外出自粛が出ていますが、三密(密閉、密集、密接)に気を付ければ、近所の散歩も許されるでしょう。
近場の草で、普段は雑草の目に留めないようなものにも挑戦してみます。
▼ヤブニンジン(藪人参)
セリ科ヤブニンジン属、多年草、花期:4月~5月、
枝先から複散形花序をだし、白色の小さな花をまばらにつける。花径約2.5mm 。
花柄は細長く、少総苞片はそり返る。花には両性花と花柱が退化した雄花とがある。
小花序の外側に5個の両性花、両性花には2個の花柱と5個の雄しべ、中心部は雄花 。
▼ヤエムグラ(八重葎)
アカネ科ヤエムグラ属、1~越年草、花期:5月~6月、
茎に下向きの刺がある、葉は線形で長さ1~2cm、6~8枚輪生し、
葉の腋に1mm程の黄緑色で4花弁の花を付ける。
果実は2mm程の球形でカギ形の毛があり、衣服などに付着する。
▼ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1~2年草、花期:3月~12月、畑などに見られる普通の雑草。
花は上部の葉腋につき、花柄は花時0.5〜1mm、果時2〜3mm。
花冠は淡青紫色で径2〜3mmで5裂し、喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭。
▼キュウリグサ(胡瓜草) 別名:タビラコ
ムラサキ科キュウリグサ属、2年草、花期:3月~5月、
茎の先にサソリ形花序をだし、直径約2mmの淡青紫色の花を次々に開く。
和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。
花はハナバイナと非常ににて小さいですが、花の付き方と中央部りん片が黄色とブルーの違いが多きい。
▼ヴェロニカアルベンシティ(タチホシノヒトミ) 別名:タチイヌノフグリ
オオバコ科クワガタソウ属 、越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~6月、
上部の葉腋に青色の小さな花を1個つける。花は直径4mm。
花柄はほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く。萼には腺毛と短毛がある。
▼オオカワヂシャ(大川萵苣 )
オオバコ科クワガタソウ属、多年草、欧州~アジアにかけての原産 花期:春~夏、
葉腋に穂状の花序を出し、直径5mmほどの淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。
湿地に咲く帰化植物の花のようで、橋の上から覗いていたら群生して、
ホシノヒトミに似た小さい花が見えたので、取りあえず撮った。
▼ギシギシ(羊蹄 ) 別名:シニネ、ウシグサ
タデ科ギシギシ属、多年草、花期:6月~8月、道端や田畑の畔で見る雑草 。
タデ科の花は小さいので、このように花を撮ったのは初めてかも。
花は狭い円錐花序に多数つく 。
茎と茎をすりあわせると、ギシギシ鳴ることから「ギシギシ」の名に。
似た花にツイバがあるが、葉の付く形が葉がハートを細くした形で茎に回り込むので見分ける。
外出自粛のお陰?で、家の近くで雑草も細かく見るようになりました。
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集めましたね!
ちいさな妖精たち♪
普通、ヒトが気づかないのがまたいいですよね。
オオカワヂシャは記憶にないです。
逢いたいなぁ。
ちょっとくっ付いてくるあれですね。
百人一首に詠われてる
〽やえむぐら~かと思いきや、
一般のむぐら(雑草)のことを指していることが分かりました。
またひとつこちらでお勉強させて頂くことが出来ました。
ありがとうございます。
小さな妖精撮るのは苦手です、少しでもショカさんのように美しく撮ってみたいのですが、
兎に角、春の風と言うよりは、台風モドキ?の風に悩まされていました。
オオカワジシャは、私も初めて撮りました。
最初はホシノヒトミくらいに思いましたが、花の付きが違うので、調べてみました、特定外来生物に指定されたカワヂシャとの雑種のようです。
カワヂシャも知らなかったのですが、花の色がブルーが濃いのと、葉の鋸歯からオオカワヂシャとしました。
ヤエムグラは確かにあちこちにはびこっていますが、
これの1mmの花を撮るとは思っていませんでした。
外出自粛の為、近所で苦しまぎれに撮ってしまった。
あまりキレイに撮れてませんが参考までにと言うことです。
コメント有難うございます。