモが1羽しか見当たらないので、
遂にもう1羽飛んでいったのかな・・・とおもい、
仕掛けたネズミ捕りを見に行ったところ
な、なんと、べたべたしたネズミ捕りのシートに、
カルガモさんが、張り付いて動けなくなっているではありませんか!!!
これは、大変です!!!!!!!

すぐに、少しずつシートからはがしてあげましたが、
翼の片方が、粘着剤で自力では広げることができない状況で、さて困った(T_T)
しかたなく、手持ちの天然成分由来の除光液を柔らかい布に沁みこませて、
吹いてあげることにしました。
本人は、自由に動けいないほど途方に暮れていたので、
おとなしく拭かれてくれましたが、
全部の粘着剤が取れたわけではありません。
とりあえず一番ひどい部分だけは、何とか翼が広がる程度にまでは、拭き取り、
放してあげました。

今は、元気を回復することと、
何とか巣立ちができるようになることを祈るばかりです。

そのカルガモの名は、ハナ。
ハナ。どうして、そんな普段じゃ絶対行かないところに行ってしまったのかな?
う~~~ん。

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サイトウ・キネン・フェスティバルでの小澤征爾を想う・・・

2014-09-04 | ミューズのある日のアヒル日記



サイトウ・キネン・フェスティバルの
小澤征爾指揮で演奏される
オーケストラコンサートを聴くために
松本まで頑張ってでかけてきました♪

サイトウ・キネン・フェスティバルといのうは、
クラシック好きの方にはわかるかもしれませんが、
そうでない人には、
どんな“フェス”?と思う方もいることでしょう。

ということで、概略から。

偉大な教育者であった故・齋藤秀雄氏の
没後10年にあたる1984年、
小澤征爾の呼びかけにより
世界で活躍する同門が一堂に集い、
メモリアルコンサートが行われました。
そこで生まれたのが、
サイトウ・キネン・オーケストラ。
それが母体となり、
小澤征爾総監督のもと、
オーケストラとオペラを2本の柱とする音楽祭、
サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)が
1992年9月に始まったそうです。
そして、23回目となる2014年は、
齋藤秀雄氏没後40年、
サイトウ・キネン・オーケストラ30周年の
記念すべき年となるのだそうです。
  (出典:サイトウ・キネン・フェスティバル松本公式ページ)

サイトウ・キネン・フェスティバル松本のことは知らなくても、
小澤征爾という日本を代表する世界的指揮者のひとりの
名まえは、わかる方も多いと思います。
その小澤征爾氏が、
2006年ごろから様々な病気で体調を崩すことが多くなり、
ステージや音楽監督を辞退することが増えていましたが、
2010年に食道がんが見つかり、
食道を全摘出するなど
今日まで体調と体力の回復に
つとめなけばならないような
日々が続いています。

その為、チャンスがあれば小澤征爾指揮の
オーケストラを聞いておきたいと思い、
運よく取れたチケットを手に、
松本まで駆けつけたというわけです(^-^)
あ、とは言え
決してクラシック大好き人間というわけでは、
ありませんし、
クラシックのことバリバリに詳しい
というわけでもありません・・・(^^;)

昨晩の演目は、
◯モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調 K361 (370a) 《グラン・パルティータ》
◯ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
というもの。

クラシックに精通しているわけでない
私には、モーツァルトの曲という
くくりでしかなく、
管楽器だけが沢山登場する最初の演目は、
その演奏の素晴らしさはわかっても
演目の楽しさまでは、
正直のところ良くわかりませんでした(^^;)

しかし、小澤さんが指揮台に登場した
後半の演目は、
5つの楽章からなるもので、
たぶん第4楽章は、
クラシック名曲100選のようなものにも
登場する曲なので、
「この曲知ってる(^^)/」とか
「この曲聞いたことがある!」
という人も多かったのではないかと
私も含めて勝手に思いました。

クラシックは敷居が高いと
敬遠されがちですが、
昨晩の演奏は、
久しぶりにオーケストラの演奏を聞いて
“感動”を覚える素晴らしいものでした。

小澤さんは体調が万全ではないので、
指揮台には、腰かけて指揮できる椅子が置かれていて
そこに座りながら振っていましたが、
本人も高揚してくると
思わず立ち上がって振るときが何度もありました。
5つある楽章の途中2度ほど、
指揮台の横の椅子に小休止しに移動して、
ぺットボトルのお水を飲むとういう
シーンもありました。

また、印象的だったのが、
たぶん小澤さんの指揮で演奏することが
喜びでたまらないと思っている
演奏家たちで構成されているオケのメンバーが、
演奏が始まる前、
小澤さんを本当に温かかく見守るように見つめ、
さあ、あなたの手が振られるのを
いつでも待っていますよ!
という空気をステージに感じたことでした。

最終楽章のエンディングが近づくころは、
本当に、広いステージの上が、
指揮者を中心に“躍動”しているような
不思議なエネルギーと
音の波であふれ、
それが、会場全体をつつんでいるような
そんな感じでした!

アンコールはありませんでしたが、
拍手は25分近く鳴りやまず、
全団員が3度もカーテンコールに登場して、
お客様からの喝采を受けていました。

1度目のカーテンコールの際、
管楽器のメンバーが突然、
Happy Birthdayのメロディを数小節だけ弾き、
9月1日に79歳になられた小澤さんのお誕生日を
祝うというサプライズなシーンも
ありました。

音楽の色々な形の
素晴らしい瞬間に
立ち会えた
そして、客席からステージを感じることで
自らがステージに立っているときの
“色々なこと”に想いを馳せる
そんな松本の夜でした。

小澤征爾さんの体調の回復と、
益々の素晴らしい演奏活動を
お祈りしたく思います♪

写真は、カーテンコールの際のもので、
最前列左から7人目の
ロマンスグレーの方が、
小澤征爾さんです♪
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