各駅停車で

日々の出来事を綴っていきます。
ちょっとピンボケもありかな?

講演会

2019-07-27 | Weblog
台風6号の影響が出るのではないかと思っていましたが、風は強かったですが、雨は降らずにいました。今日は、母校の高校野球の準決勝戦で、夕方、応援に行った友人から、勝った連絡が入りました。明日が、決勝戦で、何人かがまた応援に行くことになっています。勝って、神奈川代表になってくれることを祈るばかりです。

今日は、午後からオープンカレッジの特別講座が開催され、大学に行ってきました。年に2回、講演会が開催されていて、今回は、学内の教授が、講演をしています。会場は、500人が入れる大講堂で、300人ぐらいの聴衆が講演を聞きにきていました。「中世の富裕層ー民衆のみた長者のすがたー」と題して、平治の乱で敗れた源義朝が、家人長田庄司忠致に助けを求めるが、長田は義朝を殺し、自分の欲望をかなえようとする。ところが後に、義朝の子頼朝によって残酷な報復を受けて滅ぶことになる。この長田は、遠隔地を行き来して交易をし、富をつんだ長者であったということから、話が始まりました。

特徴的なことは、栄えた後に残酷な滅び方をすること、また、残酷な滅亡が庶民から同情されない点も特徴的であるとのことでした。長者と呼ばれた人は、強欲であり冷徹であったといわれる。普通の歴史の中ではあまり取り上げられない、題材かなと思いながら、講演を聴いていました。長者というのをどう捉えてよいのか、よくわからない部分もありましたが、興味深い講演でした。