ここLOHASの森では、
数日梅雨の走りのような雨が緑を潤すように
降っている。
散歩の途中、
池から這い出してきたくんに出くわした。
今年も、道端で引かれる仲間が続出する季節になった・・・
と彼は、一言つぶやいて、
足早にの目の前を通り過ぎていった。
森の一角にある
トリアノンMUSEの掲示板に出かけたところ、
掲示板の情報を見ていた綾乃さんと出くわした。
そして、掲示されてた個展情報を見ながら、
こんな話になった。
個展がまもなく開催される二人の芸術家の名前は、
京都在住の画家:吉田伊佐 氏 と
女流写真家:米 美知子 さん だ。
いずれも、綾乃さんとはこれまでに袖刷りあった関係とのこと。
綾乃さんが言うには、
先日読んだ『納棺夫日記』(映画「おくりびと」の原作本)の中に、
親鸞の“不可思議光”というものが登場してくるのだそうだが、
その“不可思議光”に似た輝きを含んだ作品を
生み出している芸術家という意味で、
この吉田氏と米(よね)さんは、共通したものを感じるのだそうだ。
「納棺夫日記」の中のくだりを
引用するならば、
その〈ひかり〉に出合うと不思議な現象が起きるのだそうだ。
まず、生への執着がなくなり、
同時に死への恐怖もなくなり、
安らかな清らかな気持ちになり、
すべてを許す心になり、
あらゆるものへの感謝の気持ちが
あふれ出る状態になるのだとか・・・。
浄土真宗の他力本願の本質についても触れられている
とのことだが、
綾乃さんは、
そういう難しい理屈はさておいても、
吉田伊佐氏の自然を愛で、いとおしむような洞察が
その絵に「彼独自の光の描写」として現れていると。
そして、米美知子さんの写真にも、
光なくしては捉えることのできない
【写真】という表現の中にあって、
そのワンショットの中に、
こよなく光が生み出す自然の美しさを
待ち焦がれて大事に捉えた「優しさ」と「きらめき」を
感じるのだそうだ。
綾乃さんと同じように、
作品を通じて表現するものという立場にあって、
日々、深化発展する二人の今年の個展がとても楽しみだと
話してくれた。
お時間あれば、
是非皆さんも会場へ出かけてみては・・・
詳細は、以下に。
★吉田伊佐 油絵展
2009年6月11日~17日
池袋東武百貨店6階 一番地
「美術画廊」にて
入場無料
*最終日は、16時半閉場。
吉田伊佐氏ホームページ
http://www.eonet.ne.jp/~arias/isa-yoshida/
★米美知子 写真展
2009年6月5日~11日
東京フジフィルムスクエア2階
(東京ミッドタウン 内)
10:00~19:00
*最終日は、14:00まで。
ほか、札幌、仙台、大阪、福岡、名古屋にても
順次開催決定。
米美知子さんホームページ
http://homepage3.nifty.com/Y-One~Photo/index.htm
数日梅雨の走りのような雨が緑を潤すように
降っている。
散歩の途中、
池から這い出してきたくんに出くわした。
今年も、道端で引かれる仲間が続出する季節になった・・・
と彼は、一言つぶやいて、
足早にの目の前を通り過ぎていった。
森の一角にある
トリアノンMUSEの掲示板に出かけたところ、
掲示板の情報を見ていた綾乃さんと出くわした。
そして、掲示されてた個展情報を見ながら、
こんな話になった。
個展がまもなく開催される二人の芸術家の名前は、
京都在住の画家:吉田伊佐 氏 と
女流写真家:米 美知子 さん だ。
いずれも、綾乃さんとはこれまでに袖刷りあった関係とのこと。
綾乃さんが言うには、
先日読んだ『納棺夫日記』(映画「おくりびと」の原作本)の中に、
親鸞の“不可思議光”というものが登場してくるのだそうだが、
その“不可思議光”に似た輝きを含んだ作品を
生み出している芸術家という意味で、
この吉田氏と米(よね)さんは、共通したものを感じるのだそうだ。
「納棺夫日記」の中のくだりを
引用するならば、
その〈ひかり〉に出合うと不思議な現象が起きるのだそうだ。
まず、生への執着がなくなり、
同時に死への恐怖もなくなり、
安らかな清らかな気持ちになり、
すべてを許す心になり、
あらゆるものへの感謝の気持ちが
あふれ出る状態になるのだとか・・・。
浄土真宗の他力本願の本質についても触れられている
とのことだが、
綾乃さんは、
そういう難しい理屈はさておいても、
吉田伊佐氏の自然を愛で、いとおしむような洞察が
その絵に「彼独自の光の描写」として現れていると。
そして、米美知子さんの写真にも、
光なくしては捉えることのできない
【写真】という表現の中にあって、
そのワンショットの中に、
こよなく光が生み出す自然の美しさを
待ち焦がれて大事に捉えた「優しさ」と「きらめき」を
感じるのだそうだ。
綾乃さんと同じように、
作品を通じて表現するものという立場にあって、
日々、深化発展する二人の今年の個展がとても楽しみだと
話してくれた。
お時間あれば、
是非皆さんも会場へ出かけてみては・・・
詳細は、以下に。
★吉田伊佐 油絵展
2009年6月11日~17日
池袋東武百貨店6階 一番地
「美術画廊」にて
入場無料
*最終日は、16時半閉場。
吉田伊佐氏ホームページ
http://www.eonet.ne.jp/~arias/isa-yoshida/
★米美知子 写真展
2009年6月5日~11日
東京フジフィルムスクエア2階
(東京ミッドタウン 内)
10:00~19:00
*最終日は、14:00まで。
ほか、札幌、仙台、大阪、福岡、名古屋にても
順次開催決定。
米美知子さんホームページ
http://homepage3.nifty.com/Y-One~Photo/index.htm