28日~30日、
新幹線は、残念なことに29日から全線開通予定。
飛行機の花巻便も満席で取れず、
結局、またまた走行距離1000キロを超える、
強行軍な車での慰問コンサートに行ってきます。
要請を受けて今度伺う先は、
まず盛岡の繋温泉の宿に避難している方々のところに。
そして、2日目は、盛岡から車で3時間ほどかかる(らしい)山田町の小学校2か所での
コンサートです。
被災地慰問コンサートについては、
いろいろな考え方があるようだけど、
気にしていたら、
何もできなくなってしまうかもしれない。
たとえ一人でも楽しみに待っていて下さる方がいるのなら・・・
と、綾乃さんは、日頃のコンサートと何一つ変わらずに
今ひたむきに準備を進めているようだ。
何がそこまで綾乃さんを駆り立てるのか・・・。
たぶん、綾乃さんが
歌い手の世界に入る決断につながった
島根県隠岐の島の高齢者施設でのコンサートの時と
同じものを感じているからなのだろう。
たった二人の終末医療を受けていた高齢者の為に
親友と機材を持参で向かった人口400名足らずの島に着くと、
待ってましたよとたくさんの人が出迎えてくれた
いい意味で期待を裏切る島をあげてのコンサートとなった日のことを、
彼女は一生忘れないと心に誓っているからなのかもしれない・・・。
どんなに想いを巡らせて準備を重ねて現地に臨んでも、
被災者の方々そのものの気持ちは、決して同じようには理解ができないし、
正直なところよくわからないからこそ、
日頃のコンサート以上に、難しいと本音とともに不安も少し・・・。
今の時期、被災者の人にとって、本当に必要なものは、
もっと別なものなのかもしれない・・・と綾乃さんの自問自答は続く。
それでも、
何もできなかったかもしれないと
心打ちひしがれたとしても、
地元の人たちのつらい時期の心のアルバムの小さな一枚の写真になれば、
それでいいのかもしれない。
その写真の色がたとえすぐに色あせてしまっても、
それでも、今できることを
とにかく頑張ってやってみようと決めた綾乃さんは、
地元の人たちと一緒に歌える民謡を、
出発直前の今、練習している。
耳には聞こえない声援や、
直接触れるわけではない「行ってらっしゃい!」とポンッと
背中を押してくれている手を
心の糧に、ぼくも、
綾乃さんと一緒に、2度目の被災地へ行ってきます。
新幹線は、残念なことに29日から全線開通予定。
飛行機の花巻便も満席で取れず、
結局、またまた走行距離1000キロを超える、
強行軍な車での慰問コンサートに行ってきます。
要請を受けて今度伺う先は、
まず盛岡の繋温泉の宿に避難している方々のところに。
そして、2日目は、盛岡から車で3時間ほどかかる(らしい)山田町の小学校2か所での
コンサートです。
被災地慰問コンサートについては、
いろいろな考え方があるようだけど、
気にしていたら、
何もできなくなってしまうかもしれない。
たとえ一人でも楽しみに待っていて下さる方がいるのなら・・・
と、綾乃さんは、日頃のコンサートと何一つ変わらずに
今ひたむきに準備を進めているようだ。
何がそこまで綾乃さんを駆り立てるのか・・・。
たぶん、綾乃さんが
歌い手の世界に入る決断につながった
島根県隠岐の島の高齢者施設でのコンサートの時と
同じものを感じているからなのだろう。
たった二人の終末医療を受けていた高齢者の為に
親友と機材を持参で向かった人口400名足らずの島に着くと、
待ってましたよとたくさんの人が出迎えてくれた
いい意味で期待を裏切る島をあげてのコンサートとなった日のことを、
彼女は一生忘れないと心に誓っているからなのかもしれない・・・。
どんなに想いを巡らせて準備を重ねて現地に臨んでも、
被災者の方々そのものの気持ちは、決して同じようには理解ができないし、
正直なところよくわからないからこそ、
日頃のコンサート以上に、難しいと本音とともに不安も少し・・・。
今の時期、被災者の人にとって、本当に必要なものは、
もっと別なものなのかもしれない・・・と綾乃さんの自問自答は続く。
それでも、
何もできなかったかもしれないと
心打ちひしがれたとしても、
地元の人たちのつらい時期の心のアルバムの小さな一枚の写真になれば、
それでいいのかもしれない。
その写真の色がたとえすぐに色あせてしまっても、
それでも、今できることを
とにかく頑張ってやってみようと決めた綾乃さんは、
地元の人たちと一緒に歌える民謡を、
出発直前の今、練習している。
耳には聞こえない声援や、
直接触れるわけではない「行ってらっしゃい!」とポンッと
背中を押してくれている手を
心の糧に、ぼくも、
綾乃さんと一緒に、2度目の被災地へ行ってきます。