月曜日から金曜日まで、ワタミの宅食を利用するようになって、大分経つ。利用するようになった動機は、食事作りや食事介助、トイレ介助、歯磨き介助等で、夕方の一連の仕事が終わると、もうへとへとの状態だった。そこへもってきて、やれ味が薄いとか濃いとか言われると、もう腹が立つことも多くなってきた。せめて人が作ったものならば、味付けへの不満等を妻が口にしても、他人事と受け流し、平静さを保っていられるのではないかと考えたのがワタミの宅食導入の動機だった。
そうは言っても、最初に注文した「手鞠」(一食500円程度)では何かおかずが足りないような気がして、別采を添えていた。これじゃ、あまり手抜きにはつながらないと考え、一ランク上の「おかず」(一食600円程度)に変えた。まあまあ、おかずの種類も、量も増え、単純に考えて、食事のおかずとしてはほぼ十分な内容だと思った。ただ、これだけでは手抜きしているようなので、もう一品付け加え、冷ややっこや納豆を加えることにしている。ただし、妻が好き嫌いが多く、手を付けないおかずもあるので、不足する分を何とかしようと、味噌汁の具を多めにすることにしている。また、あまりおかずが多すぎると、今度は、ご飯を食べなくなってしまうので、多すぎるのは逆子言うかなような気がしている。
午後7時から食事を始めて、食事が終わるのは午後8時近くなってしまう。だから、なるべく早めに終わらそうと、一回に口に運ぶご飯の量を少し増やし、ご飯を完食させるようにした。ご飯がなくなれば、食べたという感じを抱くようで、「もう、良いよ」という。食事介助をしているため、自分の食事は、どうしても中途半端になり、妻が終わってから一気に腹の中に詰め込む感じだ。一時間近く経過してしまうと、味噌汁は冷たくなり、おかずも冷えてしまう。まあ、それでも、味を考えずに腹に詰め込む。これは、単身赴任時代に、ずっとやっていたことだから、それほど苦にもならない。食べるのも仕事の一つ、ノルマをこなして終わるという感じかな?
台所に立って、作業をしている時間が減った分、体への負担は、大分減ったように思う。これが、ワタミの宅食の効果というものなのかも知れない。でも、そろそろ同じメニューが繰り返されて少し飽きて来ているのが現状かな?そろそろ他の業者に当たってみても良いかと思い始めているところです。