小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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10月23日 地震直前の行動

2005年07月29日 12時46分36秒 | 新潟県中越大震災・地震
その日は子供たちが家で退屈そうにしてたので、子供の友達のきょうだい3人を連れて川口の「キャンパス川口」という広場に連れて行きました。
大人は私ひとりで 小学生3人 保育園児3人。
いつも忙しくて空なんて見上げることはなかったのに、その日はベンチに寝転がって空を見上げたのを覚えています。おかしな雲などないきれいな空でした。
子供たちは滑り台や遊具で存分に遊んで、途中「あぐりの里」という「道の駅」によりました。(のちに避難所になったところ)
16時半ごろだったでしょうか。
今日は連れて行ったお友達【美香ちゃん】のお誕生日。
暗くなってきたしおうちでお誕生日会もあるだろうからってことで17時すぎには家に帰ってたほうがいいと判断し越後川口インター → 塩殿経由で家路を急ぎました。

17時すぎに家に着き、我が家は親子丼を作りました。
できあがったころに夫の両親から電話があり
「福島に旅行していて今小千谷の近くまできてる。お土産を置いていくから玄関の前に出てきてほしい」 といわれました。
それが17時40分とかそれくらいだったと思います。

義父はお土産を渡してくれてすぐに帰りました。
その10分後くらいに入れ違うように夫が帰ってきました。
この日はほんとにたまたま早く帰ってきました。
(普段だったら18時半くらいに帰ってきます。)
17時50分ごろのことでした。

もう親子丼を食べるだけでした。
夫はスラックスを脱ぎ、トイレに行って手洗いをしていたとき
そして私と子供たちはオークションでおとしたスニーカーに紐をとおしていたそのときに17時56分の地震がきました。

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