花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察 チョウ目編 蝶の仲間のみ アゲハチョウ科、タテハチョウ科、他。

2022-07-25 | 昆虫
日中でも蝉の声が煩い位に鳴いていて昆虫観察のテンションもあがってきます。
今回はチョウ目編ですが、蛾の仲間も入れると少し多くなりましたので、
割愛して次の機会回しとします。

オナガアゲハ
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 大きさ(前翅長) 47-68mm 時期:4-9月
黒くて、クロアゲハによく似るが、はねがやや細長いアゲハチョウ。尾状突起が少し内側に湾曲している。

アゲハチョウ
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 35-60mm  3-11月
もっともなじみ深いチョウのひとつ。 はねのデザインはとても美しい。


モンキチョウ
シロチョウ科モンキチョウ亜科 22-33mm 3-11月
原っぱ、公園、河原など開けた環境に広く生息する黄色いチョウ。
メスには、白っぽいタイプもいる。大きさはモンシロチョウとほぼ同じ。

ルリタテハ
タテハチョウ科タテハチョウ亜科  25-44mm 3-4月、6-11月
紺色地にルリ色のラインが特徴的なタテハチョウ。

コミスジ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 22-30mm  4-10月
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。


アカボシゴマダラ
タテハチョウ科コムラサキ亜科 40-53mm  4‐10月
黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。

イシガケチョウ(イシガキチョウ)
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 26-36mm 3‐11月
白地に、黒色の細かい筋模様が複雑に走る翅を持ったタテハチョウの仲間。前翅が尖り、後翅には尾状突起がある。尾状突起の下部と前翅前縁基部はオレンジ色。
*5月に多摩動物公園昆虫館で撮ったものですが、投稿機会を逃していましたので、
ここで、頭が上になる様に上下逆さまにしてアップしておきます。

ヒメウラナミジャノメ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 18-24mm 4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。

クロヒカゲ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 23-33mm 5‐9月
雑木林の内部や山道沿いで見られる黒っぽい地味なチョウ。
はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。
チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていること も多い。 

ヤマトシジミ
シジミチョウ科シジミチョウ亜科 9-16mm 3-11月
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。 
翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。
                 右:表面水色となっているが♀で黒っぽいのもいます。

オオチャバネセセリ
セセリチョウ科セセリチョウ亜科  16-21mm  6-10月
茶色いセセリチョウ。イチモンジセセリに似るが、後ばねの白紋が一直線でなく
少しガタガタしていることで見分けられる。

暑い日が続くと、体力、気力が落ちて何もしたくなくなりますが、
家の周りの十数mを行ったり来たりして、昆虫観察をしています。
地味な虫ばかりですが、それでも花と違い向こうから来てくれますので、
それを楽しみにしています。
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