小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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寒い冬と温かい気持ち

2006年01月24日 20時31分52秒 | 小千谷(新潟)
スーパーで買い物をしていてふと目にとまるのが
バレンタイン・・
ではなくて
「ふきのとう」や「たらの芽」や「こごみ」がショーケースに並ぶようになったこと!

小千谷は冬まっただなかだけど「春までもうちょっと頑張ろうね」とエールを送られているような気になりうれしくなりました。

朝、もひとつうれしいことが。

西中から上ノ山に向かうまでの道路沿いの家庭は雪の捨て場がなく、各家庭が道に雪を投げ出すのでガタガタになるしとても狭くなるんです。
雪下ろしなんてしちゃったもんなら道路の上に雪の山。
狭いところでは一車線くらいの幅になってしまうんだけど、みんなが道を譲り合って通ってるのがとても気持ちよくて。
今日も手前でずっと待ってたら向こうの車がパッシングしてくれて道を譲ってくれたのが些細なことだけどとてもうれしかったのです。
朝のラッシュでみんなとっても忙しいのに。

そして雪壁だらけの小千谷の町の中ではこういう光景はよくあることです。
誰も我先に行こうなんて思わずに譲り合って、車同士挨拶を交わしながら暮らしています。

そういえば、男性は運転中に対向車に御礼をするとき「いよっ!」って手を挙げるよね。
女性ならにっこり笑って深々とおじぎをするのが一般的なんだろうけどw
あたし、ほんとは「いよっ!(*^-^)ゞ」ってやってみたいんだよねーw